第一回ソ日英独合同兵器紹介
はい、ある意味タイトル通りであり、タイトル通りでもありません。
読めば分かる人も居ると思います。
ではどうぞ。
...今回は物凄い量の兵器紹介になると思います。
出来る限り雑学やネタ話を途中で放り込むので楽しく読める、ようになると思います(苦笑)。
ではまずは我らの母なる大地が支えるロジーナ、ソヴィエト連邦の兵器紹介から入ります。
では、どうぞ。
Mig-17(空軍型)
全幅:9.63 m
全長:11.36 m
全高:3.80 m
翼面積:22.60 m
翼面荷重量:237 kg/m
空虚重量:3,930 kg
通常重量:5,354 kg
最大離陸重量:6,286 kg
発動機:TRD VK-1F 1基
推力重量比:0.63
最大速度:1,144 km/h (3,000 m)
航続距離:1,080 km
上昇率:65 m/秒
実用上昇限度:16,600 m
武装
N-37 37mm機関砲(弾薬40発)
NR-23KM 23mm機関砲 2挺(弾薬各80発)
増加タンク ×2
または100kg/250kg爆弾
空軍の新型機の『Mig-17』です。
この機体は『Mig-15』(初期型)の欠陥、『高速航行時及び高高度飛行時は機体のコントロールが不可能になる(スピン)』を改良して、更に少し性能を良くした機体。
因みにほぼ『Mig-15』の改良型なので、素人が見たらあまり差が分からない。
もしこの差を知りたい人はWikipediaを参照。
次は超大型戦略爆撃機。
富嶽(爆撃及び輸送機型)
全長:46.00m
全幅:63.00m
輸送:72.00m
全高:8.80 m
主翼面積:330.00m
発動機
NK-12 6発
プロペラ
2重反転プロペラ4枚タンデム翼
回転数
比較的低速(約750~800回転/分)
プロペラ直径:4.5 - 4.8 m
自重:42 t
全備重量:122 t
最大速度:925 km/h(高度:10,000 m)
実用上昇限度:15,000 m 以上
航続距離:19,400 km 以上
武装
20 mm 機関砲 4門
最大20 t までの爆弾
航空魚雷20本(雷撃仕様機)
一言言おう。
頭がおかしい程の設計である。
まず全長45mだが、これはあのB-29の1.5倍。
全幅65mでB-29の1.5倍。
爆弾搭載量20トンはB-29の2.2倍。
航続距離に至っては19,400kmというB-29の3倍の航続距離である。
因みにこの航続距離は地球半周以上可能な距離である。
これを大日本帝国は作ろうとしていたのだからもう凄いとしか言い様が無い...
因みに少し性能は落ちるが発動機は4つ終戦時には完成しており、実用化していた事は明記しておきたい。機体?何とか機体強度が実現された(?)が完成していない。
次は対潜ヘリである。
Mi-4PL(対潜機)
乗員: 操縦士1名又は2名
積載量: 兵士16名もしくは重量物1,600kg
全長: 16.80 m
回転翼径: 21.00 m
全高: 4.40 m
回転翼面積: 346.4 m
自重: 5,100 kg
全備重量: 7,150 kg
最大離陸重量: 7,550 kg
エンジン: 1× シュベツォフ ASh-82V 星型エンジン, 1,250 kW (1,675 hp)
最大速度: 185 km/h (116 mph)
航続距離: 500 km
飛行高度: 5,500 m
回転翼面荷重: 41 kg/m
出力重量比: 0.21 kW/kg
因みにこの機体は元は輸送ヘリである。
そして対潜仕様に改造したのが『Mi-4PL』である。
因みに運用方法は、三機で一部隊。
一機目はソノブイ投下、二機目はソノブイ解析、三機目は攻撃、という運用方法である。
次は輸送ヘリである。
Mi-6(輸送機)
全長:33.18 m
全高:9.86 m
空虚重量:26500 kg
通常離陸重量:39700 kg
最大離陸重量:41700 kg
発動機:ソロヴィヨーフ設計局(現アヴィアドヴィガーテリ)製 D-25V(Д-25В) ターボシャフトエンジン
