55 能力師スキルは性魔力
マーサに優しく仕事を教わって、仕事が出来るようになったので、男Bは感激していた。
男B
「で、できました。 こんなに簡単に速くできるようになるなんて、お姉さんのおかげです」
男A
「けっ? 粋がりやがって!」
マーサ
「それが本性ですか?」
男A
「ああ、なんだと?」
マーサ
「この方ができなかった原因は、あなたの教え方が悪かったからよ!」
男A
「どこが悪いと言うんだ? 暴言を吐くな! この花売りが!」
マーサ
「花売りとは、どういう意味ですか?」
男A
「そ、それは、言わなくても分かるだろう!」
マーサ
「分かりませんね」
男A
「うるさいなあ、あっちに行けよ!」
マーサ
「いいえ、行きません!
あなたは、この男性に対して、牛や馬に対してでもしないような怒鳴り声をあげました。
だから、あなたが怖くて、びびったから、頭の中が真っ白になって、なにも考えられなくなったのです。
そうして、こころが閉ざされているときに、いろいろと教えたつもりかもしれませんが、彼にとっては、風の音と同じです。 わかってやっていたのでしょう?」
男A
「なにを訳が分からないことを言っているだ。 おれは忙しいから後にしてくれ!」
マーサは、その場を立ち去ろうとした男Aの腕をつかんだ。
マーサ
「これだけ、言っても分かりませんか?」
男A
「ああ、変な女だな。 おい、みんな来てくれ、これをなんとかしてくれ!」
マーサ
「ひとを、コレ呼ばわりですか?
あなたの大事な人たちが、同じような目にあわされたら、あなたは怒りますよね?」
男A
「どっか行けよ! 屁理屈に付き合ってられねえよ!」
マーサは、大きなため息をついたのだった。
そして、能力師の初級スキルをONにした。
ご参考: 47 鑑定師、習得師、能力師
能力師 (ルウナ支援)
・初級 相手の能力を封じ込めることができる。 能力抑制呪文 ベルマイラ
・中級 相手の能力を複写して使用できる。 能力複写呪文 コピリンコ
・上級 相手の能力を強奪して使用できる。 能力強奪呪文 ベルマイル
マーサ
「能力抑制呪文 ベルマイラ」
ミエル こころの声
『あれは、性魔力の1つ。
みやびは、いつ覚えたんだろう?
ボクが使う所を見て覚えたのかな?
ということは、みやびはやっぱり賢いんだな』
男A
「ああ、なんのおまじないだ? おい、行くぞ!」
男Bは、マーサに礼をして去ろうとしたが、マーサに腕をつかんで引き留められた。
マーサ
「行ってはいけません。 ここは、あなたにとって、まちがった場所です。
わたしたちのところに来なさい。
食べるだけ、寝る場所があるだけの生活になりますが、ここよりは正しい場所です」
男B
「は、はい。 お願いします」
男A
「じゃあ、お前はクビだからな! 二度と顔を見せるな」
ボクたちは、みやびが別人に見えたが、発言内容に異議は無かったというか賛成だった。
その場所を去るとき、みやびが小声でつぶやいていた。
マーサ 小声
「シフト みやび」
つづく
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