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みんなの安全を守ってきた「神の代行者」、パーティを追い出されたから、自分の安全を優先します。  作者: サアロフィア
第3章 白銀の戦士 ざまあ

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21 三点収束光点呪文 テグトス

本日は、15~21話を投稿します。


約1時間ごとに投稿しますので、ブックマークしてお待ちください。

【見えない場所】にある「☆☆☆☆☆評価」で、応援お願いします。


ボス

「聖なる魔力か?

 見せてみろ!」


 ボクは、左手の親指、人差し指、中指の指先を近づけた。


ミエル

「【三点収束光点呪文さんてんしゅうそくこうてんじゅもん テグトス】」


☆ 04 元パーティが行方不明 参照


 ボクの指先から現れた小さな光の玉は、白銀のよろいに触れた瞬間、直径15cm(センチ)の大きさの円になって白銀のよろいごと、ボスをつらぬいたのだった。


ボス

「ぎゃああー。」


 ボクは、ボスを倒した。

 白銀のよろいも消滅した。


 ボクは、形見の品として、白銀の剣を持って帰ることにした。


みやび

「すごいさ。

 ミエルの魔法を跳ね返さなかったさ。」


ミエル

「あれは、魔法じゃないよ。

 性魔力せいまりょくだよ。


 でも、内緒にしてね。

 ぜったいに秘密だよ。」


みやび

「わかったさ。

 でも、ギルドには、どう言えばいいさ。」


ミエル

「そうだねえ、いま、見た通りのことを言うことにしようか?


 地下15階のボスの部屋には、エクスカさんもボスもいませんでした。

 しかし、白銀の剣だけが残っていたので、形見の品として持ち帰りました。」


みやび

「だから、お金をください。」


ミエル

「その通りだよ。」


みやび

「ギルドマスターには、ミエルが話してくれさ。

 わたしは、うんうん、うなずくだけにして欲しいさ。」


ミエル

「わかった。 そうしよう。」



 ギルドの個室にて


ギルドマスター

「すまなかったな。 ミエル、みやび。

 エクスカの形見の品を持ち帰ってくれて、ありがとう。」


受付嬢

「それでは、お礼のお金を受け取ってください。」


ミエル

「ありがとうございます。

 みやびと分けたいので、2つの袋に分けてくれませんか?」


受付嬢

「気が利かなくて、ごめんなさいね。」


 受付嬢は、2つの袋に分けてくれた。


ミエル

「ありがとうございます。」


みやび

「ありがとうございます。

 ミエル、私の分は預かっててほしいさ。

 お金の計算は苦手さ。」


ミエル

「自分の分は自分で持っててもらうよ。

 ボクに、なにかがあっても、みやびが困らないようにね。」


みやび

「そんなことになったら、たいへんさ。」


ミエル

「じゃあ、しばらく依頼を受けなくても生活できるから、「お金の計算」について学ぼうか?」


みやび

「算数は苦手さ。

 ギルドマスター、助けてえ。」


ギルドマスター

「ミエル、ばっちりと仕込んでやれ。」


受付嬢

「みやびさん、「お金の計算」は大事ですよ。」


みやび

「そんなあ。」



 ボクは、宿屋に帰ってから、みやびに「お金の計算」について、家庭教師をした。


 まずは、1対1対応で数の差をかぞえることを教えた。

 それから、足して10になる組み合わせを覚えたら楽になることを教えたら、あっさりと理解した。


 まだまだできそうだったので、九九くくの表を2の段と5の段を覚えてもらった。


みやび

「わかる、わかるさ。

 なんで、いままで、できなかったのか不思議なくらい分かるさ。」


ミエル

「やっぱり、みやびは賢かったね。」


みやび

「やっぱり、ミエルはすごいさ。


 わたしからのお礼を受け取って欲しいさ。」


 今夜のみやびは、「お金の計算」ができた喜びで、いつもよりも多めに愛情交換してくれたのだった。



未来知見みらいちけんの女神 ミサキ

「シクペリア様が採用された【性魔力せいまりょく】の威力はすごいわね。

 僧侶や魔法使いの職業魔法よりも強力だわ。


 ミエルは、職業魔法、性魔力、精霊魔法の3つを使えるから、特別な存在よね。


 まあ、わたしの天祥てんしょうだから、当然よね。」


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

 「ブックマーク」(2点)と、広告下(↓)の【見えない場所】にある「☆☆☆☆☆評価」(2~10点)を待っています。



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