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疑え、罠だ

 砦が開門されていく。

 サノワの砦の門は王国の砦としては珍しく機械式であり、重厚な音を立てながら扉を上へ上げていく。

 上がりきると同時に、中から騎士が三千ばかり程出てくる。

 城壁の上にも合わせて十数程の男達が登り、砦の城壁の上から貴族軍を見下ろした。

 すわ突撃かと貴族軍の前衛は身構えたが、騎士団の一団の中から一人の騎士が前に出ると、拡声の術式を使いその声を辺りに響かせる。


『貴殿らの衝突を回避せんとする考え、我らも甚く共感を覚えるものである。又、我が方も下劣な下手人が騎士団に紛れ込んでいると捉えられるのも甚だ遺憾だ。よって我ら騎士団は貴殿ら貴族軍の調査を受け入れるものである。ただし我らの指揮権は王のみに帰属するため、その方法として指揮下に入ることは拒絶するものである。数名の者からなる調査団の受け入れによりその代わりとされたい』


 返答は如何に! 一気に捲し立てると男と後ろの騎士達は挑戦気味に貴族軍を睨む。

 敵の申し出に対し、何ら権限が与えられていない前衛が返答などできるはずもなく、すぐさま確認の伝達を本陣に行った。


 十分ほどの時間が置かれ、本陣から前衛に指示が返される。そして前衛は決定通りに連絡を読み上げ本陣の意向を明らかにした。


『重ねて申し上げる。我らの指揮下に入られたし。事態の深刻性を鑑み、それ以外の方法はとること能わず。一時の恥となろうが享受されたし。もう一度申し上げる。我らの指揮下に入られたし』


 そう騎士団に通告すると貴族軍の前衛に抜刀命令が下される。数千の金属音が鳴り響き、その矛先が騎士団に向けられた。

 場はすぐさま一瞬即発の状況になるが、当事者たる騎士団はそれを何するものぞと鼻で笑う。

 先程の一人が腰の剣を鞘から抜かずに持つと、そのまま切っ先を貴族軍に突き付けた。

 残りの者もそれに倣う。そして全員が先頭の騎士のように鞘から剣を抜いていない。


『貴官らは武人にして武人の心を知らぬ恥知らずなり。我ら戦は避けども膝を屈す臆病者にはあらず。顔に泥を塗りたければ実力を持ってするべし。我らサノワ騎士団が一つ手本をご覧に入れよう』


 その言葉を皮切りに騎士団の内千五百程が徒歩で貴族軍の前衛三千に突撃を開始する。

 不思議なことに本来飛来するべきである遠距離の攻撃は彼らに一切降り注がず、騎士全員が全くの無事で前衛へと辿り着いた。

 そしてそのまま彼らは先頭の兵を剣で殴りつけ、地面へと沈める。


『突撃せよ、突撃せよ、突撃せよ! 貴族軍の腰抜けに騎士の何たるかを見せつけよ!』




 弓矢や攻勢術による応酬で始まるべき戦闘は、浮き足立った前衛のためいきなりの乱戦に発展した。

 接近を許した貴族軍前衛は突撃してきた騎士団を中央で受け止めながら、数の利を生かそうと両翼に広がり包囲せんと動き出す。

 騎士団もその意図を把握し適度に退きながら、真正面の敵を削り取っていく。


 個々の力量では騎士団が有利なのか、叩き伏せられる数は貴族軍が多い。更に数の差で一人を囲もうとしても上手く貴族軍は動けなかった。

 倒れ伏した味方が邪魔でどうにも十分な突撃ができないのだ。普段であれば死体か助からない死者同然の者達であるので、踏み越えていくところだが五体満足な者を踏み殺すわけにもいけなかった。

 倒れた者を後ろに下げながらの戦闘のため、動きづらいことこの上なかった。




 そうした剣が交えられている戦場から離れ、貴族軍の囲みの外に布陣している本陣でも、戦火が届いていないのにも関わらず若干の混乱があった。


 報を聞き本陣に参上した指揮官たるニコロは、敵の動きを確認しその意図が読めず訝しんでいた。


「剣を抜かずで非殺傷の戦か。いや、これは戦とは呼べぬな」


 本陣に集まっている貴族軍の騎士達もそれに頷いた。

 騎士団の抵抗があることは当然のことと彼らも受け止めていたが、最初の何とも奇怪な一撃により出鼻を挫かれてしまった。


「斥候の衝突時も使った手をもう一度使うとは。前衛の指揮官は戦闘開始の合図を出すか躊躇った様ですな。短絡的に乗らなかった判断は間違ってはいませんが、おかげで前衛の動きがすこぶる悪い」


