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勇者の復讐  作者: にけ
プロローグ
79/84

同盟の調印

一週間後三人はファリス大使館の会議室で調印を行った。


二日ほど前、ディエゴ・ユーロピスは自分の部下を率いて改めて


亡国の聖戦から独立したことを発表した。


新たに団体名を【憤怒の天使】と変えていた。


ミハイルは前暁の稲妻団長の死の真相の徹底的な解明の協力


ということで、協力することになった。ただ、現段階では表に出ることはない。


調印式は滞りなく進みファリス側代表はルーカス・サーチ大使と


駐在武官長であるレノ・カーチェスが出席した。


一週間前、亡国の聖戦から独立した


【憤怒の天使】総長、ディエゴ・ユーロピアスとディエゴの側近である


クラクフ・ロードスパンが出席した。肌が浅黒く茶色の眼球は必要以上に鋭く、


獰猛な猛禽類のようにレノは感じた。クラクフは何かをしゃべることなかった。


そして暁の稲妻団長として、ミハイル・ドランコフ三人が握手をして


調印式は無事終了した。ミハイルとディエゴは何やら話をしている。


隣に座っていたルーカスが立ち上がっり小声で言った。


「准将。これから私は本国に帰りこのことを元帥閣下に報告する。


ミハイルとは幼いころからの友人なのだろう。つのる話もあるだろうから、ゆっくりするといい」


「お気づかいありがとうございます。閣下」


ルーカスの満足げな笑みを確認しレノは立ち上がり軽く頭を下げた。


ルーカスが会議室を出て行くのを確認し、再び席に座った。


「ここからが本題だ」


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