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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
5月
143/365

143 ひねくれ者の感想

 こんにちは。


 先日友達が、新しい物を摂取するのは辛い歳になったという話をしていた。私がまだライブに行くのにアルバムを聞いていないという話からなのだけど。

 年齢もあるのかもしれないのか、と初めて気が付きました。今の状況で疲れているだけでは無いのでしょうか。


 好きすぎるものの摂取が出来ないのは以前書いたようなメカニズムなのですが……確かに、ドラマでもアニメでも、年齢は関係するのかもしれないですね。

 年齢が高くなるほどマンネリドラマを欲するようになる傾向があると思うので。安心感がありますからね……その気持ちはよくわかります。


 実は先日から私は見た事のないアニメでも見てみるか、と新しいタイトルを見始めたのですが。

 とにかく長いお話が良かったのです。次に何を見るのか当分悩まなくてよくなるので。

 で、某バラエティーで○○芸人の枠が出来るほどカリスマ的に人気があるらしいし、どんなものかな?とお隣の国の戦乱の時代のお話を見始めたのです。とにかく長いですからね。それに大河ドラマ的なものは好きなのです。きっと没入できるだろうと期待して見始めました。


 今やっと一期を見終わりました。とりあえず続けてみるつもりですが、一期が終わった段階で没入はしていないなぁ。今ここで見るのを止めても苦しくない。

 原作は読んでいないので分からないですが、アニメは十年前の作品だからなのか、演出に古さを感じる。……というのはどうしようもない話なのだけど、なんというか……ただ単に私の好みの問題なのでしょう。全て私の「好みの問題」前提で聞いてください。否定をしていません。


 少年漫画での王道の展開。自分が最強だと思っていた男の子が挫折し、強い者に「修行を付けてくれ」と教えを乞う、そして修行編が始まる、という流れが定石過ぎて冷めるのです。ひねくれてますよね。分かってますよ。私は少数派です。普通は熱い展開です。

 恋愛が縦軸になっているような少女漫画でも、恋愛がちょっと上手く行きかけた段階で必ず登場する噛ませ犬のライバルが出てきた時点で冷めます。読まなくなることが多い。

 はいはい、その展開分かってますよ~となってしまう。

 類似品で、結婚エンドもそれ。それについては以前書きましたが。


 でもこのテンプレ展開は面白いからテンプレになっているので、需要があるんですよね。しかも物語の展開において矛盾なく、読者を興奮させられる先人が作ってきた流れなのです。それがテンプレ。コース料理がスープから始まって最後にデザートで終わる様なもの。このテンプレを使わずに面白い話が書けるならお前が書けよ、って話です。その事は百も承知で、一読者・一視聴者の意見として私は苦手なのです。

 ガチガチテンプレが好まれるようなお話では、それを期待して待っているのに不思議な話ですよね……。例えばサスペンスなんかで警察に疑わていた探偵が警察組織のエライさんだと知るやいなやヘコヘコしてしまうような(笑) 分かっていて待ってしまう展開。という事はほんと、ただ単に好みの問題です。好きな人は好き。それだけの話。

 

 そして一番感じたのは「キャラクターの事を好きになってもらう」という事が物語において、最重要なんだという事。しかも主役か、準主役を。特別に好き。目で追いたいと思うくらい。

 これが無いとどんなにお話が面白くても続けて見ることが苦痛になってしまう。そしてそれを第一話か、最初の区切りまでの間に特別な存在になってもらわないといけない。

 

 もう一度確認ですが、私は原作を読んでいないので原作の事は何一つ知らないのです。アニメだけをみて思ったことです。

 風のうわさによると、はじめは人気が出なくて、アシスタント時代にお世話になっていた人気作家さんに目を大きく描きなさいとアドバイスされてから人気が出た、という話を聞いたのですが。もしかしたら、その辺りからキャラクターの事を好きになる人が増えたのではないのかなぁ?とか、なーーーーんにも知らないのに、勝手にそんな事を考えています。


 とりあえず、明日からは二期を続けてみよう。

 いろいろと気が付くことがあって面白いです。


 


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