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第四話 割り切らずに駆り立てられるまま走れば、横たわる前になにを望むかわかるだろう(前)

 昨夜チヒカさんが告げた言葉の意味を理解したのは、翌朝寝ぼけ眼でリビングに姿を現した時だった。

何気なくつけたテレビニュースが告げる日付。

あまりにも長く触れなかったので、テレビのことさえ忘れてしまっていた……というのはさすがに嘘だ。

しかし物質そのものに違和感を覚えなくもない。

それほどに長い間、目にしていなかったのは事実だから。

「あれ……あれ?」

ぼくは慌ててリモコンを手に取ると、番組表を呼び出してもう一度日時を確認する。

あの日、土曜日の朝に家を出発してから、一ヶ月近くはメイドの里にいたはずなのに、そこに表示された日付は、間違いなく二日後の月曜日の朝でしかない。

そういえば携帯は……充電するのを忘れていたな。確認のしようがない。

だが恐らく、そこに刻まれた日付は、テレビのそれよりも先に進んでいるに違いない。

後で修正する必要があるだろうな。いやネット接続されれば自動的に修正されるか。

「おはようございます始様。朝食の用意が出来ております。今日からまた私が作ることになりましたが……」

振り返って彼女の少し照れくさそうで、そしてばつが悪そうな顔を見ていると、全てが理解出来た気がした。

あの時ぼくが感じた感覚、あれも間違いではなかったんだ。

エスパーにでもなったような気分だが、しかしそれは驚くほどのことでもないのかも知れない。

ただそれがわかったからって、なにができているわけでもないのだから。

それよりも異次元体験をさせてくれたメイドの里の凄さの方が、ずっと上なわけだし。

放っておくとへなへなと落ちてしまいそうな腰に力を入れ直してしっかりと立つと、ぼくはテーブルについて、チヒカさんが焼いた目玉焼きにフォークを立てる。

予想はしていたが、黄身が溢れ出したりはしない。ただサクっと刺さるだけである。

「頭が混乱しそうだよ。ぼくは本当にメイドの里に行ったのかな」

「はい……ですがそのことはくれぐれもご内密に」

「言ったって誰も信じないよ」

ぼくはチヒカさんと一緒に笑った。次はサニーサイドアップも教えないとなあ。


「引きこもっていればよかったのに、戻ってきたんだな」

登校途中、あの交差点で背後から聞こえたのは、聞き覚えのある声だった。

あ、こんにちは。それじゃ急ぐんでこれで。学校遅れちゃうよ。

「あ、はい気をつけていってらっしゃい……って言うと思ったかコラー!」

素早い動きで進行方向に回り込む、このちっさな金髪少女とも、随分久しぶりに会った気がする。

あの不可思議な里に行ったのも、元々はこいつが言った言葉が発端だったんだ。

きっと歯をむき出しにしてすごむ顔は、よく見れば可愛く見えなくもない。

だけどこいつもやっぱり、結界の外からやってきた外敵なのだろう。

変な格好と能力以外、そんな風には全然見えないのだが。いや、それで十分か?

「ふんっ、まあいい。今日は最後の忠告に来てやったんだ。私はもうどうでもいいが、お前こんなところをうろうろしていたら、荊の奴に殺されるぞ」

「いばら?」

「里でお前を襲った奴さ。あいつは怖いんだ……もう三十年もこの世界にいるから、能力もとんでもなく強い。あの力の抜けたメイド女じゃ防ぎきれないぞ」

力の抜けたってどういうことだ? それに三十年……? あれ、なんだっけな。

「なんで私が一々お前にこんなこと教えなきゃならないんだ。なんか腹が立つ。でも約束だからな……」

一人で地団駄を踏みながら、それでも真剣な顔つきで金髪ウェイトレス女がぼくを睨みつける。

どことなく顔が赤い気がする。熱でもあるんだろうか?

「うるさいこの無神経野郎! それと私の名前はミノリだ、忘れるな」

びしっと人差し指を突き立てて、押し倒す勢いで迫ってくるミノリについ後退してしまう。

この間と立場が逆だ。

「ミノリって、年はいくつ? やっぱりミノリも外から来たんだよね」

ふとそんな疑問が口をついて出た。

深く考えたわけじゃない、

ただ様子が少し変な相手から、場の主導権を奪い返そうと、咄嗟にあがいてみただけだ。しかしそれはぼくが思っていた以上にうまくはまったらしい。

「そうだ、私は十六歳。あのメイド女と同じ年だ」

その時ぼくの中の違和感が弾けたような気がした。

「ミノリっていつこっちに来たの?」

思わず彼女のオレンジの肩口をぐっとつかむ。

以前の彼女なら、そのままぼくを投げ飛ばすか、至近距離でミサイルを撃ち出していたかも知れない。

しかし何故か彼女は顔を赤くして後退したので、さらにぐっとぼくは詰め寄った。

ここは攻め時かも知れない。直感がそう告げる。

「ろ、六歳の時にこちらに送られて来たんだ。封印を張り替える瞬間の一瞬の綻びを狙って、才能のある子供だけが隙間からこちらに送り込まれる。その後こちらで教育を受けて戦士として……」

