表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/64

8.初授業で

明けましておめでとうございます。(遅いw)

少々ぐだぐだです。(少々じゃないw)

ちなみに()内の突っ込みは私の友達です。

(時々出てくるんでよろしくです(o`・∀・´)ノ)

キーンコーンカーンコーン。

あ、チャイムはあるんだ。この世界。



「さて、授業始めるか。転校生が来たから、今日は基本の知識からねー。転校生以外で覚えてなかった人は後で来なさい?」


アルト先生が笑顔。

だけど、めっちゃ怖いよー?黒いオーラが滲み出てるよー?

他の生徒たちを見ると、若干ひいてる子が多数。

そんなんでいいのか。アルト先生。


「まず、精霊たちと話してみましょう。」


いきなり、ハードですね。アルト先生。



「あの、アルト先生。精霊たちと話すとは?」


意味がいまいち分からなかったので、アルト先生に聞く。


「そのままの意味です。精霊たちはどこにでもいるので、私達が呼べば、話せます。」


大体の内容は分かった。


「呼ぶ方法は?」


そういうと、先生はニコッと笑った。


「簡単ですよ。精霊たちに向けてここに来て、と思えばいいのです。とても強く、ね。」


先生が、お手本を見せてくれた。



先生が、目をつぶった数秒後、淡い光がアルト先生を包む。

その光が消えたあと、アルト先生の隣に一人の女の人がたっていた。でも、その人は淡い光をまとっていて、一目で人間ではないとわかった。その女の人は、アルト先生が何かをいうと会釈して消えた。


「えっ?」


私が驚くと、アルト先生が満足そうにこちらを向いた。


「これが、精霊を呼ぶということです。この精霊は、人と同じような姿をしていますが、他にも動物の姿をする精霊もいますよ。」


他の生徒たちは、少し前に呼ぶことを始めていたようだ。

空中で、金魚の姿の精霊や子供の姿の精霊が遊んでいる。

まだ、何人かは出来ていないようだ。精霊の数と生徒の数が違う。



(精霊たち、誰でもいいから来て。)


できるだけ強く、思う。


「....?風?」


何となく、風が吹いた気がする。今日は風がなかったはずだけれど。

目を開けると、自分を淡い光が包んでいた。


「....綺麗。」


その光は少しずつ薄くなり、やがて消えた。



そして目の前には、白い龍がいた。


「って、えぇーーー!」


予想外。

その白龍は、器用に体をよじって机にあたらないようにしていた。でも、何か小柄だ。


「狭い....」


白龍がしゃべった。声が少年ぐらいの高さだ。

そっかー。狭いかー。教室だからね。


「センセー。狭いって言ってるんですがどうしたらいいですか?」


予想外過ぎて、現実逃避。

あー、先生も固まってるよ。何この白龍。



――――場所移動中――――



中庭にて。


「ふぅー。狭かった。」


白龍が嬉しそうに私の回りを飛んでいる。

威厳など感じられないような口調。

他の生徒たちも皆で中庭に出てきている。呼ばれた精霊たちと一緒に。精霊たちは、白龍に乗ったりして遊んでいる。

これはこれで、幻想的な光景だ。


「アルト先生、この子は何でしょうか?」


先生が答える。


「この子は聖獣だと思う。だけど、まだ子供ね。」


聖獣?


「聖獣とは?」


「精霊たちを守っている精霊獣のこと。一匹でけっこうな力を持ってる。でも普段は人型のはず....」


人型かー。



とりあえずダメ元で白龍に話しかけてみる。


「あなたは人型になれないの?」


「できるよー。」


白龍は一瞬止まって、縦にくるっと回った。

一瞬光った。白龍がいたところには、わたしと同じくらいの男の子がいた。


「できるんかい。だったら最初からそれで出てくれば良かったのに。」


それに白龍だった人は、照れたように笑った。


「忘れてた。」


うん。何この馬鹿オーラ。




ブックマークありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


小説内の補足です↓

白龍→大きさは5mちょい。教室では机とかが邪魔だった。

人が跨げるぐらいの太さ。

白龍(人型)→白髪(艶あり)金と青のオッドアイ

天然?

白龍は珍しいけど、呼べる人は探せばいる。

アイのチートはまだほとんど出ていない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