ソ中戦争 4
はい、ソ中戦争 4です。
ではどうぞ。
「にしても毛沢東が殺されたらしいな?(笑う)」
「ええ、側近によってクーデターが起きたようです。」
「最終的に倒さなくてはならなかった奴だから良いとして...日本だ...」
「ええ。」
「日本が最近多くの軍人を集めているらしい...」
「それがどうしました?」
「いや、危ないな、と思ってn...お前今何て言った?それがどうしました、だ?」
「ええ、そう言いましたが?(懐から拳銃を取り出す)」
「...お前まさか...」
「すいません。全ては祖国の為に。(引き金を引く)」
ズダン!
同日(一月二十五日)午後十二時二十五分 最前線上空
「そろそろか...」
「ええ、隊長。」
「...!!隊長!敵機が現れました!」
「迎撃機を向かわせろ。」
「了解!」
「まあまずこの機体が撃墜されることはないと思うが。(笑う)」
「それはそうだな。」
「それにこの爆撃機は護衛機より最高速度早いしな...」
「相変わらず最強の兵器を作るもんだ我が祖国は。」
「だな。」
「ところでフライングタイガースは大丈夫なのか?」
「あいつらは今頃La-7が蜂の巣にしてるよw」
「流石だなw」
「さて、安心して爆撃するかw」
同日同時間 フライングタイガース基地上空
「くそっ!何でこんなに機体の能力差がかけ離れているんだ!」
「ソ連軍の航空機はこんなに最強だったか?!」
「う、後ろに着かれた!た、助けt...」
機数的には優っているフライングタイガース。
しかし練度、機体の能力が全く違っていた。
彼らは確かに日本軍との戦いで鍛えられた。
「しかし」、元々彼らはこの地に来た時ほぼ全員再訓練が必要な程訓練がされていなかった。
それに比べるとソ連軍は練度を一番に考え沢山の時間とお金を費やした。
しかしここまで差が開くとは誰も思いもしなかったであろう。
勿論機体の能力の差もあるが...
ここでフライングタイガースの機体。「P-40」を見てみよう。
乗員:パイロット 1 名
全長:10.10 m
全幅:11.38 m
全高:3.70 m
主翼面積:21.92m2
空虚重量:2810 kg
運用時重量:-- kg
最大離陸重量:5160 kg
動力:アリソンV-1710-99レシプロエンジン
出力:1200HP
最大速度:565 km/h
巡航速度:467 km/h
航続距離:1740km
実用上昇限度:10,270 m
上昇率:4270m/7.3min
武装:12.7mm 機関銃×6
爆弾: 225kg
で次がソ連軍が誇る最強のレシプロ機。「La-7」だ。
翼幅:9.80 m
全長:8.67 m
全高:2.54 m
翼面積:17.59 m²
空虚重量:2605 kg
離陸重量:3265 kg
発動機:シュヴィェツォーフ製 ASh-82FN 空冷式レシプロエンジン(ПД Швецов АШ-82ФН) ×1
出力:1850 馬力
最高速度(地表高度):597 km/h
最高速度:680 km
実用航続距離:635 km
最大上昇力:1111 m/min
乗員:1 名
武装:20 mm機銃 B-20(20-мм пушки Березина B-20) ×3、または20 mm機銃 ShVAK (20-мм пушки ШВАК) ×2、200 kgまでの爆弾
...航続距離、上昇力は劣るがそれ以外は最強。
ところで皆さんはお知りだろうか?当時のアメリカのスペックの計り方を。
そう、燃料は満タンに入れず、半分程度。防弾装備外しに銃弾装備無し。
これで分かるだろう。アメリカの戦闘機のスペックは全部装備するとスペックより悪くなる、と。
対して日本は全部戦闘状態にしてからのスペックである。よく知られていないがここ重要。
まあソ連の調べ方はどうなのか分からないがどっちにしろ機体の能力差は大きくなる一方である。
つまり圧倒的練度、機体の能力差でフライングタイガースはほんの数時間で殲滅されることになる。
今まで築かれてきた防空体制がほんのひと時で無くなった瞬間であった。
...本当にすいませんでした!!次回は...必ず...っ!
そして次回には終わりますかね...
それと二日後少し遠出しますので出来ればこの二日間の間に投稿したいかと...
では次回もお楽しみ下さい!