なにかがおかしいと思っていた。

やけに素直に答えてくれるミノリも大分変だが、この際それは横に置いておこう。

そうかこれだな……とぼくは当たりをつけていた。

あの荊という奴は三十年前にこちらにやってきた。

母さんは二十年前に封印を施した。

十年前にミノリはこちらにやってきた。

封印は十年置きなんだろう。そしてその度に誰かがこちらに送り込まれてくる。

でなければ計算が合わない。

それが頭の中に引っかかっていた違和感の正体だ。

封印は二十年前ではなく、十年前にも施されたんだな。


誰によって?


お館様は何故そこを説明しなかったのだろう。

「それこそが、あの女狐どもがお前に隠してきた真実だ、始」

目の前のミノリの顔がぞっとする。ぼくの顔もそうだったろう。

その声は一度聞いたことがある。忘れもしないあいつの声だ。

ぼくはその時迷わず上を見上げた。

それは宙を舞い、まるで木の葉が舞い落ちてくるように自然とぼくのそばに着地する。

静かで、そして恐ろしく強い威圧感。

「荊……」

「知るべきことを知ったなら全てを話そう、我らが同胞よ」

なんだって……? ぼくが異世界から来たっていうのか。

「いいや、お前自身はこちらの世界で生まれたが、その血は間違いなくこの世界のものではない。お前の母親は私と共にこの世界に来た、外からの刺客よ」

……うそだ!

「これでわかっただろう。あの女が何故お前を厳重に監視し、仲間に誘い込もうとしながら、それでいてあのような嘘をついたか。全てはお前を欺くためだ」

信じたくない。

こいつのいやらしい声を、全身が拒絶する。

だけど言っていることは符合する。符号してしまう。

まさかぼくが、かあさんがこいつらと同類だというのか。

「さあ……お前の知らぬ残りの事実も全て伝えよう。我と共に来い」

つか……と歩み寄る体が細くしなる。その妖艶さはまるで熟した女性のようでもある。

いや……ちがう。こいつは女だったんだ。

その男らしい風貌でそう思いこんでいただけで、荊は男なんかじゃない。

何故かぼくはそう断言出来た。事実、荊は男ではなかった。

ぼくは今度こそ力が抜けて、その場に尻餅をついた。

すぐそばに立っていたミノリも、金縛りにあったように動けずに、ただぼくらを見守っているだけだった。

だめだ、もうどうすることも出来ない……。

 ガシィン!

激しい音と共に、ぼくの後ろからなにかが素早く走って荊にぶつかっていった。

これで三度目のことだ。それは疑うまでもない。

「チヒカさん……」

その時発した声はあまりにも弱々しくて、斬撃の音に掻き消されていた。

もしぼくを見る誰かがいたなら、それは唇だけが動いている光景に見えただろう。

ぼくの前で無防備だったはずの荊は、いつの間にか抜刀している。

やはり光速の動きについていけるほど、ぼくの目は鋭敏ではないらしい。

「始様、お下がりください。チヒカがお守り致します!」

そこから縦に伸びていく斬撃の閃きと鈍い刀が合わさる音。

その姿はもうぼくには見えなくなっていた。

「あのメイド女じゃ勝てるわけないのに……このままなぶり殺しにされるだけだ」

ミノリの冷たい声に、ぼくはきっとそちらを睨んでいた。

「なんでそんなことがわかるんだよ!」

「年季が違うんだよ。私だって荊にはまるで歯が立たないんだ。それにチヒカの奴は本来の力を失っている。昔のほうが強かったんじゃないか、あいつ」

「だ、だったら誰かに助けを……」

「この間と同じさ。あれだけ派手に暴れて誰か様子を見に来たか? 戦いが始まると、結界が張られて私たちのことは外部には漏れない。この空間に入ってこれる奴なんかいないよ」

