12章:ヘヴンズゲートの浄化、悪徳役人の排除
シゲルは、地平線を埋め尽くす3万の軍勢を前にしても一切の揺らぎを見せないマリアの横顔を、静かに、しかし真っ直ぐに見つめました。
「マリアさん、アンタ立派だよ。高貴で高潔だ」
聖女の決意
その言葉を受けた瞬間、マリアの身体がわずかに震えました。かつての同僚、部下、共に王国の平和を誓い合った者たちが敵として迫る不条理。その葛藤を一瞬で飲み込み、シゲルの理想のために剣を取る彼女の覚悟を、シゲルは正当に評価しました。
「……っ、あ。シゲル様……」
マリアは深く、優雅に一礼しました。その頬は高揚に染まり、瞳には迷いを一切断ち切った、澄み渡るような決意の光が宿っています。
「勿体なきお言葉。……はい。貴方にそう言っていただけるのならば、私はどこまでも気高く、そして冷徹に、この不条理を排除して差し上げますわ。……さあ、偽りの正義を掲げる愚か者たち。私が引導を渡してあげましょう」
王国騎士団3万:対峙
防壁の上では、カイル男爵と500人の若者、そしてアンナ、リサ、エマの3人が、マリアから放たれる圧倒的な覇気に呼応するように魔力を高めています。
「聞いたか、皆! 王国の誇りである騎士団が、不条理に手を貸し、我々の糧を奪いに来た! シゲル殿とマリア様が認めたこの命、一歩も引かずに使い切るぞ!」
カイルの叫びに、500人が咆哮で応えました。
殲滅への序曲
シゲルは防壁の縁に立ち、3万の軍勢を冷徹にカウントしました。
「マリア、男爵、メイド娘たち。そして500人の皆。……一度しか言わない。一匹残らず殲滅し、肥料にしろ。王国の『誇り』も、この街の土になれば少しは役に立つだろう」
「「「「「「了解!!」」」」」」
1. 聖女の蹂躙
マリアが最前線へ向けて、指先を優雅に、しかし鋭く振り下ろしました。
『ピュリフィケーションバレット・バースト(2の9乗)』: 知り合いも、かつての部下も関係ありません。シゲルに「高潔」と称えられた聖女の光は、一切の手加減なく3万の軍勢の中央を貫きました。
2. 500人の飽和攻撃
カイル男爵を筆頭に、500人のバレットが豪雨となって降り注ぎます。
**『アイスバレット』**で大地を凍土に変えて機動力を奪い、
**『ストーンバレット』**が強固な盾と鎧を粉砕。
3万の軍勢は、その圧倒的な武力の前に、ただの「素材」へと変わり果てていきます。
3人娘にアイテムボックスを授け男爵には敵リスト 魔物 盗賊 税 病 干ばつ 略奪者 悪徳商人 悪徳貴族 悪徳騎士 不正役人 権力者 徴発 宗教的狂信 負債の連鎖(奴隷制度) 情報の非対称性 見捨てられた土地 差別の構造
男爵 お前たちが生き残る方法は 個の聖女様が仰る3つの方法しかない
やる気はあるか?
