新婚旅行 Два
短いですがどうぞ。
「着いた~...。」
「だな...。」
「さ、ミハイル同志。既に外にお迎えが来ております。」
「...了解。(軍人口調に戻し、姿勢を良くする)」
「私はどうしたら良いかしら?」
「ミハイル同志の後に笑顔で手を振りながら降りてください。」
「ん、分かったわ。」
「では、お願いします。」「...(ドアを開ける)」
フラッシュが沢山たかれる「...(外に出て敬礼)...(階段を降りていく)」
「...(笑顔で外に出て手を振る)...(階段を降りていく)」
「...これから護衛を開始する。八名は私と共に降り、他の二名は銃座で待機。」
「「「「「了解。」」」」」
「...じゃあ行くか...。」・・・
首都 ヘルシンキ(官邸内)
「首相が入られます。」
「(直立不動)」
「(わ、私も立たなきゃいけないわよね...?)...(女性らしく立つ)」
フィンランドの首相が入って来る...
「はるばるクレムリンからお疲れ様です。(右手を出す)」
「こちらこそお会い出来て嬉しい限りです。(左手で握る)」
「これから別室に移ってフィンランドの状態を各大臣から御説明させていただきます。」
「はい。」
「約六時間の説明になりますがご了承下さい。」
「勿論途中休憩は...?」
「ありますので御安心ください。」
「了解した。」
「...差し支えなければ答えていただきたいのですが、何故この時期にこのような事を...」
「絶対無いと思うが陸上戦が起きた場合の耐久力の確認、発展の具合だな。...まぁ大きな声では言えないがカチューシャと一緒に新婚旅行を、な。」
「!!ほ、本当ですか?」「ああ。」
「これはいけない...秘書!秘書!」
「あ、いえいえ大丈夫ですから...」
「させてください。ここまで発展したのは貴方様のお陰なんですから。」
「お、おう...分かった...」
秘書が近付いてくる...
「どうなされましたか?首相。」
「この二人の宿泊場所のレベルを最高級にしてくれ、例え大富豪が予約していたとしてもだ!」
「そ、そこまでしなくてもいいですから!」
「いえ、大丈夫です。」
「で、でも...」
「良いじゃない、首相がこう言ってらっしゃるんだから...」
「...はぁ...分かった...すいません、お願いします...」
「いえいえ、大丈夫です。さ、宜しく頼むよ。」
「分かりました。」
秘書が立ち去る...
「では私からの説明はこのくらいにしておいて各大臣からの説明に入りましょうか。」
「分かりました。」
「ではこちらへ。」
三人共立つ。
「首相。」
「何ですか?」
「...フィンランドを宜しく頼みます。」
手を差し出す...
「...?あ、あぁ...分かりました。」
手を握る...
この後私とカチューシャは別室に向かい、説明を受ける事になるがそれはまた次のお話...
はい、皆さんお久しぶりです、桜花です。
...また短くなりましたがそこは...
といいますか多分これからはこのくらいの字数になってくると思われます、本当に申し訳ありません...
ただ携帯がガラケーになった為(多分)投稿スピードが早くなると思います。
...これからもこの小説を宜しくお願いいたします。