プロローグ
これは、とある高校のくだらない話である。
青葉学園グループは、幼稚園から大学まであるエスカレーター式の学校だ。
その青葉学園グループには高校のみ、伝統行事である“生徒会合戦”なるものがある。
“頭脳派”エリート揃いの一高
“体育会系で熱い”運動神経抜群の二高
“大して目立つところがない”庶民的な三高
生徒会合戦で最下位になった高校は、任期に限らず現生徒会が総辞職し、新たに選出された生徒会と入れ替わらなければならない、という意味不明で理解に苦しむ伝統行事が存在する ―――
その中でも特に、青葉大三高は生徒会合戦の度に最下位になり、生徒会をごっそり入れ替える常連校だ。
理由は、生徒会会長やメンバーにやる気がないからだ。
現生徒会会長の神司屋や生徒会副会長の茶駅田、役員メンバーで迎える“生徒会合戦”
生徒会長の神司屋は、この“生徒会合戦”が嫌でやる気ゼロの上に、さっさと負けてしまおうと考える。
しかし、生徒会副会長の茶駅田に説得されて“生徒会合戦”に挑む決意をする。
そして、執行部会で神司屋は役員メンバーに恐る恐る“生徒会合戦”に挑もうと思っていることを話す。
すると、他の役員メンバーたちは意外にも“生徒会合戦”に意欲的だった。
今年の青葉大三高は、ひと味もふた味も違う。
俺たちの代で、やってやろうじゃないか。
“生徒会合戦”で俺たちらしく、暴れてやろうじゃないか ―――
神司屋たちは見事、青葉大の歴史に『青葉大三高 生徒会合戦 初優勝』と名を刻むことが出来るのか……!?
5年近く、ずっと温めてきた書きたい作品なので、自分なりに考えて悩みながら楽しい作品にしたいなと思っています!
文才の無さは相変わらずですが、良ければ読んでみてください!
大事な下書きが事情により、白紙になってしまった為に物語や登場人物の名前が思い出せないので思い出せたらその都度、修正しようと思います!
温かい目で見守ってくださると幸いです。