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第七話 魔法使いになった俺は念願の魔法学校の生活を満喫した!⑥

三十五歳で童貞がなると言う魔法使いに俺はなった。本当の魔法が使える方で。

そして使える魔法、異世界転移の魔法で来た世界アーティファから戻れなくなり

元の世界に帰るために必要な異世界への扉を求めて魔法少女になって戦争や一騎打ちを行う。

それでもダメだった時に手を差し伸べてくれたのはDだった。

しかしそのDは天使なのに悪魔を率いて自らもこれ以上怖い顔は存在しないと言って過言でない

悪魔的な顔をしていた。

こんな奴にまかせて俺は元の世界に戻れるのだろうか?

悪い夢だったのだろうか?悪い夢だった、確かに。体中が寝汗で濡れている。


「キキおはようって、どうしたの?服が濡れているわ。シャワーを浴びて着替えないと!」


サーシャが話し掛けてくれたせいで少し恐怖が解れ感情が安定していく。

確かに汗だくでは臭くなりそうだしサーシャに挨拶してからシャワーを浴びに行く。

一階にシャワー室がありそこまで歩いて行く事にした。

魔法学校なら魔法で体を洗えないの?と思う人もいるだろうが確かに洗える人は

いるようだ。しかし学生と言う魔法使い見習の上、魔女は得意魔法に特化した人が

多いため、普通に男女両方の寮に生活に必要な物は全て用意してあるのだ。

かく言う俺も魔法自体は使えると思うのだが長年風呂やシャワーを使ってきたので

慣れたものを使ってしまう。

まず更衣室で服を脱ぎ持ってきたタオルと石けんを持って個々に分かれたシャワールーム

に入り、体を洗う。

古めかしい造りのくせに温度は自動調整でなお且つシャワーヘッドが自動で動いて

体中をくまなく洗ってくれる。

シャワーの御かげで心に余裕が出て来て気付いたがいつもこの時間帯は結構人の

出入りが多いのだが今日は俺だけだ。

何かあったのかと思っていると


[サーチアイ起動します]


あの抑揚の無い声がすると目の前の空間に画面が現れた。画面は外から更衣室の

入り口を映していて更衣室の扉に「更衣室改装の為使用禁止」の張り紙がしていた。

???俺が入って来た時そんな張り紙なかったぞ?大体更衣室改装って何やってる

んだよ?

画面が更衣室の扉に近づいて行きすり抜ける様に画面が更衣室内に変わる。

そこには二人床にしゃがみ込んで何かしている。イロイとサーシャだ!しかも俺の

着替えの置いてある棚の前でだ。

画面を映していると思われるカメラが近づくと俺の服に頬擦りして匂いを嗅いでいる!


「やっぱし美少女の匂いは格別だわ~っしかも脱ぎたてなんてそうそう嗅げないのに

私は幸せだわ~っ。ちょっとイロイ私が呼び込んであげたんだから匂いを嗅ぐのに

集中しないでキキの動きを監視して。」


「大丈夫まだシャワーを浴びているよ。それより服が汗で蒸れてて匂いが倍増!

たまらないよ~っ」


画面から音声が聞こえる。・・・何だこの変態カップルは?殺るか?滅していいよね

変態は!・・・いやいややはり殺すのは良くないぞ俺。何を考えているんだ俺は。

可愛く綺麗な俺の服に頬擦りされたのが怒髪天に来たが冷静さを何とか取り戻し

二人に脳からの行動命令を止める「バインド」の魔法を掛ける。

俺の魔法マジ有能!

許す気はないがだからと言って殺すまでするわけがない。熱い灸をすえてやれば良い

かな?と思っているのだが先程から俺の魔法が暴走気味に色んな魔法を提供してくる。

地獄の苦しみを味わいながら死ぬ10の魔法や証拠隠滅用完全焼却の魔法など物騒な

魔法を提示してくる。

俺の魔法が怒っているのか?魔法が自立行動をとるとか意思があるとかはかなりの

レアケースらしいが・・・そう言えば戦争や一騎打ちの時に魔法発動と共に俺の意思とは

無関係に話し出したな俺が。

今回もか?取り合えず寮長に突き出す!と言ってみよう。息を整えて喋る。


「貴様たちは死に・・・」


あーやっぱしだ。俺の中に誰かが居て勝手に喋っている感じだ。非常に気持ち悪い

現象であるがだからと言って俺の支配権を渡すつもりは全くない!

