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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
4月
119/365

119 素敵な言葉

 こんにちは。


 私は洋裁の作業中にサブスクでアニメを流しているのですが、今さらながら昨日書いていた漫画のアニメ三期が始まる前に公開されていた一期と二期全話のコメンタリーが公開されているという事を知りまして。大喜びで聞き始めました。


 いつぞやも書いたかもしれないですが、コメンタリーが大好きなんです。

 コメンタリーのためにディスクを買ってしまうくらい。

 

 コメンタリーでスタッフや演者さんの作品に対する熱量が垣間見えたり、監督や脚本作家さんやシリーズ構成さんの人となりに触れてファンになったり。

 そう言う事が無いと、作品だけを見ていては気が付けない「クセ」みたいなものに気が付けなかったりして。

 それを知ると、この監督さんの作品は確かにそういう色をしているなぁ~とかなるんですよね。


 演者の方々の語る裏話とかも好きだったりしますし、キャラクターでは無い関係性なんかも楽しいし……表現するのに苦労したところとか……とどのまりは、私はそういう人たちの才能に萌えるんでしょうね。

 もちろん作者もそう。

 どんな苦労をして資料を集めているとか、心理的描写を書くのにどんな勉強をしているとか、監修がどれくらいどの部分に入っているとか。

 すごいなぁ~!って素直に感動する。


 そんなこんなで今日は二期の一話まで聞く事が出来たのだけど、この作品で私が一番感動した言葉を思い出した。

「勃起」。

 他ではちょっと書くことを躊躇われる言葉なんだけど、これほどまでに勃起と言う言葉に爽やかな感動を覚え、胸が震えるとは。

 物語の結構序盤のエピソードで登場する囚人マタギが口にする言葉なのだけど、この物語を見終わるころには、勃起って何てステキな言葉なんだ!となるのです。

 私もいつかしらどこかで、勃起について熱く語った覚えがあるんだけど、どこだっただろう。まだエッセイは始めていなかったしなぁ。

 このお話での勃起とは、人生に真剣で熱くなることや、心を奮い立たせて困難に立ち向かう気持ちや姿勢を指しているのだけれど、芯の通った無骨な老年のマタギが言うと、心にグッと来るものがあり、それをまたずっと先のお話でその勃起の精神を受け継いだドジっ子マタギが、アイヌの子供に伝える。

 囚人マタギは序盤エピソードで亡くなってしまうのだけど、ちゃんと精神は世代を超えて、血のつながりもない者たちに受け継がれていく。そういう流れが本当にステキで。

 その勃起にコメンタリーで焦点が当たっていて、なんだか嬉しくて。


 コメンタリーを聞いている醍醐味だなぁ~って思いながら聞いていました。そんな堂々と勃起を連呼できる作品も珍しいんですけどね(笑)


 実はまだ三期は最後まで見ていなくて。見ないといけないなぁ。


 

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