計画
1941年 二月三十日 ソ連、クレムリン
「さてと...これで良し...」
「やあ、同志。」
「!!お疲れ様です、スターリン同志。」
「いや、そちらこそお疲れ様だ。」
「有難う御座います...」
「初日からこき使われただろう...?」
「ええ、そうですね...(苦笑い)」
「...ところで今何をしているんだ?」
「欧州、アフリカの情報をかき集め、今終わったところです。」
「ふむ...出発は明日だろう...?」
「ええ...はぁ......あ、そういえば交通費、食費、宿泊費等はどうすれば...」
「交通費、宿泊費は経費で落ちるが食費や土産を買う為の金は流石に...まあ、食費は軽減しても良いが。」
「分かりました、そう伝えておきます。」
「ああ、宜しく。ところで車は...」
「車はウ゛ォルクスワーゲンの車と思っていますが...」
「ふむ...装甲は...」
「...ありませんね...」
「それでは駄目だな...」
「...ではドイツのSb.Kfz.251の魔改造はどうでしょう...?」
「ふむ...あれか...」
「ええ、そうです。」
「それなら...大戦後の小銃弾も貫通不可能だしな...分かった。」
「ええ、あれなら
「成程...」
「まぁ取り敢えず全力でミハイル同志を守らせていただきます。」
「ああ、宜しく。」
諸事情で短くさせていただきます...
申し訳ありません...
因みにSb.Kfz.251とはナチスドイツが開発、設計した「中型装甲兵員輸送車」。
今回それを魔改造した車両である。
スペックはご覧の通りである。
全長5.80 m
全幅2.10 m
全高1.75 m
重量7.81 t
乗員数2 名
乗員配置兵員10名
装甲・武装
装甲6〜14.5 mm
主武装MG41
機動力
速度52.5 km/h
エンジンマイバッハ HL 42
直列6気筒液冷ガソリン
200 hp
懸架・駆動トーションバー式・半装軌
行動距離500 km
出力重量比12.8 hp/t
では次回もお楽しみに...?