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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
7月
195/365

195 昔に見た本の疑問

 こんにちは。


 ここ数日、作業中にYouTubeで「ゆっくり系」の動画を見ています。聞いていると言った方が良いかもしれないけれど。

 これ系の動画を見るのは今回が初めてで、内容はオーパーツとか古代文明のアレコレとか、そういう不思議とか謎とかの紹介・解説のものです。この、二人の女の子が会話をするスタイルで進む「ゆっくり系」?を初めて見まして。そもそも動画よりも物語を見る方なので。ちょっと前に権利の問題で話題に上がったので、どういうものか知らないので覗いてみたのですが……


 まず気が付いたことは。何て言うか……同じような内容を扱っていて、同じ登場人物が話を進めるスタイルなのに、アカウントによって面白さが全く違う!


 面白いアカウントさんは、編集や構成が上手いのは当たり前なのだけど、会話が上手。音声ソフトで語られる女の子二人の会話が本当に上手で、物語を書くのもきっとうまいんだろうな。

 どうせ合いの手だけだから省いても良いか、と言うような所にもちゃんと合いの手や、ちょっとした感想を挟んでいて、それが音声ソフトの声なのに生き生きと感じる。

 見ている側が疑問に思う事や、それは出来すぎでしょ、というようなツッコミも上手に解消してくれるし、人を引き付けるのは「見せ方・聞かせ方・心地いいテンポ・少しのストレスと解消」なんだなぁと。

 そして色んな考え方の人に対するフォローが行き届いていて、傷つけてしまうかもしれない人を最小限にしようとする優しさがあって、見ていて安心できるというか。

 上手なアカウントでは進行しているキャラクター二人が好きになってしまうし、下手なアカウントでは何も感情が沸かない。


 同じテイストでやっている別アカウントが無かったら気が付かなかった位ごく自然で、テクニックなんか使っていませんよ~、とさりげなく全編に神経が行き届いているから、そこがすごいし、またそういう事に気が付けて良かった。


 今日、たまたま見ていた動画の中で小学校の頃、初めて図書室で読んだ本の中に書いてあった謎が取り上げられていて、何十年ぶりに分かってよかった~となりました。

 その本は、私が初めて読んだ「硬い表紙の文字ばっかりの分厚い本」だったかもしれない。世界中で起こった不思議な現象が書かれた内容で、挿絵はあるんだけど、ほとんど文字ばっかり。どうしても図書室を利用しないといけない週間とか、そういう授業だったから図書室を利用したんだと思う。

 子供心に怖かったなぁ。まず図書室がちょっと埃臭い様な古い紙の匂いがして、それが非日常的で。読みたい本も無かったけれど……確か男子たちがその本を見ながらワイワイ騒いでいてうるさくしたので、叱られて本を戻して出て行った後に、そんなに面白い本なのか?と手にしたんだ。多分。

 そこに書かれていたのはバミューダトライアングルとかピラミッドとか幽霊船とか、そういうのももちろん載っていたけれど、一番私の記憶に残っているのが、生肉が晴れた空から降ってきたという事件。場所もケンタッキー州ということも覚えていた。

 塊では無くてスライスしたような生肉だったと書いてあったので、焼き肉用の肉みたいなのが降ってきたのだろうか……と想像していたのです。でも最後まで読んでも、宇宙人が関係しているのか?とか、考察も雑で納得のいく終わり方をしておらず、大人になっても度々思い出しては、あれは子供向けの本だったから創作物だったんだろうか、と思ったり。


 そして今日見た動画で全く同じ事件と思われる内容が語られ、納得のいく考察も紹介されていたので、まず、あれは本当にことだったんだ!とそこが嬉しかった。

 考察はハゲワシが食べた物を何かの理由で飛びながら吐き戻していたという内容でしたが、まぁ納得しました。宇宙人がばら撒いた肉よりもそっちの方が信ぴょう性がある(笑)


 こんなに年月を経て、世間から注目を浴びない様な小さな疑問が解決する事ってあるんですね~

 スッキリしました。




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