「あれでは殴り合いに毛が生えたものだ。此方も今は剣を鞘に収めさせて、弓も術も使わず剣で叩きあっている。どこまで反撃していいか分かりかねているな。事実、指示を下すべき我らも意見をまとめ切れていない」


 次々と報告で上がってくる情報に目を通しながら、彼らは敵の真意を探っていた。

 ニコロは部下の騎士達に意見を聞く。


「敵の意図は何だ。我らはこの茶番に付き合うべきか。それとも早々に剣をもう一度抜くか?」


 それに対し騎士達はそれぞれ意見を述べ議論をする。


「騎士団は戦にせず乱闘に収めることで、此方の行動を阻害しようとしているのではないのですか? 剣を抜いていない者を一人二人はともかく、あれだけ殺しては外聞が悪い。その心理を突いてきています」


「だがそれがどうした。ああしていれば我々を全員叩きのめせると? 確かに今は押されているが結局は数の差で勝てる。寧ろ此方も死なず、彼方も殺さずに済んで我らに有利ではないか。味方殺しの汚名も被らずに済むし、そのつもりであるのならば最後まで付き合ってやっても良いぐらいだ」


「時間稼ぎの手としてはどうか? 攻勢の手を緩めなければならなくては、時間がかかるのは必定。その時間こそが相手の狙いであるかもしれぬ」


「いや援軍も中断も望めぬ中で引き伸ばしをしても何ら意味がない」


 貴族軍の騎士達全員は相手の一風変わった手がただの悪足掻きだとは考えていない。謀略を使う彼らだからこそ、敵が意図を読めない手を使えばその裏を知ろうとした。


 しかし思慮を張り巡らせるのも大事だが戦闘は既に始まっている。手をこまねくのは悪手にすぎる。とりあえずの方針を決めねばならなかった。

 ニコロは右手をさっと上げ議論を中止させると、一同の視線を自身に集める。


「どのような手を取ろうが相手が私達を打ち破るのは絶対に不可能である。これは揺るがない。敵に残された手は囲みを突破し逃れるしかない。敵の竜殺しの数はどうなっている?」


「は。三級の数は十。一級、二級は共に一です。上級の二人は脅威ではありますが、幸い疲弊しております。普段の力は出せないでしょう」


「詰まる所十二か。敵はただでさえ少ない五千の手勢を三千に割いて私達に当ててきた。つまり敵は戦力を集中させての一点突破を行うつもりはないということだ。ならば敵の狙いは竜殺しを中心とした少数精鋭による戦線離脱だろう」


「あの戦力は囮であり、奇策を用いることで時間を稼ぎながら注目を集め。その間に脱出を図ると?」


「そこまでは分からない。だが相手の竜殺しの動向を見極め、抑えることができれば相手の手札はほぼ尽きることになろう。それまでは相手の手に付き合っても良い。今の状況は此方も利するものだからな。囲いに参加させている戦力はその場を固守させ、正面及び予備戦力で開門された門からの砦攻略を目指す」





 不意は打たれたものの、時間がたち方針が決まれば貴族軍の行動にも精彩が戻り始める。

 どのような方法での勝負になろうが数で勝る貴族軍が負けるはずがないのだ。


 予備兵力から千の手勢が割かれ前衛へと振られる。予備兵力は機動性の高い騎馬戦力で編成されていたが、彼らはわざわざ下馬し前衛へと向かうことになった。

 正面ではなく迂回して突進する騎士団の横合いを文字通り殴りつけた。


 幾ら突撃力が弱まっている中でさえ、二方から攻められれば騎士団も堪らない。整然と退いていた隊列が乱れ、敗走の色が若干見え始める。

 一気に押し切れとばかりに攻勢を強める貴族軍であったが、王国軍の隊の中から二つの人影が宙に飛び出すと、横合いの貴族軍の列に襲い掛かった。


 二人は着地した地点周辺の兵士を薙ぎ倒していく。

 鎧を掴み片手で貴族軍の騎士を宙に放り投げるなど、到底人間業に思えない動きを見せた。


「竜殺しだ!」


 貴族軍の中の一人が驚愕と周りへの警告を籠めて叫ぶ。

 幾ら相手も手心を加えているとはいえ、対竜戦力である彼らを一般の騎士達が相手にするには荷が重すぎる。しかも隊列に入り込まれた。

 たまらず彼らの動きが鈍ってしまう。その間に騎士団は体勢を立て直し機を逃すことになった。





「ここで竜殺しを投入してきたのか。しかも二人だけだと? ただの手練れの可能性はないのか?」


「いえ、二人の内一人は多少我が方の竜殺しに見劣る部分があるとはいえ、その動き、実力ともに竜殺しであり見間違うはずがありません」


 前衛からの伝令にニコロはしばし黙り考え込むと、すぐさま対処にかかる。


「此方も竜殺しを出せ。数は十。ただし相手の竜殺しを制圧した後はすぐさま退け。竜殺しを集中させて囲みの厚みを薄くする罠かもしれん。数がいる以上、相手のように竜殺しを動かさずとも勝てる」


