通商破壊戦
はい、通商破壊戦ですね。いつも通りです。(困惑)
1941年、二月十三日 午前九時二十五分 大西洋側、イギリス近海 商船群
「...!!雷跡四本確認!二時の方向!」
「っ!面舵、一杯!!」
「駄目です!二本直撃します!」
ズドーンッ!
「クソッ!全員退避!」
ズドーンッ!
「!!ち、違う船にも...!」
「クソッ!相変わらず∪ボートは...!」
「とりあえず退避して下さい!」
「クソォ...」
同時刻 大西洋側、イギリス近海 ∪ボート
「よしっ!」
「まだだ。まず離脱して再装填してからまた攻撃だ。」
「了解!」
1941年、二月十四日 午前八時五分 イギリス、ダウニング街10番地
「...そうか...」
「ええ...これで十五隻目です...」
「くそっ...∪ボートめ...」
「早く対潜兵器を...」
同日 午前九時 アメリカ、ホワイトハウス
「イギリスが陥落したら...あとは我々、か...」
「速い速度で沈められていっています。今年中に何とかしなければ何百万トンもの損害が出るでしょう...」
「何百万トンで済めば良いが...対潜は出来るだけの事は此方側はやってるんだ...対潜哨戒機、レーダー、電波方向探知機...全てを使用している...なのに...くそっ...」
同日 午前九時十分 ソ連、クレムリン 執務室
「分かるはずがないだろう...ステルス性を高め、静かにしたからな...」
「ええ。」
「さてと...どんどん沈んでもらおうか...アメリカ、イギリスよ...」
「ところでスターリン同志。」
「何だ?ミハイル同志。」
「陸上機は...」
「その件なら大丈夫だ、既に進行している。」
「なら...大丈夫ですね...」
「ああ。」
コンコン!
「同志スターリン。ベリヤです。」
「良いぞ?」
「失礼します。(入って来る)報告です。」
「どうでしたか...?」
「...見事に成功しました。」
「!...そうか...核の処理成功したか...」
「はい。」
「良かった...これで大日本帝国に落とされる事は無い。勿論ソ連にもな。」
「ええ...」
コンコン!
「失礼します。」
「?!カチューシャ?」
「ミハイル、大丈夫だ。入れてあげなさい。」
「すいません...」
「(入って来る)紅茶を淹れてきました。」
「おお!ちょうど欲しかったところだ、カチューシャさん。」
「私もです。」
「本当ですか?スターリン同志にベリヤ同志。」
「勿論、同志カチューシャさん。」
「?!...今スターリン同志何と...?」
「ん?同志カチューシャさん、と言っただけだが...?」
「...いや、何故に同志を先に...」
「ん?尊敬を込めてだが?勿論最高な女性という意味も込めながら、な。」
「!...あ、ありがとうございます...(微笑み)」
「さ、同志カチューシャさんが淹れた紅茶を飲もう。(ソファに座る)」
「ええ、スターリン同志。(ソファに座る)」
「...(この二人はロリコンだったよな...あれ?カチューシャのお陰で治って来ているのか...?)」
「貴方?紅茶が冷えるわ。」
「お、すまんすまん。(ソファに座る)」
「それじゃあ同志カチューシャさんの淹れた紅茶を...頂きます。」
「「頂きます。」」
「ふふふっ...(微笑む)」
今日もそんなこんなで平和です...
はい、如何でしたでしょうか...?
にしても相変わらずクレムリンは平和です。(困惑)
因みに次話はまだ出来ていません...またお待ちください...
では失礼します。
艦艇紹介の場所に秋月型防空駆逐艦を追加しました。
そして第三回兵器紹介の「兵器名」を変更しました。(主に西暦で名前を決めている兵器の部分ですね。)