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みんなの安全を守ってきた「神の代行者」、パーティを追い出されたから、自分の安全を優先します。  作者: サアロフィア
第7章 みやび覚醒、すべてを知る力

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54 シフト、マーサ 習得師スキル

みやび

「ありがとうさ。

 シフト、マーサ」


マーサ

「ミエルさん、アランさん、アリスさん、よろしくお願いいたします。

 では、いっしょに来てくださいますか?」


ぼくたちは、話し方が変わったみやびに一瞬とまどったけれど、言われた通りにした。

みやびは、怒鳴り声がする方に近づいて行った。


マーサ みやびの副人格

「大きな声がしましたが、どうかされたのですか?」


男A

「おや、これは、美しいお姉さん。

 いえね、こいつがあまりにも使えないから、注意していたんですよ」


マーサ

「使えないとは? 道具じゃあるまいし、ひとに向ける言葉ではありませんね」


男A

「おい、おめえのせいで、こちらの美しいお姉さんが心配なさっているじゃねえか?」


男B

「ひ、すみません、すみません、すみません。」


マーサは、習得師の上級スキルをONにした。


ご参考: 47 鑑定師、習得師、能力師

習得師 (イウラ支援)

・初級 善意で教えてもらえれば、習得できる。

・中級 見様見真似で10回練習すれば、習得できる。

・上級 1回見れば、習得できる。


マーサ

「お兄さん、そのような怖い顔をしたら、男前が台無しよ。

 ねえ、わたしにお手本を見せてもらえないかしら?」


男A

「お手本ねえ? お姉さんには、むずかしいですよ?」


マーサ

「そうかもしれないわ、でもね、お兄さんのことを尊敬するかもしれないわ」


男A

「そうまで言われちゃ仕方ねえな。 御覧になってくだせえ。

 ほら、お前も良く見とけ!」


男B

「ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございます。」


男Aは、すっかり気を良くして、マーサにお手本を見せてくれた。


マーサ

「まあ、素敵だわ。熟練のプロって、こういうのを言うのかしら?」


男A

「まあ、おれっちくらいできる者は、そうはいませんわ」


マーサ

「そう思うわ」


マーサが笑顔を見せたので、男Aはいい気になった。


マーサ

「それでは、あなたもやってみましょうか?」


マーサは、男Bに話かけた。


男A

「お姉さん、そいつにはできませんよ」


マーサ

「さあ、どうかしらね、男前のお兄さんが応援してくれたら、できるかもしれませんわ」


マーサの笑顔にメロメロになった男Aは、しずかになった。


男B

「お、お願いします」


マーサは、男Bに説明した。


どこを見るべきか?

良い場合と悪い場合の違いは何か?

勘所、成功と失敗を分けるポイントはなにか?

どこまでちからを入れても良いのか?

どこまでなら、手を抜いて良いのか?


すると、男Bは、マーサに言われた通りに、その仕事をすることが出来た。


つづく


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