口に力を入れ念じながら喋る。


「こんな事はしてはいけない。もう二度とやるな。」


やった!言えたぞ。どうなもんだよ!などと喜んでみたが熱い灸をすえるどころか

許してしまう事になってしまったぞ。


やってしまったと思っていたら更衣室の扉が勢いよく開きフィアナが入って来る。


「キキちゃん大丈夫?」


「えっ?大丈夫ですけど」


「ちょっと前にタオルを持ったキキちゃんが一階に下りて行くのを見たからシャワーを

浴びに行くのは知っていたけど皆から更衣室に張り紙がしてあって入れないと苦情が

あってキキちゃんにもしもの事が無いか心配で来たのよ。」


またフィアナに抱きしめられて胸の谷間から顔を出して話す事になった。

周りを見回して状況を確認するフィアナ。


「キキちゃんは二人を許してあげたんだ。偉い!魔力が高くなるにつれ性癖が歪んでゆく

傾向があるのは皆知っているけど実際に許せるとは別物と考えているのよ。

でもキキちゃんは許した。凄く良い事よ!

そんなキキちゃんに朗報!今日行われる総神祭の歌い手が急に出れなくなったのだけれど

強くて優しいキキちゃんに代役をしてもらいたいの。滅多になれない名誉な事なの。」


総神祭の歌い手?また大勢の前で何かやらされるんだろ?旅行から帰ってきたら

お祭りで歌を歌うとか名誉な事でもハードすぎてやりたくないね。

所で総神祭って聞いてないけど何なんだよ?


「少し疲れが溜まっているので考えさせてください。それに聞いたことないのですが総神祭

って何ですか?」


「総神祭は神様を祝うお祭りでその年の一番人気の神様を決めるお祭りでもあるの。

商売の神様や恋愛の神様って有名な神様から安眠の神様や靴作りの神様なんて細分化

された神様も居て、皆の信仰心の多さで決まるの。

その優勝した神様に歌を捧げるのは優しく偉業を成し遂げた人と決まっていて今回は

難病を魔法で治す事を確立した魔女が歌う事になっていたのだけれど当日になって体調を

くずしてしまったみたいなの。それでキキちゃんにやってもらえると嬉しかったのに。

もったいないわーこの衣装を着れるのは歌い手だけなのに。」


そう言って写真の様なものを渡してきたが・・・これはいいぞ!古代ギリシャ風の

格好だが体の線があっちこっち出まくりのエロさ。しかし同時に荘厳な奥ゆかしさも

感じるミステリアスな衣装。少女の俺が着たところを妄想して辛抱堪らなくなる。


「わっ私で良ければその役やらせて下さい!」


「本当に?代役はキキちゃん以外居ないだろって周りの人が言うからキキちゃんに

断られたらどうしようかと思っていたけど良かったわ~」


話が終わると善は急げと言わんばかりにすぐに移動、着替えに歌の練習が

始まった。朝シャワーを浴びてからほとんど食事もとらずに行う強行軍。

少し疲れた、いやかなり精神的に疲れたので休ませてもらう。

ぼーっと椅子に座っていると窓からフィアナが見える。遠くでゴーレムに話し掛け

ている。これは電話だな。でも何を話しているのだろう。


[読唇術を開始します。99.88パーセントの確率で次の内容を話していました。

王女様を無事連れ出した。計画道理舞台に立たせられる。後は任せます。以上です。]


