ソ中戦争
はい、どうぞ。
1941年1月18日
「スターリン同志。」
「何だね?ミハイル同志。」
「日本国政府から中国侵攻要請が来ていますがどうしましょう?」
「そう言えば史実では多くの軍人を中国に取られたと言ってたな...」
「ええ、百万人位です。」
「こちらの百万人とあちらの百万人は全然違うからな...」
「ええ。」
「...分かった、検討しよう。日本が潰れては帝国主義は潰せないからな...」
「我々は海軍が貧弱ですから...」
「ああ。にしてもモロトフは頑張っているか?」
「ええ。」
「そうか...」
「逆に頑張って頂かなければこの国もいつかは消えます...」
「だなぁ...全世界が我が国の敵になるんだからなぁ...」
「ええ...」
「さてと...極東軍管区に命令を。」
「どの様な命令ですか?」
「...翌日早朝五時より中国掃討作戦開始。」
「了解しました。」
同日13時極東軍管区
「ったくこんな真っ昼間から訓示ってなんなんだよ...」
「おい、静かにしてろ。」
極東軍管区総司令官が壇上に上がる。
「さて、いきなりだが皆に思い出して頂きたい。ソ芬戦争の時を...」
「!!」
「我々は何も出来ずに悔し涙を流したであろう...また大祖国戦争でも...」
「...」
「...しかし泣くな。」
「!?」
「明日同盟を結んだ大日本帝国の要請で中国を潰す事が決まった。」
「!!」
「確かに我々の領土からしたら小さい国だが敵はどんどん奥に逃げ、日本軍は多くの軍人を使い補給線が伸びつつあり、疲弊しつつある。」
「...」
「何故大日本帝国と手を結んだか分かるか?」
「...?」
「我が国の海軍が弱いのは皆知っていると思う。まあその分陸空軍は強いが。」
「...」
「そして逆の国が大日本帝国だ。我軍と比べると申し訳ないが陸空軍は弱いと言わざるをえない...しかし海軍は簡単に我がソビエト海軍を赤子の手を捻るように潰せる。」
「!!」
「そのぐらい強いのだ。我々はこの後主に英米豪加と戦わなければならない。その国々と我々は海で隔てられている。つまり意味は分かるな?」
「...」
「海軍が強くなければ幾ら陸空軍が強くても戦えない。つまり今現在は何があっても日本が潰れてはいけないのだ!もし日本が無くなったら祖国が無くなったとも思え...」
「!!」
「...さあ...『祖国の為に!』」
「『聖戦を!!』」
翌日1941年1月19日五時より日ソ連合軍と中国軍との戦いが始まる。
はい、如何でしたでしょうか?
にしても「祖国の為に聖戦を。」は良く使いますね...まあこれからも沢山使う事になると思いますが。
さて、次回から中国との戦いですね...奴らはどんどん逃げてしかもゲリラもして来るからなぁ...まあ鍛えさせるには良いだろうな。
モロトフ外相は何をしているか...まあそれはお楽しみです。
にしても次回はソ芬、大祖国戦争に参戦できなかった極東軍管区が堤防が切れたように全力で中国軍を潰すよ!やったね!ストレス解消出来るね!おっと本音が。
では次回もお楽しみに!