表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何故か旧ソ連に来ちゃった?!  作者: 桜花
英米戦争
75/112

大日本帝国

1941年12月21日 午前9時

東京、首相官邸


コンコン。


「入れ」

「失礼します」

「...どんな用だね?」

「ソ連から電報です」

「ふむ...」


私は彼から紙を受け取った。


「...そうか...」

「...」

「緊急に御前会議開くか...皆を集めてくれ」



......


同年同日午前11時

東京、枢密院庁舎内


前回と同じ構成員である。


「では始めます。東條首相、どうぞ」


東條英機が立ち上がった。


「...ソ連からの電報です」

「ふむ...」

「内容は二つ。一つはトルコとの停戦仲介。...もう一つが...アメリカで軍事クーデターが起き、圧政が起きて辛いアメリカ国民を早急に解放する為、力添えを頼む、この二点です」

「...何故トルコと戦争を...」

「...一応まだ戦闘は起きていないらしいのだが」

「何故だ?」

「イスラム教徒の聖戦宣言がな...」

「...成程」

「...正直この話ははね除けて良いのではないか?」

「だが後々の事を考えるとな...」

「ふむ...」

「取り敢えず保留としましょう」

「ああ」

「そしてアメリカと改めて開戦、ですか...」

「はい」

「分かりました、アメリカ国民の解放の為に」

「そうですな...」

「陛下、何かありますでしょうか」

「...朕は解放する事に賛成である。何故なら皆、同胞だからな」

「分かりました」

「トルコの方は朕が直々に文を書こう」

「!...分かりました」

「では」

「解散します」



この後この決定はソ連、トルコに伝えられ、平和的に終戦した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