主回転翼直径:35. 00 m
テール・ローター直径:6.30 m
出力:4100 kW/t
超過禁止速度:250 km/h
巡航速度:200 km/h
実用航続距離:500 km
実用上昇限度:4500 m
ホバリング上昇限度:2500 m
乗員:5 名
積載量:61 名の兵士
または6000 kgの機内積載物(最大12000 kgまで可能)
または8000 kgの機外積載物
武装
12.7 mm機銃A-12.7 x 1
Mi-8(攻撃機)
主回転翼直径:21.29m
全長:18.17m
全幅:5.65m
全高:5.65m
自重:7,260kg
通常離陸重量:9,800kg
最大離陸重量:10,800kg
発動機:クリーモフTV2-117A(ru) ターボシャフト×2
出力:1,700hp×2
超過禁止速度:260km/h
巡航速度:180km/h
航続距離:445-500km
上昇率:549m/min
実用上昇限度:4,500m
乗員:2名
武装:
S-5 57mmロケット弾ポッド×4
S-8 80mmロケット弾ポッド×2
AT-2(en)対戦車ミサイル×4
AT-3 対戦車ミサイル×6
250kg爆弾×4
500kg爆弾×2
12.7mmガンポッド×2 など
T-62
全長 9.3 m
車体長 6.63 m
全幅 3.52 m
全高 2.4 m
重量 41.5 t
懸架方式 トーションバー
速度 45 km/h
行動距離
450 km
650 km(外部タンク搭載時)
主砲
55口径115 mm U-5TS(2A20)滑腔砲(搭載砲弾40発)
副武装 12.7 mm 対空機関銃 DShKM
(後期型以降)
7.62 mm 機関銃 PKMT
装甲
砲塔
前面最厚部242 mm 側面最厚部153 mm
後面97 mm 上面40 mm
車体
前面上部102 mm 下部102 mm
側面上部79 mm 下部15 mm上面20 mm 底面31 mm
エンジン V-55 12気筒水冷ディーゼル
580馬力(463kW)
定員 4名
T-62、戦車である。
このT-62はT54/T55の後継機種である。
因みにT-64もある。
ではT-62の説明に入ろう。
...正直言おう、T-54/T-55を含む旧来技術の結晶がこの戦車と言っても過言ではない。
それほどの旧来技術の集大成だったのだ。
因みに真逆なのがT-64。
こちらには大量の新技術を突っ込んだ。
例えば『複合装甲』、『自動装填装置』、『滑腔砲』、『APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)』等など。
T-64以前は長距離射撃は単純目視測定装置だった為千五百メートル超えると急激に命中率が下がるが、T-64は光像合致式(ステレオ式)測遠器が付けられた為、長距離射撃戦が可能になった。因みに本車も後々載せられる。
因みに本車は、弾薬庫が車体下部に無い為、地雷による誘爆が無い為、T-64以降の戦車とは違う『タフさ』がある。
因みにT-64の不調とコスト高を補うために、T-62など旧来の技術とT-64のスタイルを併せた『普及型』がT-72である。
次は重戦車。
IS-1(元はT-10)
全長 9.87 m
車体長 7.25 m
全幅 3.38 m
全高 2.43 m
重量 51.5 t
懸架方式 トーションバー方式
速度 53 km/h
行動距離 250 km
主砲 122 mm M-62-T2
副武装 14.5mmKPVT重機関銃×2
装甲 砲塔前面 200 mm
車体前面 120 mm
エンジン V-12-6Bディーゼルエンジン
750 hp
乗員 4 名
この小説では、ソ連最初にして最後の重戦車(だと思われる)。
元はT-10であり、開発時の名称はIS-8である。
何故ISからTに変わったかというと、開発時に『偉大なる書記長同志』が亡くなり、『フルシチョフ』が書記長になり、『非スターリン化』を進めたからである。
フルシチョフ...