何だか会場の誰かと打ち合わせの電話か。しかし皇女様ってコードネームか隠語か

知らないけど変な呼び方をするなー。


「ここで休んでいたんだね。軽い食事と飲み物を用意したから今のうちに食べておいてよ。」


アズメルが軽い食事と言いながら結構な量の食事を持ってきた。しかも食べ歩きのために

調べておいて知っていた高級料理店のテイクアウトの食事だ。

何故こんな高級な物が出るのか怪しんだが旨そうなので食べる。

そう言えばこの会場に連れて来たのも世話もフィアナがとアズメルがほとんどやって

くれてたな。会場の係の人との連絡も全てやってくれる。なんか自分より年下の者に

負担を掛けるのは心苦しいな。後で何か奢るか。

ちなみにサーシャとイロイはあの後かなり絞らたようだ。特に女子寮に

侵入したイロイは退学にはならないようだがとんでもない罰が用意してあるらしい。


食事をしながら窓の外をまた見る。道に大勢の人が溢れその中を四角い箱を何人かで

担いだ人達が通る。まんま神輿だ。

しかし出ている人の数、出店、神輿を担ぐ人や道路整理の人どれをとっても元旦の

神社や寺と同じかそれ以上だ。

なぜこんな大きな祭りがあるのに学校では何も話題にならなかったのか?

アズメルに聞いてみる。


「魔法を使える者は万能感を感じるからね。神がおこす奇跡と同じかそれ以上の事を

出来るから、言い方が悪いが神を見下す者が多いんだ。中には信仰心の篤い魔女や

魔法使いもいるけど完全に少数派だね。

神の依り代になって行う神聖魔法は限られた場所、限られた能力、神が降りている

と言う限定された状態でしか使えないため神殿では教えているけど魔法学校では

一切触れないんだ。ひどい所ではタブー視されてもいる。特に帝国ではひどく

神殿自体が無かったよ。」


そう言えばフィアナとアズメルは帝国から逃げて来たんだよな。成程、確かに

自分より弱い者を崇めたりしないか。

でもDは中間管理職的なものもしくは子会社の社長の地位であの魔力。Dの主って

どんだけ魔力があるんだよ?逆にこの世界の神様って弱いのか?


「この世界の神様って弱いの?」


「んー弱いと言うのは言葉的に合わないけど魔力的に考えるとそうなるかな。

この世界の神は基本的に10万前後しか魔力を持っていないがそれは神々の中で

決めた取り決めに従っているかららしいよ。何でも神々はバランスを安定する事が

一番大事で誰かが力を持ちすぎて均等が崩れるのを恐れているそうだ。」


「でも10万はかなり多いのでは?」


「そうだね人間から見たら多いけど異世界の調査では何倍も魔力を持つ神が当たり前

に居たそうだから神々自体が魔力と行使できる力をセーブしているようだね。」


じゃあ神様自体は弱くないのでは?馬鹿にも出来ないだろ?と思うが人間てやはり

表面的な物でしか理解できないのかもしれない。


「ここで休んでいたのね。それにアズメル、キキちゃんの食事を用意してくれたのね

ありがとう。優勝も決まったからそろそろ本番の準備をしましょう。

じゃあこちらの衣装に着替えてね。」


フィアナが戻って来て入れ替わる様にアズメルが出て行く。フィアナの手にはあの衣装が

のっている。急いで衣装を受け取り、姿見の鏡があるのでその前で着替える。

・・・単純な衣装に見えたが思ったより複雑な羽織り方をしていて凄く着ずらい。


「苦戦しているようね。お姉さんが手伝ってあげるわ。」


女の子に着替えを手伝わせるのはかなり恥ずかしいが、衣装を直す度にこれでもかと

胸を押し付けられてこれはこれで凄く良い!と思えるので胸の感触を楽しみながら

鏡に集中する。

・・・着替え終えた。これは凄く良いぞ!布が薄いから胸も足も尻も更に股間までハッキリ

出てしまう。服を着ているのにエロい、エロいぞ!これぞ着エロの最終形態か?


「良かったわ気に入ってくれて。でもそろそろ行かないと間に合わないわ。」


一人で悦に浸っているとフィアナが後ろから話し掛けてくる。良い所だったが

仕方ない。フィアナについて行き会場に移動する。


「ところでフィアナ先輩、どの神様が優勝したのでしょうか?」


「今年は例年にない程お菓子屋さんの出店が相次いでしかもどのお店もとっても

美味しいの。そのおかげでスイーツの神様が選ばれちゃったわ。」


などと穏やかに会話をしている中で俺の魔法が怒涛の様に喋りまくっている。


[ボイスコントロールの魔法を発動しました。音量、音の高さを最適化します。]

