第三回ソ日英独合同兵器紹介
今回はイギリス、ドイツ及び国家間合同開発の兵器紹介である。
最初はイギリスからである。
イギリス
ロールス・ロイス コンウェイ
全長: 3,409 mm
直径: 960 mm
乾燥重量: 2,000 kg
圧縮機: 軸流式低圧7段、高圧9段
推力: 76.3 kN
バイパス比: 0.25
単位推力毎の燃料消費率: 0.87
ロールスロイス オリンパス
全長:7112 mm
直径:1212 mm
重量:3175 kg
圧縮機:軸流式低圧7段、高圧7段
燃焼室:ニッケル合金製16機の燃料噴射装置
タービン:高圧-単段、低圧-単段
推力:169.2 kN
圧縮比:15.5:1
単位推力毎の燃料消費率:1.195 (巡航時)
, 1.39 SL
制御系
世界初のFADEC制御装置
ジェットパイプ
空気圧で開口度を制御される噴出口と連動した直線パイプ
単環式アフターバーナー
'虹彩型'開度可変噴出口/逆噴射装置
FV214 コンカラー
全長 11.582 m
車体長 7.721 m
全幅 3.987 m
全高 3.353 m
重量 66.044 t
懸架方式 ホルストマン式
速度 34.28 km/h
行動距離 153 km
主砲 55口径120mmライフル砲L1A2
×1(弾薬搭載量 35発)
副武装 7.62mm重機関銃M1919A4
×2(弾薬搭載量 7500発)
装甲 砲塔
防盾:200mm 前面:150mm
側面:89mm 後面:51mm
上面前半:44mm 上面後半:31mm
車体
前面上部:130mm 前面下部:76mm
側面:51mm
後面上部:51mm 後面下部:31mm
操縦席上面:51mm 機関室上面 17mm
底面:17mm 装甲スカート:6mm
エンジン ロールス・ロイス ミーティアM120 No.2 Mk.IA
4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
810 hp/2800 rpm
乗員 4名
元々はIS-3に対抗する為に開発された戦車だ。
ただ兵器紹介で分かる通り既にT-10(IS-7)が製造されており、他にも様々な理由があり、史実では約180輌しか生産されていない。
因みにさらりとステレオ式測遠機が載せられており、遠距離砲撃が可能である。
ドイツ
Ⅶ号戦車
全長:11.67 m
車体長:7.45 m
接地長:4.96 m
全幅:3.83 m
履帯幅:1.00 m
全高:3.085 m
最低地上高:0.5 m
重量:92.6 t
武装:
70口径 10.5cm 戦車砲
搭載弾数:80 発
7.92 mm機関銃 2門
搭載弾数:2,000 発
装甲:
前面 120 mm
側/後面 100~80 mm
天/底面 40 mm
エンジン:マイバッハ HL230 P45 水冷4ストロークV型12気筒ガソリン(出力 700 馬力)
懸架装置:内装式横並トーションバー方式
最高速度:20 km/h(整地速度)
乗組員:5 名
1941年、独ソ戦の開始によってソ連赤軍のT-34中戦車、及びKV-1、KV-2重戦車と交戦したドイツ陸軍は、ティーガーIを更に上回る攻撃力と防御力を持つ新型重戦車の開発を構想した。
特に、ヒトラーはソ連軍がこれらを凌ぐ重武装・重装甲の重戦車を投入してくることを確信しており、それに対抗すべく強力な重戦車群の開発と実戦配備が急務である、との見解を示した。
それによって開発されたのがこの戦車である。
因みに開発はされたが途中で『中止』され、製造されていない。
因みにレーヴェはドイツ語で『ライオン』である。
日独
タ弾改
タ弾とは、ナチス・ドイツの成形炸薬弾に関する技術供与によって陸軍が開発した銃器および火砲用の対戦車用成形炸薬弾(陸軍では穿甲榴弾(穿甲弾)、海軍では円錐弾と呼称)の秘匿名称である。
因みに性能に関しては各弾の大きさにより変わる為、割愛させていただく。
言うなれば元(タ弾)の貫通可能の厚さを、20mm増加というところだろう。
ソ独日芬
NSPU/1PN34(暗視装置(人用))
ダイノード型光電子増倍管による可視光増幅方式を採用しており、分光感度特性はS-20型、光増幅率は1,000倍程度であるため、月の光程度の明るさが必要となる。有効視認距離はおおむね100メートル前後であった。
日独ソ英芬
潜水艦
排水量 基準:3,980トン 常備:5,683トン
水中:7,020トン
全長 110m
全幅 11.2m
吃水 8.68m
機関 1,200馬力モーター2基
水上:2,200馬力
艦本式22号10型ディーゼル1,925馬力4基2軸
水中:7,700馬力
速力 水上:8.9kt
水中:16.7kt
航続距離 水上:8ktで18,400海里
水中:15ktで21,600海里
燃料 重油:1,520トン
乗員 157名
安全潜航深度 300m
兵装 40口径14cm単装砲1門
25mm3連装機銃3基
同単装1挺
53cm魚雷発射管 艦首6門
魚雷30本(53-65K)
ソナー:MGK-300型ルビーン
MGK-509型ルビコン
MG-509型機雷探知装置
航法・指揮機材:シグマ671型
スパート671型潜行深度・進路管制システム
船体の元は『伊400型潜水艦』。
ソナー、航法・指揮機材、魚雷はソ連。
見事な連携である。
因みに魚雷はG7を元に開発された誘導酸素魚雷である。
今回の改造で重視したのは水上浮航から、水中航行に切り替えた点である。
因みに航続距離は地球一周可能である。
英日独ソ
ヘッジホッグ改
砲弾 29 kg(65 lb)
口径 178 mm(7インチ)
銃砲身 24連装
初速 沈降速度:6.7~7.2 m/s
最大射程 240メートル~299メートル
弾頭 TNT火薬 13.7 kg またはトーペックス 16 kg
信管 着発信管
24個の弾体は0.2秒の間隔で2発ずつ発射され、直径約40mの円形の範囲に着水して沈降する。
弾体の信管は二重式、別の表現をするなら安全装置の付いた二段作動構造になっており、発射されると着水時の衝撃によってまず一段目の信管が作動して爆発可能状態となり、着水後沈下する弾体が1発でも水中目標に命中すると、その爆発に寄って生じた水中衝撃波によって残りの弾体も信管が作動し投射した弾体全てが誘爆する。
このため、通常の対潜爆雷に比べて一発当たりの炸薬量は小さくとも、目標となった潜水艦は投射した弾体の炸裂に包まれることになるため、それまでの対潜爆雷に比べて総合的な命中率が高く、対潜水艦戦の飛躍的な向上をもたらした。
曳航ノイズメーカー
その名の通りである。
第二次大戦時ドイツの誘導魚雷の命中率が低くなった実績がある。
次回は海軍艦艇(空母)です。
そして29日に投稿します。
因みに兵器紹介は次回で終了です。
次々回はやっと話に戻ります。
もう少しお待ち下さい。
それでは。