あまり記述する部分が無い為パス。
次は自走砲である。
フンメル
全長 7.17 m
全幅 2.97 m
全高 2.81 m
重量 23.5 t
乗員数 6~7 名
装甲・武装
装甲 (前面)20 mm
(側面)10 mm
主武装 15cm榴弾砲 sFH18 L/30
副武装 7.92 mm MG34機関銃
機動力
速度 42 km/h
エンジン マイバッハ HL 120TRM
300 HP / 223 kW
行動距離 215 km
出力重量比 13 HP / t
この自走砲には思い入れがあります。
よくBF1942で乗り回していました。
本当に良い自走砲である事を覚えています。
弾数が少ないのがアレでしたが...でも主砲が百五十ミリだから仕方はないか...
次に行きます。
ヤークトティーガー
全長 10.654 m
車体長 7.62 m
全幅 3.625 m
全高 2.945 m
重量 75 t
懸架方式
トーションバー方式
速度 41.5 km/h(整地)
20 km/h(不整地)
行動距離 170 km
路外 120 km
主砲 55口径128 mm Pak44 L/55(40発)
副武装 7.92mm MG41機関銃 1挺
装甲 戦闘室
前面250 mm 傾斜75°(水平に対して。)
側面80 mm 傾斜65°
後面80 mm 傾斜80°
上面40 - 45 mm
車体
前面上部150 mm 傾斜40°
前面下部100 mm 傾斜40°
側面80 mm 傾斜65°
上面40 mm 底面25 mm
エンジン V-12-6Bディーゼルエンジン
750 hp
乗員 6名
さて、ヤークトティーガーの特筆すべき点は主砲と装甲である。
この主砲はあのⅧ号超重戦車『マウス』の主砲と同じである。
この主砲の威力は三千メートルから敵戦車を撃破可能である。
IS-2に至っても約千メートルから撃破可能な威力である。勿論M26はもっと簡単であろう。
何故なら連合軍の戦車、全て撃破可能であり、逆に連合軍の戦車の中で『正面装甲』ではこの戦車を撃破出来る戦車が居ないからである。
因みにこの戦車の種類は『重駆逐戦車』である。
因みにエンジンはIS-1(T-10)のV-12-6Bディーゼルエンジンを載せた。因みに重量によるエンジンや変速器、ブレーキの故障の頻発はある程度は無くした。
M-46 130mmカノン砲
口径:130mm
全長:11.73m
全幅:2.45m
重量:7,700kg
砲身長:6,760mm(52口径)
仰俯角:-2.5°~+45°
左右旋回角:50°
運用要員:8名
発射速度:8発/分(最大)、5発/分(連続射撃時)
射程距離:27,500m(標準榴弾)/38,000m(ロケット補助推進弾)
120mm迫撃砲PM-43
口径:120mm
重量:280 kg
銃身長:1,862 mm
砲弾重量:16 kg
発射速度:15発/分
初速:272m/s
最大射程:5,700m
RPG-2
口径 40mm
使用弾薬 PG-2 HEAT弾
装弾数 1発
全長 650mm
重量 2.83kg(弾頭無し)
銃口初速 145m/秒
有効射程 200m
ドイツのパンツァーファウストを鹵獲した物を元に、ソ連で作った一番最初のものが『RPG-2』である。
因みに有効射程は少し伸ばした。
KPV重機関銃
口径 14.5mm
銃身長 1,346mm
使用弾薬 14.5x114mm弾
装弾数 40発
作動方式 ショートリコイル
全長 2,006mm
重量 49.1kg
発射速度 600発/分
銃口初速 976m/s, 1,005m/s
...弾大きくないですかね?
勿論、対物、対空機関銃である。
因みにアメリカ軍が使っている「M2ブローニング重機関銃」の使用弾薬(12.7mm)の二倍の威力がある。(!)