無感情に呟くミノリの諦観が、ぼくにも伝わってくる。

だけど目で追うことも出来ない戦いの様子を、辛うじて感じるだけのぼくの感覚と運動神経では、助けに入ることなんてとても出来ない。

それどころか腰を抜かして、地面に這いつくばったままじゃないか。

ぼくになにか力があるというなら、目覚めてみろよ。

「ちくしょう!」

空中高く舞い上がった斬撃が途切れたかと思うと、傷だらけになったチヒカさんがぼくの近くに、ぼろぼろになったスカートを舞わせながら降りてくる。

そのまま着地して片膝をつく姿は痛々しい。

荊のほうは薄笑いさえ浮かべて余裕の表情だ。

それでも鎧に線のような亀裂が入って、そこから生肌が露出しているが、それはピンク色の肌で、血の痕はどこにも見えない。

薄皮一つ斬られてはいない。

鎧の下で微かに膨らみを持つ胸元が、荊の性別をさらに明らかにしていた。

「裏切り者にふさわしい末路だな、チヒカ。ミノリと共に目をかけてやった恩を忘れて、敵に寝返るなど……」

なんだって……!? チヒカさんもあちらの世界の人間だっていうのか。

「言うな、私は目が覚めたんだ。お前たちには決して屈しない」

「その結果がこの有様だ。力を失い、過ちを重ね、始の両親を死に追いやってなにを成そうというのだチヒカよ」

「うるさい、黙れ、それを言うな!」

荒い息を吐き出すのがやっとなチヒカさんが、喘ぎながら発する言葉は鋭さがない。

両親を死に追いやるってなんだ……? それは一体どういうことなんだ。

「教えてやろう始。お前の母親を間接的に死に追いやったのはこの女だ。それだけでなく、父親もその手にかけて直接殺している。本来ならお前の前にのうのうと顔を見せられるような女ではない」

「黙れ、黙れ!」

ぼくの顔は、荊ではなく吠えるチヒカさんを見ていた。

疲れに頭を落として、それでも必死に声を張るチヒカさんの顔が、ぼくの方を向いた。

その頬は涙に濡れて、ぼくに許しを乞うように歪んでいた。

「まさか……嘘だろ、チヒカさん。嘘だって言ってくれよ!」

「申し訳ありません、自分で告げる勇気がなくて、こんなことになってしまいました……荊の言う通り、貴方のご両親を殺したのは、この私です」

ぼくの耳にその言葉が届いたのは一度だったが、脳内では何度もリフレインしてうるさいくらいに反響した。

一体どういうことなんだ!

ぼくが怒気を発してそれを声にした時、どこか遠くで轟音が鳴り響いた気がした。

それはこの世のものとは思えないほどの大音声なのに、耳にはなにも伝わってこない。

しかしはっきりと実感出来る耳を潰すほどの大音量だった。

荊とミノリがいつの間にかそこから姿を消していたが、そのことに気づいたのは、かなり後になってからだ。

ぼくの神経は全て目の前のチヒカさんと、そしてその唇が紡ぎだした言葉の意味に向けられていた。

呪縛されていたという方が正しいかも知れない。




「あんた……最悪だね」

ミノリの呟きを荊は冷笑で遮った。

「お前も裏切るつもりか。ならば容赦せんぞ」

「どうして誰も殺さないで引き上げたんだ。一体なにがしたくて、あいつらの回りをうろうろしているんだ」

強がるミノリの全身は震えていた。刃向かうことは出来ない、しかし従うこともできない。反目する二つの壁に押し潰されそうになりながら、せめて言葉だけで威勢を保つのが今はやっとだ。

「始の力は鍵よりも重要だからだ。お前は黙って見ていろ。邪魔をするなら、次は本当に斬る」

そう言って背を向ける荊に、ミノリは片手を持ち上げて攻撃の意志を示そうとしたが、とうとうそれは叶わずに終わった。

「変わっちまったな、あんた……」




 明かりをともさない薄暗い部屋の中で、ぼくはただソファーに座っていた。

受け止めた事実のあまりの大きさに、なにも口に出す気力がわいて出てこない。

チヒカさんも同じようになにも言わずに、テーブルの椅子に腰を下ろしてずっと無言でいた。

いっそ出ていってくれればいいのに……そう思わずにはいられない。

長い長い沈黙の後で、やっとチヒカさんが口を開いた。

「貴方のお母様がこの世界にやってきたのは、三十年前のことだったそうです……その後お母様はこの世界に一緒にやってきた荊と共に育てられ、この世界に仲間を導き入れるために里の忍集団と戦われた。しかしお母様はやがてその愚に気づき、里の側につくことにしたのです。お母様が十年に一度現れる封印の鍵を司る能力を持っていることは、そのすぐ後に判明しました。そしてお母様はご自身の力を使って新たな封印を施すことに成功し、その後は普通の女性として生活を送ることになったのです。それが二十年前のことになります」

