艦載機開発
では、どうぞ。
新型艦載機請求性能
La-7(艦載機型艦上戦闘機)
一、目的:今回建造されている空母への艦載、攻撃機からの攻撃阻止、観測機の掃討に適する艦上戦闘機。
二、型式:プロペラ回転圏外に二十ミリ機銃 B-20を二挺及び胴体の部分に二挺装備、百キロ爆弾装備の単座機。
三、主要寸度:全幅一一メートル。全長九.二三七メートル。全高三.五七メートル。
四、装備発動機:1941年、二月一日迄に審査終了の発動機。
五、性能(正規全備状態)
速度:高度四千メートルにて六百九十キロ。
上昇力:千五百メートル(一分)。
離間距離:合成風力十二メートルに於いて八十メートル以内。
着速:五十ノット以下
降下率:四.五~五.五メートル。
航続距離:(А)正規満載状態に於いて千三百キロ。
(Б)過荷重状態に於いて高力馬力千四百キロ・巡航速滞空千九百キロ(増槽あり)
La-7(艦上攻撃機)
一、目的:今回建造されている空母への艦載、水上艦艇への攻撃。
二、型式:翼内二十ミリ B-20機銃二挺、後上方M2旋回機銃一挺。
爆装 胴体五百~八百kg爆弾一発、または二百五十kg爆弾二発
翼下三十-六十kg爆弾四発
雷装 八百五十~千六十kg魚雷一本
三、主要寸度:全幅、十四.四メートル。全長、十一.四九メートル。全高、四.〇七メートル。
四、装備発動機:1941年、二月一日迄に審査終了の発動機。
五、性能(正規全備状態)
速度:高度四千メートルにて六百十キロ。
上昇力:千三百メートル(一分)。
離間距離:合成風力十二メートルに於いて九十五メートル。
着速:四十三ノット以下。
降下率:八~九メートル。
航続距離:(А)正規満載状態に於いて千百キロ。
(Б)過荷重状態に於いて高力馬力千二百キロ・巡航速滞空千七百キロ(増槽あり)
La-7(艦上爆撃機)
一、目的:今回建造されている空母への艦載、基地の爆撃、水上艦艇への攻撃。
二、型式:翼内二十ミリ B-20機銃二挺、後上方M2旋回機銃一挺。
爆装 五百キロ爆弾一発。
三、主要寸度:全幅 十一.五メートル。全長、十.二二メートル。全高、三.〇六九メートル。
四、装備発動機:1941年、二月一日迄に審査終了の発動機。
五、性能(正規全備状態)
速度:高度四千メートルにて六百三十キロ。
上昇力:千四百メートル(一分)。
離間距離:合成風力十二メートルにおいて九十メートル。
着速・四十五ノット以下。
降下率:六~七メートル。
航続距離:(А)正規満載状態に於いて千二百キロ。
(Б)過荷重状態に於いて高力馬力千三百キロ・巡航速滞空千八百キロ(増槽あり)
La-7(偵察機型)
一、目的:今回建造されている空母への艦載、敵艦隊の発見。
二、型式:M2機関銃一挺
三、主要寸度:全長、十一.一五メートル。全幅 十二.五メートル。
四、装備発動機:1941年、二月一日迄に審査終了の発動機。
五、性能(正規全備状態)
速度:高度四千メートルにて七百二十キロ。
上昇力:千六百メートル(一分)。
離間距離:合成風力十二メートルに於いて七十メートル以内。
着速:五十五ノット以下
降下率:六~七メートル。
航続距離:(А)正規満載状態に於いて千四百キロ。
(Б)過荷重状態に於いて高力馬力千五百キロ・巡航速滞空二千キロ(増槽あり)
「...は?」
「どうしたんだね?同志よ。」
「...これを作れ、と...?」
「ああ。これを、だ。」
「...いやいやいやいや...どうしたって不可能だ...」
「不可能?不可能を可能にするのが君達の仕事だろ?」
「っ!...」
「...そう言えば最新のエンジンが出来た、とエンジン制作部から聞いたのだが...?」
「っ......」
「...それを使えば出来るのだろう?」
「...分かりました...そうしましょう...」
ここから男たちの挑戦が始まった...
「くそっ!こんなの出来るはずがないんだ!」
度重なる困難
「...嘘...だろ...?」
エンジンの爆発...
「早く作れ!」
上からの圧力...
「...出来た!遂に出来たぞ!」
航空機の完成...
ブォォォオオオオオンンン!!
「飛んだ...!」
「ああ...!」
初飛行...
そして採用...
世界一の航空機を作るために。―――La-7・執念の逆転劇―――
「いやぁ...あれは難しかったですねぇ...多分私が経験した中で一番の難しさだったと思います...」
「エンジンの爆発...あれで一時中止になろうとしたんですよ...ええ、本当に...本当に...」
「エンジンの爆発で何人も友人が亡くなったんですよ...でも我々は頑張りました...祖国の為に...」
スターリン「彼らは本当によく頑張ってくれた...ああ...お疲れさん、と言ってあげたい...」
次回、艦上機の紹介。
はい、どうでしたでしょうか?
まあこれからも宜しくお願いします。
(因みに次話が既に出来ているので明日も投稿できるかと思います。)