イギリス陥落
1941年二月十九日午前七時頃 イギリス、ダウニング街十番地
「…ここまで、か…」
「…」
「…アンソニー、大日本帝国に終戦工作を行ってくれ…」
「…大日本帝国はきちんとしてくれるでしょうか…」
「…大丈夫だ…元は同盟を結んでいた国だ...あの国なら…」
「…分かりました、それでは。」
「ああ...宜しく頼む…」
「(出て行く)」
「…(大日本帝国...お願いだ...我が国を…祖国を潰させないでくれ…)」
1941年二月十九日午後五時頃 大日本帝国、首相官邸
「首相!」
「?!...いきなり驚かせるな…どうした?」
「イギリスが…イギリスが降伏を…」
「!!...そうか…イギリスが…分かった…ソ連に伝えてくれ、攻撃停止及び交渉の場を作ることを…」
「分かりました…」
連絡が直ぐにソ連に伝わる事になる…
1941年二月十九日午後一時頃 ソ連、クレムリン
コンコン!
「?...どうした?モロトフ同志。」
「重要な情報です。」
「ふむ…入れ。」
「失礼します…(入ってくる)」
「で、どうしたのかね?モロトフ同志。」
「大日本帝国経由の情報によりますと…」
「よると…?」
「イギリスが降伏する、との事です。」
「…そうか…あの、イギリスが、か…」
「ええ…」
「という事はある程度は大日本帝国に配慮しなければいけないな…」
「ええ…元は同盟結んでいましたから…」
「…分かった、攻撃停止だ。」
「分かりました。」
コンコン!
「ん…その音は…ミハイル同志、か…」
「(入ってくる)イギリスが降伏を!?」
「ああ…」
「そう、ですか…」
「そこでミハイル同志には講和条約を作ってほしいのだが…」
「!!」
「良いかな?」
「…勿論です!」
「良し、じゃあ宜しく頼むよ?ミハイル同志。」
「了解しました、では失礼します!(出て行く)」
「…相変わらずですね、ミハイル同志は…」
「だな、モロトフ…(苦笑い)」
今日もクレムリンは平和です...
ある程度は濃くしました...これからも頑張りますので宜しくお願いします!




