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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022  作者: メラニー
4月
102/365

102 ミッション

 こんにちは。


 今朝は早起きをして離島へ。原風景が残ると言われている島です。


 いやー、よくPRで見かける集落は港から距離があるんですね……

 行き当たりばったりで行ったので、でもそれでいいとも思っていたので歩いて集落を挟んで反対側にあるビーチまで足を伸ばしました。

 一緒に行った友達は猫ビーチとしても有名なその場所で猫と戯れ遠浅の海も歩き回り、休憩中、猫を褒めたら私の膝に乗ってきて寝てしまい、友達の羨望の眼差しを浴びながら足止めを食らったり。

 宿のオーナーのおすすめのそばも食べたし、トロピカルフルーツのスムージーも飲んだし、満喫してるて帰ってきたのですが。問題はアレですよ、アレ。南十字星。


 近くに星を見るのに良い桟橋があると言うので、南十字星がで始めた頃出向いてみたのですが空振り。

 確かに星は街の灯りが届きにくいようで綺麗に星を見ることができるスポットでしたが、ちょうど南十字星が見えない角度に島が湾曲していました。

 南十字星のライブカメラをネットで見るとさっきまでうっすら残っていた雲が晴れそうなので急いで引き返し、今日の灯台の近くで観察を開始。

 今日は昼間からいいお天気で雲がほとんど無い空でしたが、夜も保ってくれて……奇跡的に全ての構成している星が肉眼で見えたわけではありませんが、ライブカメラでは写っているので、観れていたのでしょう。というか、同時にでは無いですが別々で見れていました。空気に揺らぎがあるのと街の灯りと月がものすごく明るくて、場所によってコンディションが変わるのです。


 星が出ている事は確認でき、きっとひぃちゃんは向こうからこちらを見ているはずなので手を振って、満足し硬い地面で痛くなったお尻を上げて歩き始めると……雲が。

 もう部屋に着く頃には雲で他の星も見られ無い状態になりました。セーフ!というか、こんな奇跡ありますか?たった一回のチャレンジで。しかも、私たちが見るのをやめるのを待っていてくれたように雲が。ヒィちゃんの力……ぱねぇ。


 ほんと見ることが叶い、ホッとしました。

 なんとか今回のミッションを全て終えました。

 また、細かい事は気が向いたらおいおい。


 今日は暑い中歩き通しで、目も酷使、夜風で体も冷えたので、もうヘトヘトです。

 今晩は眠れるかなぁ。昨日は眠れなかったんですよ……


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