 そう指示し下がらせながらも、彼は敵の動きの考えを読めなかった。



 送り出された貴族軍の竜殺しは忽ち騎士団の竜殺しを数で圧倒する。

 五倍の数で攻められ、攻める相手が同じ人を超えた存在なのだから技量差がでる隙はなかった。騎士団の二人は取り押さえられることとなったが、組み敷かれる前に竜殺しを全力で騎士団の側に投擲。

 貴族軍に竜殺しを抑えられることを防いだ。


 このようにして終始戦局は貴族軍有利で推移していく。騎士団は砦の増援を何度も迎えながらも圧倒的に数で勝る貴族軍によって押し込まれていった。

 時折騎士団の竜殺しが貴族軍をかき回し押し返すことがあっても、適時貴族軍も竜殺しを投入し、その悉く竜殺しの確保には失敗しつつも竜殺しを取り押さえていく。


 四時間が経過したときには騎士団は完全に砦の中に押し込められ、貴族軍は砦への侵入を果たした。

 その時点でお互い総数数百の死人とその十数倍の怪我人を出しながらも、貴族軍は騎士団の兵力三千、竜殺し八の無力化に成功する。

 戦場は砦内に移った。騎士団は残存兵力を壁内の建物に集中。貴族軍も砦を完全に落さんとし建物に殺到した。






 騎士団が貴族軍の砦侵入を許した頃、医務室でサノワ騎士団副団長オーバンは、痛みと共に眼を見開いた。

 治療に当たっていた団員が驚きと歓喜の声を上げながら彼の周りに集まる。


「団長はっ、だんちょ、う、っは如何成さ、れた」


 火傷を負い上手く回らない口で彼がそう第一声を上げると、治癒に当たっていた術師の中で一番高位にいるものがオーバンに答えた。


「無理に喋らないで下さい、副団長。団長は無事ではありませんが、現在も存命であり我らが治癒に当たっています。貴方が生きて、フェリクス様が死ぬことがあるはずがないでしょう」


 オーバンは眼球を動かし辺りを見回すと、近くのベットで彼の上官である男の長髪が視界に入った。

 焼け焦げてはいるものの、長年連れ添った相手の特徴が分からぬ彼ではなかった。

 彼は珍しくも私事を優先させ、そう敬愛する上官の安否を確かめ終えると、現状の把握に努めようとしだした。


「いま、は。どう、な、っている」


「現在は我ら騎士団のみで貴族軍と戦闘に入っております。状況は我らが不利。死者は少ないものの砦の中に敵の侵入を許しました」


 彼が更に辺りを見渡せば、確かに至る所で騎士達が寝かせられ呻き声を上げていた。不思議とその全員が五体満足であったが、状況として不利であるのは十分に彼に伝わった。

 更なる質問を彼はしようとしたが、それよりも前に術師たちを掻き分けて、鎧を着た騎士がベットに近寄る。

 副団長が意識を取り戻したとの報を聞き、状況を知らせるために派遣された騎士であった。


「副団長。随分と男前に成られました」


「これ、以上、男前に、なっても、何の良いことも、ない。いいから、報告せよ」


「は」


 自分たちの上官が無事意識を取り戻したことに喜びを、オーバンの顔の火傷について冗談めかして言うことで表した騎士は、表情を引き締めると現状を知らせる。


「現在我らは貴族軍と戦闘状態に陥っておりますが、両軍武器の使用を抑えているため死者は極端に抑えられております。戦力は此方が既に三千ほど無力化され、砦への侵入を許しました。今は千五百程で内部の建物を固め防衛しておりますが、直にここにも敵の侵入を許すでしょう。後二三時間でこの砦は落ちるものと思われます」


 絶望的な報告であった。戦力の過半は失われ、ここもじきに落ちるという。およそ指揮官が聞く報告の中で最悪の部類だ。

 だというのにオーバンはその騎士の顔をじっと見つめると、動きずらい口角を何とかあげ笑みを浮かべる。


「なる、ほど。絶望、てきだ。で、どうする?」


 何故ならば報告する騎士の顔もまた。嫌な笑みを一つ浮かべていたからであった。


「そうですな。我らが竜殺しの使い手も既に八人程捉えられておりますし。今二人ほども砦内で戦ってはおりますが、敵も竜殺しを十人程出しているので形勢は不利ですな。そうすると我らは竜殺しの使い手を十人取り押さえられることになり、手勢も残すは数百ばかりとなる。これはもう不利も不利です」


