01 すべての終わり、そして始まり。(伝side)
はじめて小説を書いてみました!
時間があっという間に過ぎますね笑
日常生活でも内容をつい考えてしまうので
よくポワポワしてます
ブレイブストーリーではなく
ビリーブストーリーですので
よろしくお願いです(*^^*)
心掛けるのは
笑うところは面白く、
真面目なところはシリアスという使い分けです!
それと、どんどんキャラクターに追い風を吹かせて
自分にとっても、試練のような話にしていきますよ♪
気付いたときには遅かった。
ここは嫉妬するほど素晴らしい。
にも関わらずどうしようもないほど残酷で
イカれるほど理不尽なのだと。
年齢・文化・思想・世界
何もかも違っていたとしてもわかりあえると信じてきた私が間違っていたのだろう。
だからこれで最後。
……そろそろ皆に伝えるか
さぁ、何を信じ、望み、願う。
みせてみろ!お前達の終わりを。
~~壊れた日常~~
「ふぁ~あ」
少年は大きく口を開けてあくびをすると時計を見た。
「ん~十時……二十分……か…………ヴェッ!?」
どこからでたのか分からないような声で驚いた。
それもそのはず、今日、二月二十二日は少年が密かに恋心を抱いている幼馴染みの誕生日なのだ。
「やばいっ今朝は一緒に行く約束だった。」
透き通るような青い瞳をこすり、乱れた茶髪に、剃り残したヒゲ。とてもこんな姿では会いたくないと思いつつ
「きっとあいつなら『おっそーーい!!』って怒りながらも待ってくれてるはずだ、ありがとさん♪」
と、前向きに玄関を開けると彼女が……
いるはずもなく、しぶしぶ学校へ行く支度を済ませるのであった。
「よし、ちゃんとプレゼントも持ったし行ってくるか。」
そとに出ると真冬を感じさせる雪が降り積もっていた。
「この大雪のせいかやけに人が少ないぞ、どうせ遅刻だからゆっくり行こうかと思ったけど、う~、ざぶぃっ走るか。」
五十分ほど走るとようやく学校に着いた。
「田舎ってのも考えもんだよな。どうしてこの村に一つしか高校がないんだよ。でもまぁそのおかげで
魅陽とも一緒にいられるんだけどね。」
家からかなりの距離があるのに
自転車を買うお金もなく通学時間は辛いものである。しかしそれでも、幼馴染みとの学力が大きく離れていても同じ学校でいられるため嬉しく思っている。
しかもなんと、彼の成績が上なのである。
校舎にはいるとなんとも言えない違和感に包まれた。「おかしい、何でこんなに静かなんだ?いつもならもっとグラウンドまで声がしているはずなのに。
今日は代休でもないしな。」
心配しながら三階の教室まで向かっていると一人の生徒に出くわした。「あれ、今は授業中じゃないの?というか、何でこんなに寒々とした雰囲気なんだ。」
状況を知りたい彼は聞くが
「はっ、なに言ってんだよお前もわかってんだろ、ここにいる意味はないから帰ったらどうだ。あんなのを信じる俺の方がバカなのかもしれないけど。」
そういって生徒は下駄箱へ向かっていってしまった。
「んん、謎だらけだけど教室へ行けば何か分かるかも。」
彼は大きくなった不安と小さな期待を持って急いだ。
自分の教室の前につくと、
「ぅぅっ…………」誰かが泣いていることに気付き
違和感は確信に変わった。
「間違いなく何かが起きている。」
勇気を振り絞り扉を開けると、今日は笑って幸せだったはずの彼女、つまり幼馴染みだけがいた。
「魅陽っ、何があったんだ!?」
彼は次の瞬間、寝ていた自分をなぶり殺したいほどの衝動にかられた。
こちらを振り返った彼女の目は赤く腫れており、
一間おくと、みるみるうちに涙が溢れたのだ。
最後まで読んでくれてありがとうございます(*´-`)
まだまだこれからですっ!
楽しみにどうぞっ!!
毎週火曜日に投稿していくつもりですっ!!!
それではそれでは(-_-)/~~~