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Kの懺悔の記録  作者: 伊藤柚葉
転校生菜々を取り巻く環境でどう生きるか__
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転校生菜々を取り巻く周囲の環境と立ち向かいどう生きるか_


只今人生最大の危機に陥ってます


私は黒崎菜々

現在高校三年生でいわゆるJKというやつなんです

その私は今クラス全員の前で担任の先生にナイフでお腹を刺されて致命傷を負っています

あ、意識とびそう

私は何をしちゃったんだろう、何故こんなことになってしまったんだろう____




遡ること約1年半

私が今いるところは日本のとある高校

L学園と呼ばれる高校である

ここは私立の中高一貫校で

この学園に通っている生徒の親は弁護士が多くエリート校だったりするのだ


うちは庶民的な家庭で両親は一般企業に勤めている

三ヶ月前に親の転勤が決まり、今年から高校二年としてこの学校に通うことになったのだ



そして今日は転校初日で、L学園の正門の目の前にいる

正門前で待ち合わせして担任の先生に教室まで連れて行ってもらう約束をしているからだ

背はそこそこで痩せ型の男の人がこちらを向いている

十中八九私の担任の先生だろう

「おはようございます、黒崎菜々です」


「おはよう、担任の三木和樹です

よろしくね」


挨拶は軽く済ませて教室まで案内された

後ろについて教室に入ることを促された


担任に言われた通りに入ると

1クラス約40人分の目線が私を好奇の目で見ていた


「起立、礼、おはよう

こちらが転校生の黒崎菜々さん

今日からこのクラスに入ります」


「おはようございます

転校してきた黒崎菜々です

今日からよろしくお願いします」



「黒崎さんの席はここの前の席だよ

仲良くしてあげてね

HRはこれで終わります」


見事に最前列を獲得したらしい

先生が出て行ってからも誰も話しかけては来ない


休み時間はすぐ終わり、一限目の担当の先生が来た


「今から授業を始めます

起立、礼、お願いします」





授業はすぐ終わり、休み時間も誰とも話さなかった

結局この日はクラスメイトとは誰とも話さなかった







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