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何故か旧ソ連に来ちゃった?!  作者: 桜花
英米戦争
57/112

第二回ソ日英独合同兵器紹介

今回は大日本帝国である。

烈風改

全幅 14.0m

全長 11.040m

全高 4.23m

主翼面積 30.86㎡

自重 3,267kg

正規全備重量 4,719kg

発動機 ハ-43-42(MK9D改)

星形複列18気筒

出力 2200HP

実用上昇限度高度

一万二千m

最高速度 760km(9000m)

航続距離

全力35分+2,132km(増槽あり)

翼内九九式20mm二号機銃四型4挺(携行弾数各200発)



レシプロ機である。

何故レシプロ機か?

空母に乗っても離陸出来ないから。

Mig-17は離陸距離が600mである。

未だ蒸気カタパルトは実用化に至っていない為にこうなった。

火薬式カタパルトは瞬発力はあるが、機体を壊す可能性がある。

それに強いGが掛かり、飛ぶ前に意識を失う可能性かあったから不採用にした。

確かに補助エンジンを付けて、全力で噴けば可能かもしれないがその分燃料を食うし、補助エンジンを海上に投下するとしても回収する手間が掛かる。

そして最大のデメリットは、後ろの機体にガスの噴射を掛ける為にはいかないからあの油圧式の壁を一機ごとにしなければいけない。

これには時間が掛かる。

色々と考察した結果艦載機はやはりまだレシプロ機が良いのではないか?、という陸海軍技術工廠の意見が出て、大本営は許可した。

ただし、装甲、風防は充分し、視界は良く、操縦性は良く、速度は700km/hは超えるように、と言う無茶苦茶な命令を出した。

しかし、流石は日本の技術者、成し遂げたのだ。

しかも、大本営が提示した最高速度を大幅に超して、だ。

装甲は『12.7mm機銃弾』三十発、『20mm機関砲弾』十数発までなら耐える装甲だ。

風防に至っては『20mm機関砲弾』八発までなら耐える。

視界もクリアにしている。

操縦性では零戦に少し劣る程度である。

まぁそんなこんなで作り上げてしまったのだ。

勿論性能の測り方は日本海軍と同じである。


流星改

全幅 14.40 m(主翼折り畳み時8.30 m)

全長 11.49 m

全高 4.07 m

翼面積 35.40 m2

翼面荷重 198.02 kg/m2

自重 3,832 kg

正規全備重量 6,053 kg

発動機 ハ-43-42(MK9D改)

星形複列18気筒

出力 2200HP

最高速度 679.6 km/h(高度6,200 m)

航続性能

爆撃正規:1352km

爆撃過荷:2482 km

雷撃過荷:2480km

武装

翼内20mm機銃2挺

後上方13mm旋回機銃1挺

爆装

胴体500~800kg爆弾1発、

また250kg爆弾2発

翼下30-60kg爆弾4発

雷装 850~1,060kg魚雷1本

航続距離を犠牲にして、最高速度、装甲を重視した機体になっている。

装甲は『12.7mm機銃弾』を五十発、『20mm機関砲弾』を二十五発まで耐える。

正直日本海軍機の中ではチート機である。


六式戦車

車体長 7.4m

全幅 3.05m

全高 2.7m

重量 全備重量約48.0トン

速度 68 km/h

主砲 105mm 試製十糎戦車砲(長) × 1

副武装 37mm 一式三十七粍戦車砲 × 1

7.62mm 一式車載汎用機関銃 × 1

20mm 機関砲 × 2

装甲 前面125mm、側面100mm

後方90mm

上面70mm

下面95mm

エンジン

ハ-43-42(MK9D改)

星形複列18気筒

出力 2200HP

乗員 6名


六式戦車である。

元は五式砲戦車で、装甲、速度を高め、エンジンを航空機用エンジンを改造し、利用した。

この砲は、射距離1000mで、厚さ175mmの鋼板を貫通可能である。

同時にこの砲には自動装填装置が付いている。

因みに履帯は600mmあり、ロシアの冬の大地でも走行可能である。

(T-34の履帯が550mmの為。)



一式航空魚雷

重量 1031kg

全長 5.980m

弾体直径 51cm

最大射程 1,300m

炸薬量 炸裂火薬量 323kg,頭部重量 359.6kg

水中走行速度

50ノット(92.6km/h)

最高投下速度

487ノット(約900km/h)


九一式航空魚雷を魔改造した結果、こうなった。

大本営が陸海軍技術工廠に対し、ジェット機でも運用可能な航空魚雷を開発せよ、という無茶苦茶な命令が出したのだ。

流石の技術者もこれは不可能だ、と反論したが大本営は強行した。

で、結果がこれである。

これには赤い皇帝や、某総統閣下も、『...日本の技術者は世界一!!』と叫んだらしい。

因みに、んな訳あるか、と思ったソ連、ドイツ両国の技術者が一式航空魚雷を超える航空魚雷を開発しようと協力、開発中である。




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