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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
6月
153/365

153 軟弱者

 こんにちは。


 最近、ものすごくフットワークが重くなったなぁと思う。

 昔は年に三回は江ノ島に行っていたし、年二回夢の国にも行っていた。ライブの遠征もしていたし、なんだかんだと沖縄も行っていた。でも最近行けたのは、ものすっごい決断の末、重量級の腰を上げて行った石垣島のみ。

 それ以外、街に出ることすらなくなってしまった。

 

 今、ものすっごくタルトタタンを食べに行きたいのだけれど、そのお店は同市内にあるにもかかわらずなかなか行けない。……明日行くぞ!と決断しても、色々と自分に言い訳をして結局行けていない。

 布の買い出しにだって、今週の月曜から思っているのに行けていない……。行っていないなりに違う作業をしてるから、ぼんやりしている訳ではないのだけれど。


 これは年齢の問題だろうか……。まぁそれも確かにあるだろうな。でもやっぱりここまで極端に足が重たくなったのはコロナの緊急事態宣言だろう。

 もう世の中は動き出しているのだから、行けばいいのだけど。でも気持ちが向かない。制限がかかってしまったのは行動範囲と言うよりも、心に制限がかかってしまったんだろう。


 ほんとコロナ前は夜行バスでゼロ拍三日で出かけたもんだ。夜行バスは現地近くまで連れて行ってくれて、時間を有効に使えるから本当に便利で。

 今はそこまでしたくないなぁ~と思っている自分がいる。あー、気持ちが老けてしまったんだろうな。しかし、あのまま弾丸ツアーばかり続けていたら、気持ちはイケイケドンドンでも体がぶっ壊れてしまっていたかも知れないから、これが歳相応の考え方のかもしれないけれど(汗)

 夜行バスで新宿について、即効電車で江ノ島入りをして、一日中三キロ以上あるカメラを振り回して撮りまくって歩きまくって。また夜行バスで帰宅し、また次の用事に。なんて事ざらにしていたから。案の定体が疲れて熱をだしたりしていました……


 旅行はスケジュール的に余裕をもって行動した方が良いのは良いのでしょう。でも、買い物ですよ。友達と会うという予定ですよ、問題は。

 これが行けないのが困った。行こうかなと思っても、また今度で大丈夫か……と先延ばし。友達に声をかけようかと思っても、向こうも邪魔くさいかもしれないし声かけるのやめておこうかなぁ……と気持ちがしぼんでしまう。


 テレビのインタビューや街の様子の映像で、友達と遊びに来ていたり、食事に来ていたりするのを見ると尊敬してしまう。私の越えられない壁を越えた人たちだと。

 もっと気楽でいいんだろうけど。分かっていてもなかなかそれが難しい。一度家から出ないモードになってしまったからなぁ。それが約三年続ているんだもんなぁ。立派な引きこもりですよ。


 また、一番誘いやすかったメンバーが一人欠けてしまったから。それも大きい。なんだかんだ言っても既婚者を誘うのはハードルが高く、未婚者に声をかけてしまうから。ひぃちゃんの穴は大きい。人が一人いなくなるって、本当に大きい。彼女の家はいつでもウエルカムだから、夜でも車を走らせて荷物を届けたり貰いに行ったりしていたし。会えば次の約束ができる。そういう回転があったのだけど。一つ歯車を失くしてしまったから、もう回らなくなってしまった。


 なーんて言っていても買い出しは行かないといけないので、頑張って明日は行ってきます。生地の買い出しは重たいし、買うのに想像力と計算しながらで頭が痛くなるんですよ……

 でも諦めて行くしかないなー。約束があると時間通りに行動が出来るんだけどなぁ(甘え発動)

 

 引きこもらないで外に出ている皆さん、それだけですっごく偉いですよ!出不精の引きこもりより。



 

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