9/17
花蓮の旅立ちと忍者
翌朝、「私の名は花蓮と言います。兄を探して旅してます。この度は色々とありがとうございました」と女は主人に言い、街を出発した。
その様子を忍者が見ていた。読唇術で話の内容がわかった。「なるほど龍の妹だったのか」忍者は花蓮が出発すると店に忍び込んだ。
主人を背後から羽交い締めにし言った。「あの女の兄とやらは、どこに行った」
「クッ。何の事だ」「とぼけるな。あの女の兄が店に来たはずだ。言え」忍者は更に強く主人を締め付けた。「わかった。言うから助けてくれ。九龍少林寺だ」「そうか。よし助けてやる」忍者は当て身で主人を気絶させ去って行った。
その頃、龍は少林僧の地図を見ながら九龍少林寺に向かっていた。地図によると寺は獅子山の山中にあるようだった。
その頃、一艘の船が広東の海岸に漂着した。




