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勇戦招絶  作者: 東武瑛
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少林寺の手紙

酒と料理が運ばれてきた時だった。店に男が入り、いきなり1人で茶を飲んでいた男のテーブルを蹴飛ばした。

テーブルの男は立ち上がり構えた。

「少林寺の王だな」蹴飛ばした男が言った。

「そうだ。お前は誰だ」

「名乗る必要は無い」と男は言うと王の顔面に回し蹴りを放った。王は受け止め、男に蹴りを放った。

店内が騒然とし客は外に逃げて行った。

だが龍は店の隅で様子を伺っていた。

「清の刺客だな」王が言った。

「フフフフフ。その通りだ」男は言うと拳脚を王に放った。

力の差は明らかだった。王は男の攻撃で倒れた。

男が倒れた王を踏みつけようとした時、龍は男に横蹴りを放った。

「ウグッ。何だ貴様」と男が言い、龍に蹴りを放った。

龍は蹴りを受け止め、同時に男の顔面を拳打した。

「ブハッ」男は鼻血を吹き出し、のけ反り倒れた。

龍は男の股間の金的を踏みつけトドメを差した。男は悶絶した。

龍は王に駆け寄った。

「ありがとうございます。お願いがあります。この手紙を九龍少林寺の大師に届けて下さい」王は手紙を取り出すと事切れた。

龍は手紙を手にし「わかりました」と言った。

そして店の主人に金を渡し、二人を葬るよう頼んだ。


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