因みにこの弾の元の銃は『PTRDデグチャレフ』、対物ライフルである
RPK軽機関銃
口径 7.62mm(RPK)
5.45mm(RPK-74)
銃身長 590mm
ライフリング 4条 右回り
使用弾薬
7.62x39mm弾(RPK)
5.45x39mm弾(RPK-74)
装弾数
30発(AK-47/AK-74マガジン)
40発(RPK専用マガジン)
45連発(RPK-74専用マガジン)
75発(RPK専用ドラムマガジン)
作動方式 ガス圧作動方式
全長 1,040mm(基本型)
重量 5,000g
発射速度 600発/分
銃口初速
745m/s(RPK, RPKS)
960m/s(RPK-74, RPKS-74)
有効射程 100-1,000m
PK汎用機関銃
口径 7.62mm
銃身長 PK:658mm
ライフリング 4条右回り
使用弾薬 7.62x54mmR弾
装弾数 ベルト給弾式
作動方式 ガス圧利用(ロングストロークピストン式)、ロータリーボルト式
全長 PK:1,173mm
重量 PK:9,000g
発射速度 PK・PKM:650発/分
銃口初速 PK・PKM:825m/秒
有効射程 1,000m
この汎用機関銃の特徴は『軽さ』、『給弾システム』AKを引き継いだ『高い信頼性』である。
『軽さ』は弾薬無しで上を記述を見て分かるように「約7㎏」で同世代の西側諸国の汎用機関銃より軽い。
『給弾システム』は普通は左側から給弾するのだが、これは右側から給弾するようになっている。
信頼性の高さはもう説明は不要だろう。
因みに西側諸国は「弾薬と給弾システム以外は総合性能の高い汎用機関銃」と高く評価している事を記述しておきたい。
SVD
口径 7.62mm
銃身長 620mm
ライフリング 4条右回り
使用弾薬 7.62x54mmR弾
装弾数 10発(箱型弾倉)
作動方式
ガス圧利用(ショートストロークピストン式)
ターンロックボルト
全長 1,225mm
重量 4,310g
銃口初速 830m/秒
有効射程 600m
セミオート狙撃銃である。
一応有効射程は公称上は『800m』だが市街地戦で主に使われる為『600m』辺りだと思われる。
因みにある決められた決まりに沿って改造すれば猟銃として所持も可能である。
AKS-47
正直AK-47を短くした特殊部隊用の小銃なので全長が短くなり、軽くなっただけ(?)であるからパス。
スチェッキン
口径 9mm
銃身長 140mm
使用弾薬 9x18mmマカロフ弾
装弾数 20発
作動方式 シンプル・ブローバック方式
ダブルアクション
全長 225mm
重量 1220g
発射速度 600-750発/分
銃口初速 340m/s
有効射程 50-200m
これは『マシンピストル』である。
その名の通りフルオート可能の大型『自動拳銃』だ。
使用対象者は戦車及び装甲車両の搭乗員、砲兵、擲弾筒手、将校である。
発射速度も問題無し。
装弾数も問題は無いだろう。
反動はあると思うが重さもあってまぁそこまでは無いと思いたい。
問題は銃の『大きさ』である。
あまりにも大きい為、脱出する際に銃が引っ掛かるという問題点があった。
それ以外はまぁ良い銃である。
マカロフ
口径 9x18mm
銃身長 93.5mm(3.83in)
ライフリング 6条右回り
使用弾薬 9mmマカロフ弾
装弾数 8発+1
作動方式 ストレート・ブローバック
全長 161.5mm(6.34in)
重量 730g(26oz)
銃口初速 315m/s
有効射程 50m(54.7yd)
トカレフの後継銃である。
因みにトカレフには安全装置が無かったがマカロフには安全装置がついている。ただ操作しづらいが。
詳しくはwikiで調べるように。
ソ連の兵器紹介は終了。
次は大日本帝国である。
前書きの意味が分かったでしょうか?
因みに意味は、
『ソ日英独合同兵器紹介』と書いてあるのに、ソ連の兵器紹介しかしてない、という点です。
理由は予想以上に長くなった為分割させて頂きました。
次回は大日本帝国です。
少しお待ちください。