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何故か旧ソ連に来ちゃった?!  作者: 桜花
ソ中戦争
23/112

ソ中戦争 3

共産党さん、乙です。

中国 陝西省、八路軍司令部

「毛同志。」

「どうした?今私は忙しいのだが?」

「...ソ連軍が攻めてきました。」

「!?ソ連軍は我々の味方じゃないのか!?」

「ソ連は日本と同盟を結びました。それで多分日本国政府から中国侵攻要請があったのでしょう...」

「今まで我々とやって来てか!?」

「...失礼ですが我々はソ連に依存していただけだと思いますが...?」

「っ!?衛兵!こいつを処刑場まで連れて行け!!」

衛兵が入って来る。

「こいつを処刑しろ!」

「...」

「失礼ながら処刑されるのは毛同志、貴方です。」

「なっ!?」

「連れて行け。」

「はっ!」

「何故だ!何故こうなるんだ!!」

衛兵達は毛沢東を拘束し、処刑場に連れて行った。

「...これで良し...『祖国の為に聖戦を。』」


モスクワ、クレムリン

「ん?どうした?ベリヤ。」

「いえ、報告したいことがありまして。」

「ほう...それで報告とは...?」

「八路軍の総司令官毛沢東を拘束しました。」

「!?は、早くないか?」

「いえ、私のNKVDが...」

「成程...にしてもいつの間に潜伏させていたんだ?」

「それは独ソ戦の辺りです。あの時期に送り込みました。」

「そうか...」

「それに八路軍、国民党軍共にゲリラで攻撃してくるので多くの人的資源、弾薬の損耗が起きるかと...ですからそうさせました。」

「成程な...次からはきちんと私にも教えてくれないか?一応でも良いから。」

「確かにそうですね...申し訳ありません、スターリン同志。」

「ああ。...次は国民党軍か...」

「ええ。」

「よし、ミハイルを呼んでくれ。」

「分かりました。」

(扉が開く)

「呼びましたか?」

「...まあ良い...ああ、国民党軍を倒すのだが...」

「ベリヤから申しますとあの国は上と下の連絡網が全く出来ていません...」

「つまり上を潰しても無理ということですね?」

「その通りだ、ミハイル同志。」

「...じゃあ思いっきり爆撃するか...」

「弾薬は大丈夫です。もう既に何年分もあります。機体も多くありますので大丈夫です。」

「一応蒋介石は潰しておくが良いかな?」

「宜しくお願いします、ベリヤ同志。」

「ああ、宜しく...さてと破壊した街はどうするかなんだが...」

「まあ日本軍に任せたらどうでしょうか?資材、お金は此方持ちで。」

「それが良いかな...では宜しく頼むぞ?ミハイル、ベリヤ。」

「「『祖国の為に聖戦を。』」」

「さてと...」

コンコン!

「誰だ?」

「モロトフです。」

「おお...さあ入れ。」

「失礼します。」

扉が開く。

「どうだった?設計図は?」

「ええ、勿論貰えました。」

「良かった...貰えましたか...」

「ええ、ただ条件付きですが。」

「何だ?言ってみろ。」

「まず建造した軍艦及び設計図はスパイにバレないようにすること、建造した軍艦の内此方が失った艦船分を貰う事、この二つです。」

「成程...」

「モロトフ外相、私に設計図を見せてくださいませんか?」

「ああ、分かった。」(設計図を渡す)

「(設計図を見る)...スターリン同志。」

「何だね?ミハイル同志。」

「日本はソ連を信頼してますよ...」

「何故だね?」

「...今見る限り全てこの時代では日本海軍の最新鋭艦です。」

「「「!!」」」

「それは本当か?ミハイル同志。」

「ええ、モロトフ外相。これは雲龍型航空母艦です。この当時ではまだ計画だけで建造もされてないはずです。」

「!!そんな最新鋭艦を我が国に...」

「他にも長門型戦艦、伊吹型重巡洋艦、阿賀野型軽巡洋艦、夕雲型駆逐艦、秋月型防空駆逐艦等など...」

「ミハイル同志。」

「何でしょうか?スターリン同志。」

「今直ぐ日本の為に建造を始めさせよう。勿論少し日本海軍の者たちを顧問として呼んで。」

「分かりました。モロトフ外相、顧問の件はお願いできますか?」

「勿論。私の信念は「全ては祖国の為に」、だからな。」

「ミハイル、ベリヤ、モロトフ、宜しく。」

「「「『祖国の為に聖戦を。』」」」

...あれ?NKVDさん何しているんですかね...?まあ共産党だからね、どちら共共産主義だから楽に潜伏出来るか...

まあ次は国民党だから簡単に出来るはずが無いでsy...マジ?もうそこまでやってんの...?

まあ幾ら爆撃したとしても流石に市街地には無理...だと思いたい。あのソ連だからなぁ...

そこでシベリア軍管区さんがやっと活躍するんですね、よく分かります。

次回で終わりそうで怖いなぁ...(棒読み)

では失礼します。

追伸

ええ、本当に読んで頂き有難うございます。ブックマーク件数も増え、評価もくださりと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

次回は何か短編を作ろうかなぁ?と思ったり...

それでは。

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