出港
1942年1月5日 午前6時
スペイン沖、第一航空戦隊
「同志スクリャノフはまだ意識が戻らないか...」
「はい...」
「そうか...同志を失なうのは我が国家は勿論、アジア、ヨーロッパ諸国でさえも影響を与えるだろう...」
「その通りです...」
「...はぁ...」
「...」
「...改めて思うのだが...凄い大艦隊だな」
「ええ。ソ連海軍、イギリス海軍、ドイツ海軍、フランス海軍、イタリア海軍の構成での連合艦隊ですから」
「ああ...」
「ですが日本海軍は自前で、この艦隊の約半分を出せますからそう考えますと...」
「流石だよ、日本海軍は」
「ええ...」
「...ゴルシコフ少将、時間です」
「分かった...出港!」
同年同日同時刻
ハワイ沖、第一航空戦隊(赤城)
「ゴルシコフ少将...上手くやってくれよ...」
「山口少将、時間です」
「そうか...よし、我々も出るぞ!出港」
こうしてソ連連合艦隊はワシントンD.C、帝国海軍はサンフランシスコ、パナマ運河に向かった...
さて、主人公はどうなるやら...私も思案中です。←
幾つか考えているのですが...
まぁお楽しみに。
次回は帝国海軍及びソ連連合艦隊の艦艇紹介を考えています、戦闘はもう少しお待ちください。
それでは。