第2話 修行 ライ視点
次の日
ライは二本の剣を持って近くにある森に来ていた。
この森はモンスターがほとんどおらず特訓するには最適だった。
「ねぇ特訓するのはいいけどどうすればいいかな?」
「素振りするのはどう?」
「戦闘訓練は?」
「戦闘訓練もいいけどどうするの?」
「こうするの"擬人化"」
するとアクロレウスが浮き上がり剣が16才くらいの少年になった。
「え!!そんなことできるの?」
「僕もできるよ"擬人化"」
レカスロールも浮き上がり14才くらいの少女になった。
「レカスロール女だったの!?」
「そうだよ!ひどいよ!」
「戦闘訓練始めるよ?」
「「うん」」
「まずは剣がないとね"創造"」
するとアクロレウスの前に剣が二本現れた。
「よし、まずは僕とやるよ。好きな時に剣で攻撃してきて」
そう言われ僕はスキル"神速"を使い連続で攻撃していく。
しかしすべての攻撃がいなされていく。
(普通はスキルをこんなに使いこなせる人はいません)
「いい線いってるよ、でも……」
そういうとアクロレウスは剣を横に振り払うすると。アクロレウスの周りに
竜巻が起こる。その風で僕は吹き飛ばされる。
「重心が動きすぎてるからすぐに飛ばされるよ?」
「そっか、わかった次は気を付けるよ」
「いや、次の特訓に移るよ"剣魔法 剣の嵐"」
すると空から剣が降ってきた。
「この剣全てを斬って斬れなくて地面に落ちると横から槍が飛んでくるから」
「!?」
そう言われ僕は剣を斬り始める
しばらくして……
「その調子その調子、次は一時間くらいずっと避けてみよう」
一時間後~
「はぁはぁはぁ」
「今日はここまでかな?」
「そうだね無理に続けてもいいことないし」
「なら、家に、帰るかな」
「「わかった」」
二人は剣に戻った僕は剣を腰の鞘に入れて家に帰った。
約束の日まであと6日