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元素の旅人 「理系社畜、異世界で元素魔法の賢者になる」周期表はチートじゃない。俺の「化学知識」が世界を救う法則だ  作者: 花咲かおる
第1巻「異界転移」  

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エピローグ:第1巻を終えて

エレメンタに戻った三人は、ギルドで報告を済ませた。

「硫黄の悪魔討伐、お疲れ様」

リシアが報酬を渡してくれた。

「これで、パーティーランクも上がるわよ。FからEに」

╔═══════════════════════════╗

║ パーティーランクアップ! ║

╠═══════════════════════════╣

║ F→E ║

║ より高難度の依頼を ║

║ 受けられるようになりました ║

╚═══════════════════════════╝

「これからも頑張ってね」

その夜、秀城は一人で宿の屋上に上がった。

星空を見上げる。この世界の星。まだ見慣れない星座。

「二週間か...」

この世界に来てから、まだ二週間しか経っていない。でも、信じられないほど多くのことがあった。

魔物との戦い、仲間との出会い、元素の習得、そして成長。

「元の世界では、二週間で何か変わったことなんて、なかったな」

毎日が同じ繰り返し。何の進歩もない日々。

でも、この世界では違う。毎日が新しい発見で、毎日成長を実感できる。

「もし、元の世界に戻る方法が見つかったら...」

秀城は考えた。

「俺は、戻りたいのかな?」

答えは、まだ分からなかった。

「まあ、今考えても仕方ないか」

秀城は立ち上がった。

「まずは、全元素を習得する。それから考えよう」

部屋に戻ると、ベッドに横になった。

明日からも、冒険が続く。

窒素を求めて、北へ。

そして、その先には、まだ見ぬ元素たちが待っている。

118個の元素。

それは、遥か遠い目標。

でも、一歩ずつ進めば、いつか辿り着ける。

「おやすみ、元素たち」

秀城は呟いて、目を閉じた。

そして、夢の中で、周期表を見た。

美しく並んだ118個の元素。

その一つ一つが、輝いている。

まるで、秀城を呼んでいるように。

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