まるで気の入っていない声で淡々と語る彼女の話を、ぼくは半分も聞けていた自信がない。

その時のぼくは、虚ろな言葉で語られる空虚な知識を、脳みそに無理矢理詰め込んでいたに過ぎない。

それは学校の授業より、聞きたくもない噂話を延々続ける知り合いの戯れ言より、もっと無意味な情報でしかなかった。

「お母様が恋をなさった貴方のお父様は、高い戦闘力を持つ、戦士と呼ばれる能力を持つ里の忍でした。お父様は始様が生まれた後も、外から現れる敵と戦い続けました。そう、こちらの世界に送り込まれた私とも……ミノリと共に十年前にこちらに送り込まれた私は、やはりあちらでは高い能力を持ち、将来を期待されていた人間でした。荊の高い教育能力もあって、私は数年のうちに里に敵対するものがないほどの戦士に育ちました。貴方のお父様とも何度も剣を交え、そして最期には……しかしそれは私の思い上がりでしかありませんでした。貴方のお父様響様は、貴方のお母様のようにいつか私も真実に気づいてくれるかも知れない、そう思って私を殺めないよう手を抜いてくれた。それなのに私は……」

そこで長い沈黙が訪れる。

本当ならそこで「じゃあ母さんはどうやって殺したの?」と促すところなんだろう。

酷い言葉だが、他に言いようがないんだからしょうがない。

だけどそんなことは口にしたくない。だからぼくは黙っていた。

やがて長い長い沈黙を破って、チヒカさんが再び口を開く。

「本当は封印をするのは十年に一度ではなく、五年に一度なのです……貴方のお母様もご自身で二度、封印の儀式に立ち会いました。そしてお母様は儀式を次の代に伝えるため、次の代の巫女と共に、あのオーロラの内側に入りました。私たちはその機を狙っていたのです。そして私たちは当代の巫女の暗殺に成功しました。そのためにお母様は、残る命を懸けて、本来なら既に枯れているはずの力を使われた。ただでさえ封印のためにすり減っていた残り少ない命を、さらに使われたことでお母様は若くして亡くなられたのです……」

「その罪悪感で、ぼくを守るためにこの家にきたんだ」

「言葉もございません……」

「なにも知らないぼくは道化だ。信じていたのに」

だってそうだろう。

ぼくだけが事実を知らされずに、ただ踊らされていたんだ。

利用価値があるから守る、そのために護衛がついたことくらい、ぼくだってわかっていたさ。その利用価値のために、ぼくは事実を知らされなかった。

「それは違います。始様の能力がなくても……!」

続きの言葉はわかるさ。残る理由は罪滅ぼしのためという言い訳の連鎖だ。

次の言葉を言いかけたチヒカさんを振り切って、ぼくはリビングの扉をパタンと閉めてそのまま部屋に引きこもった。

足音が近づいてきて、部屋の外に気配を感じた気もするけれど、扉が開くことも声がかかることもない。

ぼくはどうしても気持ちが落ち着かないまま、ベッドの上に突っ伏して今まで起こったことを考えていたが、そのうちまた眠りに落ちてしまった。


 次の日の朝。

目覚めると音一つしない家の中で、ぼくは服を脱ぎ捨ててバスルームに入った。

乱暴にひねる栓。お湯になる前の水が飛び出したが、構わずにぼくはその水流の中に身を入れた。

冷たい刺激が今の自分にはちょうどいい。

後悔の念と寒気が全身を覆ったが、それがかえって痛々しい気持ちを紛らわしてくれるのだから。

これからどうすればいいのかわからない。どんな顔をしてチヒカさんを見ればいいというんだ。


どうして最初から教えてくれなかったんだろう?


今さら母さんや父さんの死の原因なんて、どうでもよかった。

ぼくはただ真相を隠されたことに腹が立って、気持ちを整理することも落ち着けることも出来なかった。

そんなにぼくは信用されていなかったのか。

乱暴に床を蹴って濡れた髪をタオルで拭いながら、新しい下着を着けてリビングに向かう。

途中で止まる手。

まだどんな顔をすればいいかわからない。

いっそ怒鳴って暴言を吐いてしまえば、全てすっきりするのだろうか。

 そこにいつもあった明かりがないことに気づいたのは、その時だ。思い切ってノブを上げると、ぼくはリビングに足を踏み入れる。

静けさだけが支配するその空間に、人の気配はない。食事の用意もない。

冷え切った冷たい空気だけが漂う。

そう、これは昔と同じだ。チヒカさんが来る前の、寒々しい一人ぼっちの空間。

そこにはただ一枚、詫びの言葉が示されたメモが残されていただけだった。

「……馬鹿野郎」

ぼくはその時初めて涙を零してむせび泣いた。

なにが悲しいのかすらわからない。だけど今は泣く以外のことがなにも出来なかった。

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