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みんなの安全を守ってきた「神の代行者」、パーティを追い出されたから、自分の安全を優先します。  作者: サアロフィア
第2章 賢者いじめ ざまあ

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14 賢者は【魔法使いと僧侶】より強かった

 ギルドがフォローした結果、1組の賢者カップルが成立した。


賢者 男性

「ボクといっしょに支え合ってくれないか?」


賢者 女性

「ええ、よろこんで。」


 この男女は、おなじ悲しい経験をしたことから、った。


 そして、レベル22になって、賢者として花開くことができた。



 賢者の男性が成功したと聞いて、別れた女性が、よりをもどそうとやってきた。


別れた女性

「わたしが間違っていたわ。

 やりなおしましょう。」


賢者 男性

迷惑めいわくだ。

 お帰りください。」


賢者 女性

「わたしのおっとに近づかないでください。」


 賢者 女性の「火球 大」を見せられた【別れた女性】は、逃げるように去って行った。


賢者 男性

「ざまあみろだ。


 ごめんね、きたない言葉ことばを言ってしまった。」


賢者 女性

「ううん、どんなにきれいなこころぬしでもそう思うわ。」


賢者 男性

「たすけてくれて、ありがとう。」


賢者 女性

「これからも、たすいましょうね。」



 賢者の女性が成功したと聞いて、別れた男性が、よりをもどそうとやってきた。


別れた男性

「おまえは、いつだってオレの太陽たいようさ。

 さあ、オレのもとにかえっておいで。」


賢者 女性

「どちらさまですか?」


別れた男性

「おいおい、しばらく会わない間に、ひねくれてしまったのか?」


賢者 男性

「わたしのつまからはなれてください。」


別れた男性

「ひとの女に手を出してんじゃねえ、ころすぞ。」


賢者 男性

「仕方ないな。

 ボクには、妻の安全あんぜんを守る義務ぎむがある。」


 レベル22の賢者にとって、【別れた男性】の攻撃は、あくびが出るくらいおそかんじた。

 だから、かんたんにけることができた。


別れた男性

「よけるなよお、本気で殺すぜ。

 血みどろになって、泣いて命乞いのちごいしやがれ。」


賢者 男性

「見えないやいば だい


 別れた男性の首と手足が切れて、6つのバラバラ死体になった。

 二人の賢者は、ギルドに通報つうほうした。


 そして、別れた男性は有罪になり、別れた男性の両親と親族から、慰謝料いしゃりょうはらわせた。


賢者 女性

「ざまあみろ。

 わたしをてたつみは、生まれ変わってもえないからな。


 あっ、ごめんなさい。

 わたしったら。」


賢者 男性

「これからは、ボクがそばにいるよ。

 賢者については、つらい経験だったけれど、キミと出会うための料金だと思えば、なんてことないさ。」


賢者 女性

「わたしもよ。

 あなたを絶対ぜったいはなさないわ。」



 ギルド内では、しみで、賢者ミエルをやっかむ者たちがいた。


僧侶A

「いい気になってんじゃねえぞ。ミエル。」


魔法使いA

「そうじゃぞ、賢者とは言え、同時に2つの魔法は使えまい。

 賢者ひとりよりも、僧侶と魔法使いが組む方が効率的こうりつてきじゃ!」


みやび

「ふたりがかりとは、ズルいぞ。

 わたしもたたかうよ。」


僧侶A

「かかったな、バカのみやび。

 決闘けっとうだ。」


魔法使いA

「わしの魔法で、武闘家なんて黒焦くろこげじゃ!」


 魔法使いAは、 火球かきゅう ちゅうの呪文をつかった。


僧侶A

「武闘家の切り身にしてやる。」


 僧侶Aは、見えないやいば ちゅうの呪文をつかった。


ミエル

「みやび、ボクの後ろへ。」


みやび

「わかったさ。」


 ボクは、

   こおり ちゅうの呪文と

   見えないやいば ちゅうの呪文を

同時につかった。


ミエル

「呪文を相殺そうさいしました。」


僧侶A、魔法使いA

「「そ、そんなあ。

  ま、待ってくれ!」」


ミエル

「ダメに決まっているよね。

 みやび、よろしくね。」


みやび

「わかったさ。」


 みやびは、ふたりの腹に下から上に突き上げるパンチを3発ずつ入れた。


 僧侶Aと魔法使いAは、げろをいて気をうしなった。


ミエル

「賢者をダメダメのようにバカにしなきゃよかったね。

 ざまあみろ!」


みやび

「ミエル、かっこいいさ!」


ギルドマスター

「僧侶Aと魔法使いAは、ミエルにはじをかかせたかったのだろうが、かえちにされたな。


 いや、すまない。 おかげで、良い見せしめになった。

 これで、ミエルたちを、いじめようとするバカもるだろう。」


受付

「ミエルさん、みやびさん。

 僧侶Aと魔法使いAがギルドに預けている保証金ほしょうきんから、慰謝料いしゃりょう用意よういしました。

 おおさめください。」


ミエル

「では、遠慮えんりょなくいただきます。

 みやび、これで、美味おいしいものを食べに行こう。」


みやび

「いいね。 早く行こうさ。」



女神 ミサキ

「ミエルとみやびは、強くなったわねえ。

 わたしの出番がないじゃない。


 まあいいわ。

 あのような愚物ぐぶつは、これからもいてくるでしょう。


 そのときの「ざまあ」のために、神力しんりょくめておきましょう。」


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