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BELIEVE STORY   作者: ずのり。
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02 伝(でん)と魅陽(みお) (魅陽side)

今回は魅陽(みお)目線で話がすすんでいきます(°▽°)


それにやっと何が起こってるかが分かります。

少し長くなりますが読んでくれたら

とても喜びます笑



私は夢をみている。

ありきたりな言葉だけどそれ以外に思い付かない。

今、どっぷりと浸かってる。だけどいつか覚めるよね

夢は夢らしくさっさと覚めなさいな。

チラッと時計をみる。


九時二十分……。「遅いなぁ、いつもなら九時からホームルームなのに。先生もみんなも揃って寝坊なんて面白すぎるね!」

そんなことがありえないのは正直分かっていた。

でもそうしないと昨日の出来事が本当だと認めることになってしまう。

前向きなところだけが取り柄なんだもん、頑張って覚まそう。


そう思っていた彼女だが…………


十一時。

事実を突き付けるには十分すぎる時間だった。

(でん)が朝にいないところからおかしいって気付くべきだった。受け入れよう、これは夢なんかじゃない。

ということは、ここにいるはずだった私の知っている人も、知らない人も、好きな人も、嫌いな人もみんな消えたってこと。」


思い出せば思い出すほど辛くなっていく。


「私の誕生日を祝うと話してくれた由実(ゆみ)も、プレゼント楽しみにしててね☆と、おちゃらけていた愛花(まなか)も……。」

涙が止まらなくなっていた。


みんながいることがこんなに暖かいものだったとは知らなかった。

そんな喜びともう会えないという喪失感で私は壊れるほど泣いた。嗚咽に嗚咽するほど。


そんなときだった

魅陽(みお)、何があったんだ!?」

そこにはいないはずの彼、(でん)がいた。

「なんで、なんで?」言いたいことがたくさんあるほど伝えるのが難しいことを知った。

何から話そうにも涙が止まらず言葉がでない。

そんな私をみて伝は少し考えたように

「ハンカチ貸すからこれで涙拭いてよ。俺いますごく眠いから横になる。落ち着いたら何があったか教えて……。」

と言ったので「ぷふっ」

私はいつもと変わらない、バカ優し素直じゃないばか

に安心した。

「ぷふっ?魅陽、ちょっと、いや、かなり失礼なこと思ってるだろ」


「え、思ってないよ~どうしてやねん」

あまりに図星すぎて口調が。


「その下品な笑いかたのときは大体そうなんだよ、

バカって二回言われた気がしたし。」


もう限界。


「ぶふぉっぷふ。」


「ほらっ絶対考えてた。また涙出てきてるじゃんかよ~う。」


面白すぎて涙が、ありがとね、伝。

でも素直に言うのは恥ずかしいからごめんね、

ちょっと意地悪してやろう。

「まぁね、それより眠いんじゃなかったの?まさか心配してくれてた笑」


すると彼の顔はみるみるうちに赤くなり、そっぽを向いて「やかましいな。落ち着いてないんだったら本当に寝るよっ」


私はさすがに申し訳ないと思って、

しっかり話すことを決意し、深呼吸をした。


「はじまりは、昨日の夕方。夕日で赤く染まっていたキレイな空が急に白くなって、太陽でも落ちてきたかって思った。」


「いやそれはないだろ」


ん?今、伝、何て言った。

私は嫌な予感がぞくぞくしてきた。

「まさかとは思うけど、知らなかった?」


「うん、爆睡してた。」


いくらマイペースでのほほ~んな伝でも

あのときは空気が破裂したような音が鳴り響いていたし、地響きだってしていたのに起きなかったとは信じられない。


「伝。」「ん。」「大地震だったら知らん間にやられてたね。」「なん……」


喋ろうとした彼を遮るように続きを話した。

「そして空が白くなった途端、声が聞こえたの。どこから、というと、直接私に訴えかけてくるみたいだった。『一度しか言わないからよく聞け、ソウルは知っているな。この世界をつくるすべての生命を循環させているものだ。それが汚れ、生物達は苦しみ、世界のバランスが崩れている。お前たちにもそろそろ影響が出てくるだろう。では何故こんなことが起きている?それは人間が進みすぎた文明をもち、好き勝手に自然の摂理をくつがえしているからだ。と、ソウルは話し、奴等を消せと人間界の監視者である僕に命令してきた。ここからが本題なのだが。

僕は正直迷っていた。人間が世界を滅ぼしかねないことも知っているし、優しく、生命を救うところもたくさんみてきたからな。どうするべきか葛藤していると、ある方法を思い付いた。

実際に人間の代表者を決め、僕や他の生物達、そしてソウルと対話するというものだ。

その結論のような世界を創っていこう。拒否は認めん。あぁ、それと代表者といっても人間は数が多すぎる。何らかの強い意志をもっておらん者は消す。残った者は代表者候補といったところか。

すぐには信じられんだろうから、また二日後に

代表者を決める内容を伝える。それではなっ』って言ってたの。私のお母もお父もいたから夢かと思ってた。でも学校に来てみたら誰もいないし信じるしかなかったんだ。」


彼は黙って聞いていたが話が終わると

口を開いた。

「あのさ、ずっと気になってたんだけど。」


当然。いきなりこんなの言われたって戸惑うに決まってるよね


「よくおぼえてたな、内容全部……すげーな。」


私は苦笑して答えた。

「一度しか言わないらしいから急いでメモをとってたの。ほらね。」

と、もしものためにポケットの中に入れておいたメモ帳をみせた。


すると伝は「あははははっ」何故か大爆笑をしていた。


訳が分からなかったが、この状況でも

幸せそうに笑う彼をみて

心から出会えてよかったと感じた。

毎週火曜日には更新していきたいと思っていますが

今回はだいぶ早めです笑


話に戻りますが

代表者を決める戦いっていうのは

ほとんど考えてあります


この作品の一番の見所なので楽しみにしててください(*^^*)


それではそれではっ

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