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11.寮で

とりあえず、学園編の主要人物は全員出たと思います。

また、少し増えるかもですが....

初日の授業はこれで終わった。

今日一日で、この世界の色々なことを学べたと思う。いつか見てみたいと思えた。



「この学園どう思った?」


アルト先生が笑顔で私に聞いた。


「とてもいいと思います。クラスメートも優しいし、施設が色々あって面白いです。」


「そう、よかった。」


ほっとしたようにアルト先生は言った。そして私が座っている席の隣に来た。


「本当は心配してたの。あなたは世界を航る者で、こちらの世界の人じゃないから、寂しいんじゃないかって。」


そんなこと考えてたんだ。アルト先生、優しい人だな。

でも、自分でいうのも悲しいけど私はもとの世界に何となく馴染めていなかったから、寂しくはない。むしろ、皆と話せてうれしい。

そういうことをアルト先生に伝えると、アルト先生は嬉しそうに笑った。


「そう思ってくれて良かった。これからもよろしくね。」


「はい!」



「ここが、あなたの部屋だよ。この子と一緒だから仲良くね。」


アルト先生から案内された部屋は、寮の二階の端にあった。階段が近い。



「ボクはテーヌっていうんだ。よろしくね」


金髪で、赤紫の目をした女の子が部屋から出てきた。髪を腰くらいに伸ばし、根元を結んでいる。

僕っ子出現に驚いた。


「私はアイ。こちらこそよろしく。」


「じゃあ、また明日。寝坊しないように。特にテーヌ。」


「はぁい。」


アルト先生の言葉にちょっとバツが悪いような表情になって、返事したテーヌ。それで私は、この子が寝坊をよくしている事を察した。


「アイさん、テーヌの事よろしくね。」


「分かりました。」


苦笑いしながら、アルト先生と話す。


「ボクも頑張れば起きられるのに....」


何か聞こえたけど、気にしない。



部屋のなかに行き、自己紹介と自分の事を話し合った。

テーヌは、踊り子の家系でテーヌ自身も踊り子になりたいと思っている。


「アイは二組か。ボクは一組なんだ。いつか、一緒に踊ろうよ。」


ちなみに、一組は体育系で、二組はバランス系、三組は頭脳系である。この組分けは、中等部三年の時にアンケートで決める。

でも、私は踊り苦手だ。


「いつかね。」


当たり障りのない回答。これに限る。


「ところで、今何時?」


テーヌは腕時計をみた。


「今は7時。夕食が配られる頃だと思うけど。」



チリン。

部屋の鈴がなった。扉を開けると、台がおいてあった。その上に夕食が乗っている。


「ああ、いまきたね。はい、アイ。」


夕食を受けとる。昼のエルトと違って安定している。


「ありがとう。」


夕食がとても美味しそうで、思わず笑顔がこぼれる。


「っ、どういたしまして。」


....?一瞬間が空いたような?

気のせいか。


「じぁあ、いただきます。」


「いただきます。」



「ごちそうさま。美味しかったー」


テーヌがケプッっと小さいがげっぷをした。


「それだけ食べるからだよ。」


テーヌの夕食の量が半端なかった。私の夕食の量の3倍くらいはあったんじゃなかろうか。


「しょうがないじゃん。ボク、一応獣人の血が入ってるんだし。」


初耳だ。獣人はそんなに食べるのだろうか。

でもテーヌの見た目は人のそれと同じだ。血は入ってるが薄いのだろうと思う。


「夕食の食器は台に乗せて、お風呂に入ろ。」


「お風呂?」


テーヌは頷き、部屋の奥を指差した。


「向こうにあるよ。一緒に入ろ。」


「部屋にあるのは驚いたな。うん、いいよ。一緒に入ろ。」


せっかくの機会だ。テーヌと仲良くなっておこう。



お風呂では、とりあえず水遊びならぬお湯遊びが始まったのだった。勿論発案者はテーヌだ。


お風呂から上がるときは二人とも少しのぼせ気味だったのでありました....(遠い目)

個性的なキャラを書くのがこんなにも難しいなんて....(゜ロ゜)

文がおかしくなってしまったところはすみません

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