[ボイスエフェクトの魔法を発動しました。最も良い振動を声にかけます。]


などなど。

まるで魔法がハッスル(死語)しているみたいに矢継ぎ早に発動する。

どうしたんだ俺の魔法。何かタガが外れかかっているみたいで怖いぞ。


などと考えていたら会場に到着。会場は野球の球場に似た形で観客席にあたる場所に

ひな壇上に神輿が置いてある。その中で一番前にせり出し高い所に神輿が置いてある。

多分それが今年の優勝した神、スイーツの神様なのだろう。

それに対してピッチャーが立つあたりに高く台が置いてある。たぶん自分がそこで

歌う場所だろう。

後ろの外野辺りにイヴァイタ連合国家主席を含む各国要人が居て、その後ろに一般参加者

がいっぱいいた。


緊張するかって?いやしないね。今度は戦う分けではないから外からは見えないマジック

ミラーを全面に配置して歌うのだから全く問題ない。

余裕を持って自分の出番を待つ。


「では優勝した神様に歌を捧げましょう!歌い手はこの度の戦争を窮地から一転勝利に

導いた救国の英雄にして異世界から来た魔法少女キキさん!お願いします。」


胸を張って会場入りして手を振りながら壇上に向かう。全然緊張していない。何故なら

もう前以外はマジックミラーを張り巡らせているからだ。

問題無く壇上に立つと前にもマジックミラーをだしてさあ歌おうとした時


「緊急警報です!インブロフ帝国の浮遊戦艦が警告を無視し、こちらに向かっています!

会場に居られる神様と観客の皆様は避難指示に従って避難してください。」


大きな警報音と共にこんなアナウンスが流れた。

おいおい俺の晴れの舞台で何てことしてくれるんだ!


「キキちゃん防御の魔法を使って!今まで帝国が領土侵犯してくる事は悪魔がらみ

がほとんどで一般人を攻撃するような事は無いわ。でももし悪魔が近くに居れば

巻き込まれるかもしれないから人が少ないここで防御魔法を使ってやり過ごした方が

無難だわ。」


フィアナが駈けながら話してくる。後ろにアズメルもついてくる。

いくら何でも過保護すぎだろ?こちらの方が魔力も魔法も強いのだから心配しなくても

いいだろ。・・・いやあれか?髭か?学園長に言われて警護をさせられているのか?

それとも逃げ出さないように監視を言いつけられているのか?

どちらにしろこれから帝国の異世界への扉を使うために出て行く身としては後ろ髪を

引かれる思いだ。

出て行くときに皆に挨拶できるだろうか?


「帝国の浮遊戦艦が真上で止まったぞ!」


「神様の頭上に停めるとは不敬だぞ!今すぐどかせ!」


考え込んでいるうちに帝国の浮遊戦艦は頭上で停止した。


「何故帝国の浮遊戦艦を祭りの会場の上に停める?大体魔王は今帝国内で封印を施して

いる最中だろ?何の権限で我らの国に浮遊戦艦をもちいて領土侵犯をする?直ちに退去

しろ!」


驚いた事にまだ会場にイヴァイタ連合国家主席が残っていて浮遊戦艦に向かって叫んで

いた。


「権限?権限ならあるわ。異世界にかくまわれ戻って来た我が姉妹である最強魔力の

第4皇女を迎えに来たのだ。邪魔をするならばそちらが越権行為の上処罰の対象になるぞ。」


威嚇するように浮遊戦艦の下の砲塔がこちらに向く。

しかし誰だよ?第4皇女は?迷惑この上ねーな。こんな所まで浮遊戦艦を呼んだりして

戦争にならないとしても連合国と帝国の間はギクシャクしてしまうだろ。

大体異世界から戻ってきたら真っ直ぐ帝国に戻れよ!しかも魔力高いんだろ?

・・・いや何かここまで言って俺と似たところがあるから親近感がわくのかちょっとは

許してやりたいかもしれない。でも異世界から来た高魔力所持者なんてすぐに分かってしまう

ものだから隠れようがないだろ?

そう言えばフィアナが王女を連れて来たって言ってたが・・・もしかして俺の事か?


