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何故か旧ソ連に来ちゃった?!  作者: 桜花
英米戦争
74/112

アメリカ

ただいまです。

1941年12月20日 午後9時

クレムリン、会議室



「皆集まってるな?」

「...」

「よし。では緊急会議を行う。まずモロトフから」

「...アメリカが憲法制定会議を開催しました。これにより州ごとに解体されています」

「...」

「ウクライナはソウ独立共同宣言を受諾しました」

「まぁそこは良いことだ」

「そしてトルコ自治共和国が我が国に宣戦布告してまいりました」

「...トルコ自治共和国が、か?」

「はい」

「...スクリャノフ」

「...はい」

「二面作戦は可能か...」

「可能です」

「では」

「しかし...」

「何だ?」

「...イスラム教徒が“聖戦”宣言する可能性があります...」

「...」

「それは辛いな...」


沈黙が会議室を支配した...


コンコン


「誰だ?」

「私です、秘書兼運転手です」

「...何故来た」

「少しアドバイスを、と思いまして...」

「...聞こう」

「同志スクリャノフ」

「何だ?」

「トルコは大日本帝国と関係があります」

「......そういう事か...」

「では」

「...どういう事だ?」

「トルコは親日国です」

「...成程、そういう事か...」

「はい」

「...大日本帝国経由で上手く停戦させてくれ」

「分かりました、同志スターリン」


コンコン!


「誰だ!」

「凶報です!」

「...何だ」

「アメリカで軍事クーデターが起きました!」

「はぁ!?」

「これによりアメリカは常時戦時体制になりました...」

「アメリカが戦時体制になったらいけない!」

「ジューコフ」

「分かりました、予定を繰り上げます」

「...戦争開始日時は...」

「...クリスマス後だ」

「分かりました」

「全軍に伝えよ、臨戦体制に入れ、と」

「了解」

「一度解散だ」


...


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