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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
1月
19/365

19 推しショコラティエ

 こんにちは。


 今日、チョコレートを買いに行ってきました。

 まぁアレですね、自分で食べる用のやつです(笑)


 チョコ好きで有名な、昔クイズ番組を司会されていた女性タレントの方……の足下にはまったく及びませんが、おいしいチョコが手放せないくらいには好きです。

 この時期は、自ら現地に赴かずとも、世界各地のチョコが集まって来てくれるので、本当に有り難い!

 

 チョコなんてどれも同じと思いますよね。

 私も最初はそう思っていたのですが、そこそこお値段のする有名ショコラティエのチョコを食べて、それを食べている間も最初は普通のチョコだなぁ~と思いながら食べているのですが、次にスーパーや雑貨屋さんで売っているチョコを食べた時に、これは同じカテゴリの食べ物なのか?!と思うくらい違いに気が付いてしまうという、不思議な現象が起こります。

 それ以降、おいしいチョコは、おいしいんだと理解したのです(哲学)


 と言っているものの私は今年は節約モード。

 本当の推しショコラティエのものだけを買う事にしました。買わないという選択肢はない。なぜなら、去年はコロナ禍で販売されなかったショコラティエのチョコだからです。

 

 もう前もってショックを受けるのは嫌だったので(ブースが無いと分かると、その時点で行かなくなるし、行ってなかったとしても何かしら埋め合わせは買うだろうと思って)調べずに行ったのです。

 今年は常設ブースがありました~!


 一昨年まで販売をしていたお姉さんでは無くなっていましたが、販売員の方が私が駆け寄ると開口一番「今年は戻ってきました!」と。

 そんなに私は待ち遠しかった顔をしていたのだろうか?(笑)


 去年はその販売会自体が開催とれるかどうか怪しく、日本に常設店もなく、日本のバレンタイン用に作っているチョコなので、踏み切る事が出来なかったそうです。去年はネット販売もしているなぁと思っていましたが、それもずっと売り切れだったし。

 なので念願のチョコレート!一年越しです。


 ジャン・ミッシェル・モルトローさんのチョコです。

 私の一押しのショコラティエ。

 まず日本人に馴染みやすい味。これが一番です。ほんと、あほかというくらい色んなチョコを食べましたが、個性ってクセなので、お国柄だったり個人の好みだったりでチョコレートと言えども「クセ」があるのですが、モルトローさんのチョコは素直で、日本人が一番食べやすい味をしていると思います。

 そして、オーガニックカカオである事。自ら農園を作って栽培されたカカオで作られています。

 それに加え、ランクが上のシリーズを買うと、どこの農園だとか何が他と違うとか、フレーバー何かとか、説明を書いたパッケージに乗せるだけで分かるカードが付いているのです。これも日本人に優しい!

 有名ショコラティエさんのチョコって農園が違ったり、フレーバーが違っても、説明が書いていなかったり、書いていてもわかりにくい。

 この説明シートのおかげで、これは何処のカカオなんだな、とか食通ぶって食べられる訳です(笑)

 と、今まで書いた全てがすごいのに……同じハイレベルなショコラティエさん、又は高級ブランドのチョコよりも安いのです!

 すごくないですか?


 そりゃ、一粒10円ってわけにはいかないですよ?でも、同じレベルのチョコを買うより絶対安い。

 美味しいし、わかりやすいし、健康的だし、農家の事を考えているし、安いのです。

 理想だけが詰まった、嘘みたいなチョコ。


 本当にこの期間しか販売していないので、見つけたら買ってみてください。


 あと、ジャンポール・エヴァンさんのタブレットだけ買ってきました。(常設店が日本にあるけれども)

 本当はもっと色々買いたかったのだけど、他の推しショコラティエさんのチョコは、まだ販売が始まっていなくてタガが外れなくて助かりました……あと寸での所で、節約モードなのを忘れてしまうところでした。


 買ってきたチョコは、まだ食べていないけれど、食べるのが楽しみです。



 このイベントでお会いしたことのあるショコラティエさんも、今年は名前が無かったりしていました。

 去年も常設ブースが無かったし。

 コロナの影響かなぁ~……と、どうされているのか、心配になったり。

 確か勤められていたホテルを退職された翌々年がコロナで、徐々にフェールドアウトして行ったので、心配なんですよね……


 ただチョコを作って販売する人と異国の地でそれを購入するだけの関係ですが、こうやって、どうされているのだろうと思いを馳せるのは、それはそれで縁ですね。

 私がフランス語ができるなら、あなたのチョコがもう一度日本で食べたいです、と伝えたい。


 世界って広いようで狭い、狭いようで広い。不思議な接点だなぁと思います。



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