まるで俺の考えを肯定するように浮遊戦艦が降りて来て船底の扉が俺の前で開く。


「やはり貴女は我が妹アディアーレ、無事に戻って来た事に感動しますわ。

それとフィアナ、アズメル両人とも我が妹の警護無事に務めましたね。皇帝陛下には

良い働きを伝えておきましょう。」


扉が開き、その扉がタラップの様に伸びて俺の立っている台の上まで伸び、その上を

俺を妹と言う女がこちらに護衛を連れて下りてくる。

そして顔をかなり近づけて話し出した。


すっ凄い美人だ!しかも歩く度に胸が揺れる程の巨乳!確かにあまえたくなるほどの

巨乳だが俺は元の世界で兄弟は居たが姉妹なんていないぞ!しかもこんな滅茶苦茶な

美人残念ながら遠い親戚まで居なかったと確信できる。


「キキちゃんいえアディアーレ皇女様、混乱すると思いますが貴女様はこの世界に

帰還するために魔法の導きがあったのです。多少の手違いがあったようで帝国ではなく

イヴァイタ連合国家内のレーゲン王国に来てしまったのは魔法に何かしらのトラブルが

発生したからと思われますが、そのトラブルをカバーするために私達2人が貴方様を

お待ちしていたのです。」


何時もの柔らかい雰囲気は無く鋭いまなざしで俺を見て話すフィアナ。

話が信じられないと言う思いと信じたくないと言う思いがあるのでフィアナが

話しても俺は困惑するしかなかった。


「皇女様は混乱されている様です。船に乗って頂いてから説明してみてはと具申します。」


「そうねここで話していてもしょうがないわ。船の中でゆっくり話をしましょう。」


周りの護衛が俺を取り囲み連れて行こうとする。行くわけないだろ!と抵抗しようとしたが

護衛の皆さんローブと帽子で良くわからなかったが美人の上に巨乳!いくつもの巨乳が

押し付けられてヘブン状態に突入!抵抗して暴れる程、胸を押し付けてくる!

よくよく考えてみたら帝国に行くつもりだったし良いかなと自分に言い聞かせて抵抗

しない事にした。


「待つのじゃキキ!帝国の浮遊戦艦が領空侵犯したと聞いて嫌な予感がしたが当たったわい。

そいつらに連れて行かれると元の世界には帰れなくなるぞ!」


まだ閉まらない扉の向こうに浮遊列車の窓から体を出して叫ぶ学園長が目に入る。

サーシャと・・・イロイだ!顔面が赤く変形しているが間違いなくイロイの二人も

連れてきている。


「フィアナ!アズメル!何をしておる?二人ともキキを連れ戻すんじゃ!

帝国から出奔したお前達を手厚く保護したのを忘れたか!」


「何をおっしゃるフォージャイル学園長殿、貴方はただ高魔力所持者だった我々を

使って自分の地位の向上を図っていただけでしょう?それに我々は元からアディアーレ

皇女様を迎えるために派遣された者、そちらに帰す道理はありません。」


「くーっくそう!これは使いたくなかったが仕方ない。イロイに掛かる制約の魔法を

解除する。イロイ、キキの真名を使って戻る様に言うのだ!」


「えーっ鈴木直樹よ今すぐそこに居る者達を振り払いこちらの乗り物に移りなさい!」


俺の真名は黙っている、妖精のイーニスに知られたのもどうにかすると言いながら

イロイに掛けた俺の名を喋れなくする制約の魔法を解除して俺に命令させようとしている!

とんでもない嘘つきだ!


・・・でも何も起きないぞ?


「おほっほ、学園長先生それは我が妹が異世界で仮初に使った名前よ。効果が出るわけ

ありません。それでは失礼、愚民たちよ。」


俺の姉を名乗る者は少しの間だったが俺が住んでいた国の者全てを見下しあざ笑いながら

別れを言った。


扉は完全に閉まり乗っている浮遊戦艦は速度を上げて動き出す。どうなってしまうのだ

俺は?


お陰様で体調は安定しているので話の続きを自分としては早く書く事が出来ました。

もう少しスピードアップ出来ないか?頑張ってみます。

次回から帝国編です。色々はっちゃけているので期待してください。

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