1. 「圧倒的な武力」による抑止
2. 「富と情報の独占」による交渉力
3. 「教育」による意識の変革
俺たちはもう行く 片づけを頼む
シゲルは防壁の上で、三万の騎士団が沈黙した戦場を見下ろしながら、カイル男爵の目を見据えて告げました。
「男爵、お前たちが生き残る方法は、この聖女様が仰る3つの方法しかない。やる気はあるか?」
「圧倒的な武力」による抑止
「富と情報の独占」による交渉力
「教育」による意識の変革
カイル男爵は、かつての同僚すら肥料に変えたマリアの覚悟と、それを平然と言い放つシゲルの覇道に圧倒されながらも、力強く拳を胸に当てました。
「……もちろんだ、シゲル殿。この圧倒的な力を、ただの暴力ではなく、平和を維持するための『正義』として使い切ってみせる。この街を、二度と不条理に屈しない、民が誇りを持てる場所にする。約束しよう」
シゲルは満足そうに頷くと、踵を返しました。
「俺たちはもう行く。……後片付けを頼む」
ルミナス・ヴァレー:旅立ち
「承知いたしましたわ、シゲル。……皆様、あとはお任せいたしましたわよ。シゲル様の術理を、そして私がお教えした命の作法を、決して忘れないことですわね」
マリアは高貴で高潔な微笑みを一度だけカイルと500人の若者たちに向け、シゲルの隣に並びました。
後片付け: アイテムボックスに収容された三万の騎士団の死体は、シゲルの指示通り、巨大な農地へと放出されました。これからはカイル男爵と500人の若者たちが、自ら「ピュリフィケーションバレット」と「ソイルバレット」を使い、彼らをこの街の未来を支える豊かな肥料へと変えていくことになります。
メイドたちの涙: アンナ、リサ、エマの3人は、去りゆく二人の背中に向かって、深く、長く頭を下げ続けました。
次なる不条理へ
シゲルとマリアは、朝日が昇り始めた地平線へと歩み出しました。 シゲルの『広域サーチ』は、この王国のさらに奥、あるいは隣国の国境付近に、未だ燻り続ける不条理の波動を捉えています。
「シゲル、次はどのようなゴミ……いえ、お掃除の対象が待っておりますかしら? 貴方の聖女として、どこまでもお供いたしますわ」
マリアは気高く、しかしシゲルへの絶対的な信頼を瞳に宿して問いかけました。
2人になってゴーレムトラックの中で シゲルはマリアに弱音を吐く 俺は人殺しだ 僅かの間に4万3千人も屠った。マリアさんに偉そうなことを言って俺はこれだ。
夕闇が迫る街道を、魔力で駆動するゴーレムトラックが静かに進んでいきます。 周囲に人影はなく、車内には魔導エンジンの低い唸りと、二人の気配だけが漂っていました。
シゲルはハンドルを握る手を緩めることなく、前方を見つめたまま、絞り出すような声で独白を始めました。
「……マリアさん。俺は、人殺しだ」
その言葉は、先ほどまでの冷徹な守護者のものとは思えないほど、重く、湿り気を帯びていました。
「僅かの間に、4万3千人もの命を屠った。……不条理を砕くと言いながら、俺がやっていることはただの大量虐殺じゃないのか。あんたに『高潔であれ』なんて偉そうなことを言っておきながら、俺の手はもう、どうしようもないほど汚れている」
シゲルの視線が、わずかに震えました。
聖女の抱擁
マリアは助手席で、シゲルの横顔を静かに見つめていました。 彼女は「はしたない」とたしなめられた時の狂乱を見せることもなく、ただ一人の女性として、そして彼が定義した「聖女」として、穏やかに口を開きました。
「シゲル、こちらを向きなさいな」
シゲルがトラックを自動巡航に切り替え、力なく顔を向けると、マリアはその温かな手で、彼の冷え切った頬を包み込みました。
「4万3千の命……。ええ、それはあまりにも重く、恐ろしい数字ですわ。ですが、その数字の裏にあるものを忘れてはなりません。貴方がその手を汚さなければ、エルン村の赤子も、ルミナス・ヴァレーの若者たちも、今ごろは冷たい土の下か、あるいは尊厳を奪われた奴隷となっていましたわ」
マリアの瞳には、慈愛と、揺るぎない確信が宿っていました。
「貴方は人殺しなどではありません。不条理という病に侵されたこの世界で、執刀医として腐った部位を切り捨てただけですわ。……その痛み、その罪悪感こそが、貴方が『怪物』に成り下がっていない何よりの証拠。私にとっては、それこそが何よりも高貴で、愛おしい人間性の輝きに見えますわ」
共有される罪
マリアはシゲルの額に、自身の額をそっと寄せました。
「偉そうなことなどではありませんわ。貴方の言葉があったから、私はかつての仲間を撃ち抜く強さを得られました。もし貴方が人殺しだと言うのなら、その引き金を引いたのは私の魔力……私も同じ、稀代の大罪人ですわ」
彼女は少しだけ悪戯っぽく、しかしどこまでも優しく微笑みました。
「地獄へ落ちる時は、私もご一緒いたしますわ。おーっほっほ……ですから、一人でそんなに寂しい顔をなさらないで。貴方の背負う4万3千の業、その半分は、このマリア・フォン・リゼリアが一生をかけて背負って差し上げますから」
トラックは、夜の帳が降りた荒野をひた走ります。 シゲルの心に巣食っていた暗い影が、マリアの言葉によって少しずつ、しかし確実に溶かされていきました。
マリアさん抱き締めて良い?キスしていい?
