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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
9月
257/365

257 エロと月と団子

 こんにちは。


 人が発情する受動的なタイミングって、体調や周期による体内バランス以外、月の満ち欠けとか関係なんでしょうか?調べてないけど。

 ここ数日、すっごいエロ小説が読まれていたのですが、今日あたりから落ち着き始めました。周期的になんでみんな読みに来るんだろう?と思う期間と、からっきし読まれない期間があって不思議なんですよねぇ。

 一人が何回も来ているのか?とはじめは思ったのだけれど、同じ人が何回来てもカウンターが回るのは一日一回だそうでして。

 よくよく考えると、満月の前後。特に後の数日が多いように思うのです。

 エロを何本も書いている方とか、私より傾向が分からないのかなぁ。誰か集計をとって……いないまでも、なんとなくそんな流れを感じていないだろうか。

 もしそうだとすると、エロい題材の小説や漫画は満月のあたりに公開すれば、色んな人の目に届けることができるかもしれないという事ですよね~。


 って私はこの先、エロを書いて行こうと思っていないので、わかったところで利用の方法が無いのですが。


 今年の十五夜は、お月さまは見られなかったなぁ。本気で探したら、時間によっては見られたのかもしれないですが、そこまで探していなかったし。前日は窓からぽっかりと明るい月が見えていたのですが。

 

 私のタイムラインで月見団子の形について、色々と話している方々いて。西と東?関東と関西?関西と言うか京都や大阪でしょうか。形が違うという話。

 関西は里芋をかたどった楕円の片方を細くしたような形の団子に餡子を帯状に巻きます。関東は満月に見立てた真ん丸なお団子を積み上げます。

 確かに里芋型の月見団子は知っているし、売っているし、食べたことも有るし。そして大学では食を勉強していたので習ったし。でも、私は真ん丸の完投型の月見団子に馴染がある。

 子供の頃に母親と白玉粉を捏ねて茹でてもらって。子供が関われる料理としては、丸いお団子を作る作業がやりやすいですよね。食が細すぎた私に食べさせるためにも、そういう事をしてくれていたんだろうと思うのだけれど、……作ったからなじみがあるというのも一つ。でもそれより大きな理由は、テレビで見るアニメに出て来る月見団子が真ん丸だったから。その形の月見団子に憧れていたというのが大きいと思うのです。

 海産物の名前の国民的一家のアニメでも絶対真ん丸だし、清水が舞台の本名と全く違うあだ名で呼ばれている女の子のアニメも、世界の子供に春日部という都市名を広めたアニメでも、日本昔話でもなんでもそう。子供の頃は、どら焼きやラザニアが食べたかったり、アニメで登場人物が食べている同じものを食べたい!と憧れが生まれるわけで。

 でもまだ、あの団子を三方さんぽうにうずたかく乗せた事はない。まず三方が家にない。まぁ実家は農家では無いので、縁側に団子を置いて動物が食べにくる……とか、そういう事もしないし、お供えする場所がないから三方に乗せる必要が無いのだけれど。

 白玉を茹でたらザルに上げて、そこから器へよそって食べる。なんか風情が無いなぁ……。これもまたれっきとした行事食ですが……行事食の意味は薄れていますよね……。


 とここまで書いておいて、今年はお団子は作りませんでした。作っても食べきれないからなぁ。おいしく食べられる期限って一日くらいだしなぁ。残っても焼いて醤油や味噌で味付けすればいいのでしょうが……

 

 そうか。こうやって行事食だから、季節を感じる為の食事だからと、わざわざ時間を割いて作ったり用意する事が、贅沢や生活の余裕や季節の節目で脳をリセットする行為なのかもしれませんね。丁寧に生活する・生きるって、そう言う事なんだろうなぁ。

 農耕民族だった祖先は、農業とかかわりがあって出来た節目だろうけれど、現代人にも大切な節目なのかもしないですね。一年中ほぼ同じ気温の部屋で暮らす事もできるくらいだし、意識的に自分でリセットして行かないと、何も変わらない日々が過ぎるだけになってしまう。


 来年はちゃんと月見団子を作ろう。

 エロの話からかなり話が変わってしまったな、今回。


 

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