04 元パーティが行方不明
本日は、連続投稿します。
ねらう時刻は、9時40分、11時40分、13時40分、15時40分、17時40分、19時40分、21時40分の7回です。(手動で43分に投稿するかもしれません。)
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ボクは、苦労人 ミエルだ。
パーティメンバーの武闘家 みやびと中級ダンジョンに入った。
モンスターのパーティがあらわれた。
ミエル
「ボクが、みやびに強化魔法をかけるから、そばにいてね。」
みやび
「わかったさ。
できたら言ってほしいさ。」
ミエル
「【能力向上呪文 トゥート】
できたよ。 みやび。」
みやび
「行ってくるさ。」
みやびは、あっさりとモンスターをたおした。
ミエル
「すごいよ、みやび。」
みやび
「いつもの3倍くらい楽勝だったさ。」
こんなやりとりを20回くらいしただろうか、ボスの部屋にたどり着いた。
ボス
「たった二人か?
わたしに勝てるかな?」
ミエル
「【能力向上呪文 トゥート】
できたよ。 みやび。」
みやび
「行ってくるさ。」
ミエル
「さすがに苦戦しているな。
【能力抑制呪文 ベルマイラ】」
みやび
「ボスの動きがおそくなったさ。
ちからも弱くなった。
かたさも少し、やわらかくなった気がする。」
ミエル
「みやび、こっちにもどってきて。」
みやび
「わかったさ。」
ミエル
「みやび、からだにさわるよ。」
みやび
「ミエルは、エッチさ。
でも、ミエルならいいさ。」
ボクは、みやびの肩に手をおいた。
ミエル
「【体力回復呪文 トゥベルサ】
どう元気が出たかな?」
みやび
「元気は出たさ。
エッチしないのさ?」
ミエル
「いまは、ボス戦だよ。」
みやび
「じゃあ、あとでしようさ。」
みやびは、とどめの一撃をはなった。
ボスはたおれた。
みやび
「ミエル、やったさ。」
みやびはミエルに抱きついてキスしてきた。
未来知見の女神 ミサキ
「ミエル、おめでとう。
あなたを好きになってくれる女性に出会ったから、苦労人から賢者に転職させますね。
ミエルは、【三点収束光点呪文 テグトス】を覚えました。」
ミエル
「みやび、ボクを好きになってくれて、うれしいよ。」
みやび
「わたしと、なかよしになってくれて、うれしいさ。」
ミエル
「ボクは、賢者になったよ。」
みやび
「それは、すごいさ。
ギルドに知らせようさ。」
ミエル
「うん、そうしよう。」
◇
ボクたちは、ギルドに行った。
ギルドの受付
「えっ? いま、なんて言いました?」
ミエル
「ボクは、賢者に転職しました。」
ギルドの受付
「それでは、この水晶玉に手を当ててください。」
水晶玉から、声が聞こえる。
水晶玉
「ミエルさんの職業は賢者です。」
ギルドの受付
「おめでとうございます。
それで、どうやったんですか?」
ミエル
「よく分かりませんが、みやびと中級ダンジョンのボスを倒したら、
「苦労人から賢者に転職させますね。」
という女神さまの声が聞こえました。」
ギルドの受付
「女神さまの声ですか?
空耳でしょうと言いたいですが、ミエル様は賢者になられましたから、本当ですね。
これからは、職業に【苦労人】を選ぶひとたちが増えそうですね。」
ミエル
「かもしれませんね。」
ボクとみやびは、ギルドを出て、スイーツを食べに行くことにした。
そこで、うわさを聞いた。
お客A
「風のうわさで聞いたんだが、勇者パーティが上級ダンジョンで行方不明だそうだ。」
お客B
「勇者パーティは強者ぞろいだから、ダンジョンの深い階層にいるんじゃないか?」
お客C
「そうじゃなさそうなんだ。
勇者パーティの武器や防具だけが残されていたんだ。
それをひろって使っていたパーティがギルドに、報告義務違反だって、しかられていたからな。」
ボクは、それを聞いて、不思議に思った。
ミエル こころの声
『足手まといのボクがいなくなったのに、なぜなんだ?
まあいいや、嫌な過去は忘れることにしよう。』
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