 しかしですな、と騎士は手で顎下を擦る。


「それで我らの竜殺しが居なくなるわけでもなければ、残った兵の質が通常のものと同じであるという保証もなく。ましてやここを落とせば白竜殿が手に入るわけでもないのですなあ」


 感慨深そうに騎士はそう呟いた。


 医務室の隅にあるベットの一つ。本来白竜が寝かせられているはずのベッドはもぬけの殻になっていた。







 砦の中に貴族軍は凡そ六千の騎士と二十の竜殺しが乗り込んでいた。

 ニコロと指揮する騎士達は最後まで相手の意図するところを見抜けなかったが、大半の兵を無力化したこと、残りの竜殺し四人を残し捕えたことで最早敵軍の突破の可能性なしと判断し、一気に兵力を砦内に突入させたのだ。

 敵施設の中ではどの様な罠があるか知れたものではない。だからこその兵力の大量投入であった。これで最悪罠にはまろうが返り討ちにできる算段であった。


 後は制圧し目標を探し出すだけとなっていた。少なくとも彼らはそう考えていた。



 そして王国軍の牙が初めて彼らに向いた。


 砦内において複数の爆発音が立て続けに起きる。

 それは貴族軍を狙ったものではなく砦の城壁の近く、城壁の上に上る通路や階段で起きた。術と何らかの爆発物で起こされたそれは、石造りにも関わらず全ての道を崩し塞いだ。


 それだけであれば貴族軍に何ら害のあることではない。しかしそれが門においても起きてしまう。

 爆発は砦の門を上げていた構造を諸共吹き飛ばした。支えるものが無くなった扉は凄まじい速度で落下し門を閉ざす。


「なあっ!」


 貴族軍の指揮官の一人が声を上げる。

 この時点において貴族軍は自身が誘い込まれてしまったことに気付いた。

 それを後悔する時間が与えられる前に王国軍は動き出す。建物外で戦闘をしていた王国軍の一部凡そ八百が抜剣し貴族軍に襲い掛かったのである。


 勿論いくら意表を突かれようが相手が遂に殺しにかかったのであれば、ただやられる彼らでもない。


「抜剣、及び攻勢術の撃ち込み始め!」


 その一団に相対した貴族軍の一部、おおよそ二千の騎士から、二百を超える術式がその一団に撃ち込まれた。

 普通であればこれで勢いが削がれ、止まるはずであったがその時は具合が違った。放たれた術式の悉くが撃ち落され意味を成さなかったのである。

 それは別に貴族軍の術式が杜撰であっただとか、騎士団の守勢術が優れていたわけではない。

 単純に、展開された数に違いがありすぎたのだ。


「あいつら全員術師だ!」


 そう、それは普通であればありえないことに全員が術師であり、彼らが展開できる術式の数はその人数の通り八百に上ったのだ。

 そしてお返しとばかりに合計八百の攻勢術を貴族軍に撃ち返した。


 これにより貴族軍は完全に意表を突かれる。一団の先頭が竜殺し二人を擁していたことからも、二倍以上の数にも関わらず彼らは突破され隊列を分断してしまった。


 突破した八百の手勢は真っ直ぐに門を目指しそこを占拠してしまう。

 よって一時的に突入した貴族軍は砦から出る道を失ってしまったのである。





 貴族軍凡そ六千、及び竜殺し二十は一時的に砦内に閉じ込められることになった。

 しかしながらそれは何ら意味を持たないはずであった。味方が一時閉じ込められたところで、内部にいる敵は此方の三分の一。竜殺しの数は五倍である。負けるはずがない。

 実際こうしたことを予期して正面戦力が多少薄くなろうが多めに戦力を送り込んだのだ。だからこそ問題はない。


 彼らの予測通り竜殺しの大半を捕えていたのであれば問題はなかった。


 騎士団の罠が発動した直後、城壁正面に十二の人員が集まっていた。彼らは何と人の丈十数倍はあるだろう城壁から飛び降りる。

 遠目から見た貴族軍は最初自殺でもするのかとばかりに眺めていたが、そうではなかった。

 彼らは軽やかに、何ともなく地面に着地したのである。それは見ていた誰もが瞠目した。

 そんな奇異の目線に当てられながらも男たちは腰の剣を鞘から抜き放った。


 その十二の剣はまるで竜の爪のごとく強靭で力強く。その中の二振りは周りの十本を凌駕するほどの存在感を放っていた。


「さあて、一丁やりましょうか」


「皆殺しだ」


 二人の上級竜殺しと、十人の竜殺しは正面の敵陣目がけて突撃を開始した。

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