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【台本形式】みんなの安全を守ってきた「神の代行者」、パーティを追い出されたから、自分の安全を優先します。  作者: サアロフィア
第7章 みやび覚醒、すべてを知る力

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58 この二人は引き離す方がいい

武闘家みやびは、副人格のマーサにシフトしていた。


マーサ こころの声

『なるほど、鑑定師の上級スキルは本当に便利で強力ね。

 使い方を間違うと人間不信になるのも納得だわ。

 未来知見の女神 ミサキ様に感謝しましょう。


 それにしても店員さんがここにいることは、店員さんにとっても、あの店長らしき女性にとっても、毒にしかならないわね』


マーサ

「ミエルさん、アランさん、店員さんに選んでもらった服は、どうかしら?」


ミエル

「とっても、似合っているよ」


アラン

「まるで、三姉妹のようだよ」


アリス

「うふふ、ありがとう、アラン」


マーサとアリスは1着ずつ服を買うことにした。


マーサ

「店長さん、おかげさまで良い買い物ができました。 この店の中にある服は、どれも素晴らしいですわ。

 そして、数多くの服の中から、ぴったりと合う服を選んでくださった店員さんにも感謝しますわ」


店長

「それは、それは。」


店長の女性Bはマーサの言葉の前半は笑顔で聞いていたが、後半では鬼のような形相になって、店員である女性Cをにらみつけていた。


マーサ こころの声

『この二人は引き離す方がいいわね』


マーサ

「貴婦人の店長さん、ご相談があります」


貴婦人と呼ばれて、ものすごく気を良くした女Bは、マーサを見た。


女B

「まあ、なにかしら?」


マーサ

「店長さんは、お優しい方ですから、この店員さんを雇い続けていらっしゃいますが、そのようなお顔をさせる店員さんとは、星占いが合わないようですわ」


女B

「それは、いつも思っているわ。

 でもねえ、一度雇ったら、やめてもらうことができないのよ。

 もっと良い職場を見つけてくれない限りね」


マーサ

「ここより良い職場は無理と思いますが、彼女を雇っても良いと思う職場に心当たりがございます。

 こちらの方を連れて行っても構いませんか?」


女B

「ええ、どうぞ、どうぞ。 良かったねえ、新しい雇い主の言うことをよく聞くんだよ」


店長である女Bは、まるで長い便秘が解消したかのような「すがすがしい表情」をしていた。


マーサは、女Cが身支度と荷物をまとめるのを待ってから、店を出た。


そして、みやびが小声でつぶやいていた。


マーサ 小声

「シフト みやび」


つづく


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