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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
7月
210/365

210 動物との遊び方

 こんにちは。


 弟はもう食欲も私よりあり、何事も無いような状態みたいですが、とりあえずは隔離状態続行中……ではありますが、手の消毒もしない状態でトイレに行ったりしているしなぁ……どこまで、自覚しているのか。はぁ。

 しかし家族の中で発熱も今日まで起こっていません。明日が一番の山場かなぁと思ったりしています。


 あーーー、糸を買いに行きたい。



 ところで、私は鳥が好きなので鳥を飼っている方の動画などを見かけたついでに眺めてしまったりするのですが(自分から探しては見には行かない)どの子もかわいくて。鳥は正義です。大きな鳥も小鳥も本当にかわいい。

 でも動画を見ていると、コミュニケーションでイジワルをする場面をよく見るなぁと思って。体に乗りたい事が分かっているに、握手だけで終わらせて可愛いリアクションを見てしまうとか、他愛もないイジワルです。どの方も愛鳥家ですから、ガチイジワルはもちろんやっていないですけれど。


 そのイジワルをしてしまう気持ちも分からなくもないけれど、私はそれが出来ないなぁ~と思う。というか、絶対にしない。私のタイプは、やって欲しい事を本人よりも早くに察知して準備をしてしまう過保護飼い主なので……

 これは性格なんでしょうね……。そう思うと、対人間にあっては過干渉にならないようにしなければいけないなぁと思ったり。これも他の方のペットとの遊び方を見ないと気が付かなかったなぁ。

 

 うちにいるインコとは、お互いにどんなことをしてしまっても嫌われない自信があるというか。

 私は翼の内側に指を入れたりどこを触っても嫌がられないし、お薬を飲ませても嫌われることは無いだろうと思っている。

 向こうは向こうで、私の事を信じ切っているし、やりたい事を全て叶えてくれる人だと思っている。どんなわがままを言っても、噛んでしまってしまったとしても嫌われることは無いと思ってる(と思っている)。多分、洋服の中で居座っても、噛んでも、糞をしてしまっても嫌われることは無いと思っているとだろうけれど、実際は服から取り出しても怒らないし、本気で噛まないし、糞は洋服の中から出てきてする。


 放鳥していても、ご飯を食べた後すぐに寝転んだ状態の私にヨシヨシして欲しいという事が分かっているから、食べ終わるのを寝転んで待っていると、準備していた手のひらにヨイショと乗って来て、もう片方の手がかぶさる事を疑わずに目を閉じる。そして数回に一回は飲み物が飲みたくなる事を知っているから、座った状態で飲み物をもってスタンバイしていると、水を飲みにやって来る。

 それが一連終わると、次は洋服の中に入って鎖骨のあたりでうずくまって寝る。ギョーリギョーリと歯ぎしり(嘴をこすり合わせる音)しながらご機嫌で、私に服の上からトントンとしてもらって寝る。


 それを全部、察知していいタイミングで行う(笑)

 そんな生活を続けているから、私からイジワルを受けるなんて、ひとっつも思っていない。だから裏切れない……


 信頼関係があるからこそできる「ちょっとしてイジワル」は、普段見られない表情とかリアクションが返って来るから楽しいんだろうなぁ~、いいなぁ~と思いながら動画を見るけれど、可哀想だから早く望むとおりにしてあげて~!とソワソワヒヤヒヤしてしまう。

 これも性格。だから私は一生出来ないんだろうなぁ。家族がインコが遊びたがっている紙とかオモチャを、すんでの所で引っ込めたりしていたら、可哀想だからそんなことしないであげてっ、と言ってしまうしなぁ。

 あー、ほんとこれは性格だなぁ。この辺りが、物語を書いていてもキャラクターをどん底の状態に陥れられない所以なんだろうな……。私は(作家的)Sには絶対なれないんだなぁ。はぁ。




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