ちょっとした一時
はい、ちょっとした一時、どうぞ。
1940年1月1日 午後10時頃
モスクワ、クレムリン
皆少し羽目を外して楽しんでいるようだ。
一応第二次大戦的には戦争中なのに笑顔が見れるなんてな...
「ミハイル同志?」
「!!は、はい。何でしょうか?同志スターリン」
「楽しんでいるかね?」
「はい。お蔭さまで楽しんでおります、同志スターリン」
「そうか、なら良かった。ところで同志はカチューシャについてどう思うかい?」
「ぶっ!?」
つい吹いてしまった。
「どうってそれは...まあ良い歌声でしたね...それに美しかったですし...」
「じゃあカチューシャに会いに行ってはどうだ?」
「え...?」
「今控室にいるはずだ。会いに行ってこい。これは命令だ。良いね?」
「...分かりました、同志スターリン。行ってきます」
「ああ、行って来い」
同志スターリンの好意に甘えて彼女に会いに行く事にした。
「っと...ここかな?」
ノックする。
美しい声が聞こえてきた。
「誰?」
「司会役のミハイルです」
「ああ...どうしたの?」
「いえ、少し話がしたくて。...宜しいですか?」
「...ええ、どうぞ?」
「失礼します」
俺は扉を開けて入った。
「まあ座って?」
「有難うございます」
俺は示された場所に座った。
「今日は有難うございました」
「いえ、私もこの国に勝って欲しいの。でも私には歌を歌うことしか取り柄がなくて...こんな形になったけど...元気づけることが出来たかしら?」
「ええ、大丈夫ですよ。十分に元気づけが出来てますから。歌声でも、その美しさでも」
「...ありがとう。」
彼女は微笑んだ。
「笑っていてください。その方が貴方らしいですから」
俺も微笑み返す。
「...そうね!」
「ええ」
「ところで貴方階級は?」
「ああ...えーと...階級ですか?」
「ええ、貴方軍人でしょう?」
「ええ...特殊な...」
コンコン!
「「!!」」
「私だ、ミハイル同志」
「あ、同志スターリン...」
「言い忘れていたことがあったよ」
「何ですか?」
「君の肩書は特殊参謀、階級は特別大将だ」
「「!!」」
「すまないね?言うの忘れていて」
「いえ、有難うございます。同志スターリン」
「じゃあ失礼するよ」
足音が小さくなっていく...
「特別大将...ですか?」
「らしいね...」
俺が苦笑いを浮かべる。
「じゃあ流石にそろそろ失礼するよ」
「ええ、頑張って下さい!」
「ははは、有難う」
扉を開ける。
「あ、もし暇が出来ましたら...私とお食事しませんか...?も、勿論お忙しいのであれば何時迄も待ちます!ですから...」
「分かった、カチューシャ」
「!!」
「此方に暇が出来たら君に連絡して迎えに行くよ」
「あ、有難うございます!」
「それじゃあ失礼するよ」
俺は控室から出て行った。
「すいません、同志スターリン」
「いや、良いんだ。ところで何か彼女から言われたか?」
「まあ...食事に誘われました...」
「ほう!成程ね。おめでとう」
「ところで階級とか肩書は...」
「あれは本当だよ」
「!!」
「隠していた理由としてはやっぱりプレッシャーで押しつぶされないか不安でな...」
「成程...って物凄く私を信頼してくださってますね...大丈夫です、私は既に覚悟を決めています」
「良かった。じゃあそろそろ『国家総動員法』出すか。」
「ええ、『祖国の為に』」
「『聖戦を』」
翌日1940年一月二日国家総動員法が公布。施行は二日後となっている。
では内容について書いていこう。
西側のソ連国境及びフィンランド国境に防御陣地を構築。
装備の更新。
今までは大都市だけであったが中小都市でも学校を開校。
諜報機関の増強。
後は今まで通り。
尚旧式となった装備はフィンランド軍に譲渡。(と言っても今まで使っていたものだから今の独逸軍より兵器最強。)
防御陣地は基本的に使うとは思わないが一応の為。
そして教育は国家の基礎の部分でもあるからね!仕方ないね!
まあそんなこんなでソ連は一層強くなっていった。
尚油田等の資源は捕虜や思想犯罪人が掘っている。一応どちらも待遇良くして。
そしてまた確実に『独ソ戦』の足音も聞こえ始めていた...
はい、どうでしたでしょうか?
ん?何故ヒロインが出て来るって?
嫌だなぁ、一人位女性が居なかったらむさ苦しいじゃないですか~。
・・・まあとりあえず装備第二弾しないといけないようですね・・・。(困惑)
そして遂に独ソ戦が・・・。
まあ・・・はい。
それでは失礼させて頂きます。
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