各国の諜報機関
はい、各国の諜報機関、とのタイトルでしたが...まあどうぞ。
1940年(一応)八月二十六日 十時頃
イギリス、ダウニング街10番地
「チャーチル首相」
「どうした?」
「SISからです」
紙袋を渡す。
「分かった」
受け取って袋を開けて内容を見た。
「...よし!」
「どうしましたか?」
「何者かによってドイツの兵器試作工場、兵器生産工場共に破壊されたようだ」
「!!それは...」
「ただ...何者が破壊したか、だ...」
「ええ...」
「SISに全力で調べさせろ」
「分かりました」
出て行く。
「まあこれで此れ以上のロンドン爆撃、いや爆撃さえも中止は決まりだろうな…」
そう、史実通り八月二十四日ロンドンが爆撃されたのだ。
勿論誤爆であったがそうとは当たり前だが知らずに完璧に国民がブチ切れていたのだ。
同時刻
アメリカ、ホワイトハウス
「大統領。COIからです」
「そうか」
受け取り、内容を見る。
「そうか...ドイツの工場全部破壊されたのか...」
「!!そうなんですか...」
「ああ、これで怖いもの無しだ」
「では失礼します」
「ああ」
出て行く。
「誰が破壊したのか不明だがそんな事はどうでも良い。早く潰して...次は日本だ…」
不敵な笑みを浮かべる。
同時刻
日本、首相官邸
「首相...このままでは...」
「ああ...」
「どうしますか?三国同盟は...」
「...一度陛下に上奏しよう」
「分かりました。」
同時刻
ソ連、クレムリン
「スターリン同志。これを」
「ああ」
受け取り、中身を見る。
「!!...ここに書かれていることは本当か?ベリヤ同志」
「ええ、同志スターリン」
「どうしましたか?同志スターリン」
「NKVDがドイツにある全部の兵器工場を破壊したそうだ!」
「おお!!おめでとうございます!同志スターリン!」
「ああ!これでやれる...これでドイツを倒せる...遂にこの日が来たぞ!ミハイル同志!」
「はい!」
「今回の任務に関わったNKVDの者に勲章を」
「分かりました、同志スターリン。では失礼します」
「ああ、良く労っておくように」
「はい」
出て行く。
「ミハイル同志」
「はい。何でしょうか?同志スターリン」
「「大祖国戦争」の準備をしてくれ」
「!!分かりました!全軍に通達します!」
「ああ。あ、それとカチューシャとはどうした?」
「カチューシャは結婚を承諾してくれました!」
「おお!じゃあ両親にも...?」
「ええ、同志スターリンの名前を出したら直ぐに...流石スターリン同志です」
「よし!此方で結婚式を執り行うことにしよう!」
「!!良いんですか!?」
「勿論だ。ミハイル同志の為だ!」
「...有難うございます、同志スターリン」
「ああ、とりあえずクレムリンに今日中に両親も共に連れて来るんだ。良いね?」
「分かりました。では失礼します」
「ああ、お疲れさん」
出て行く。
「さあ、始めよう。ちょび髭を潰しを!」
スターリンはそう、高らかに言い上げた。
ドイツの工場破壊の状況はアメリカを主として全世界に知らされ、連合軍側は士気が上がり、対する枢軸国軍は士気を下げることになり、最終的に陛下は日独伊三国同盟について締結を止めることを決定せられ、大きく世界に影響をあたえる。
此れにより史実から歴史が大きく外れることになる...
そして数日後...
遂に「大祖国戦争」が始まる。
そう、「進化」したソ連軍と、史実より「弱体化」した(する)ドイツ軍との独ソ戦が...
これからドイツ軍は補給もままならないまま東西戦線を維持しなくてはならないことになる...
SIS(秘密情報部)・・・イギリスの情報機関
COI(情報調査局)・・・アメリカの(ry
はい、如何でしたでしょうか?
にしても遂に「大祖国戦争」が開戦しますね...
先に言っておきます。
ドイツ軍ご愁傷さまです...
にしても...まあ良いや...(にしてもまだ明日の内容考えてねぇや...←)
まあこれからも宜しくお願い致します。
それでは。
追伸
またブックマーク一件増えました...本当に有難うございます!見た時そこら辺走り回りました。(勿論今までも、ですが...)
本当に有難うございます!
ご意見、ご感想。お待ちしております!