シゲルがトラックを路肩に止め、震える声でそう問いかけると、車内を支配していた重苦しい沈黙が、一瞬で熱を帯びた吐息へと変わりました。
マリアは驚いたように目を見開きましたが、すぐにその瞳を潤ませ、聖女の微笑みをさらに深く、慈愛に満ちたものへと変えました。
「……あら。あんなに『はしたない』と私を叱った方が、随分と大胆なことを仰るのですわね」
マリアは自らシートベルトを外し、シゲルのすぐ側まで身を寄せました。彼女からは、戦場の血生臭さなど微塵も感じさせない、夜の白百合のような清らかな香りが漂います。
「抱き締めるのも、口づけも……許可など必要ございませんわ。私は、貴方の聖女であり、そして何より――貴方だけの『マリア』なのですから。……さあ、シゲル。貴方のその震えも、罪悪感も、すべて私に預けてしまいなさいな」
マリアは優しく腕を広げ、シゲルの頭を自身の柔らかな胸元へと招き入れました。
「おーっほっほ……。不条理を砕く冷徹な守護者様が、私の前でだけはこんなに可愛らしい。……世界中を敵に回しても、私だけは貴方の味方ですわよ」
ゴーレムトラックの小さな灯りの中で、二人の影が静かに重なりました。外の世界の残酷な喧騒も、背負った4万3千の重みも、今この瞬間だけは、互いの肌の温もりの中に溶けて消えていきました。
そのころ王都では?
ゴーレムトラックの中で二人が静かな時間を共有しているそのころ、王都は開国以来の、いや、歴史上例を見ないほどの大パニックに陥っていました。
王都:阿鼻叫喚の議事堂
深夜にもかかわらず、王城の会議室には明かりが灯り、有力貴族や軍の幹部たちが血走った眼で怒号を飛ばし合っています。
情報の錯綜: 「騎士団三万が全滅だと? 馬鹿な、魔法の通信ミスだろう!」「いや、偵察に出した伝令も戻らん! ルミナス・ヴァレーの境界線から先は、ただの『静寂』が広がっているだけだ!」
権力者たちの恐怖: 黒鉄商会を通じて私腹を肥やしていた上位貴族たちは、自分たちが差し向けた軍勢が「一人も戻らない」という異常事態に、震えが止まりません。
「肥料」の噂: どこから漏れたのか、「殺された連中はすべて畑の肥やしにされた」という真偽不明の噂が広まり、騎士団の家族や平民たちの間に絶望と困惑が広がっています。
崩壊する王権
国王は玉座に深く沈み込み、青ざめた顔で報告書を見つめていました。王国の最強戦力であった「王国騎士団」三万が、たった一晩で、それも実態の掴めない「五百人の農兵」と「二人の男女」に消された。この事実は、王国の武力による支配が完全に崩壊したことを意味していました。
「……怪物だ。ルミナス・ヴァレーには、神か、あるいは魔王が降臨したのだ」
動き出す「不条理」の残党
混乱に乗じて、これまで虐げられていた下級貴族や、商会に利権を奪われていた商人たちが、現体制を打倒しようと暗躍を始めています。王都は今、外敵ではなく、内側からの崩壊という「不条理の清算」が始まろうとしていました。
一方、ゴーレムトラックの車内
王都が燃えるような混乱に包まれているとは露知らず(あるいは知っていても興味もなく)、トラックの車内には穏やかな時間が流れています。
シゲルの胸の中で、マリアは彼の髪を優しく撫でながら、ふと窓の外の遠い空を見つめました。
「シゲル……。王都の空が、なんだか騒がしいようですわ。不条理が断末魔を上げているのかしら? ……まあ、あのような場所、もうどうなってもよろしいですわね。今の私には、貴方の鼓動の音の方が、よっぽど重要ですわ」
マリアはそう言って、再びシゲルを強く抱きしめました。
次は3千人くらいの街で困った所は無いか?
シゲルはマリアの温もりを感じながら、おもむろにダッシュボードの魔導パネルを操作した。 **『広域サーチ』**の精度を上げ、次なる目的地を絞り込む。
「……人口3千人規模の街、か。それくらいの規模が一番、不条理の標的になりやすいからな」
魔導パネルにいくつかの反応が浮かび上がる中、シゲルの指が一箇所で止まった。
次の目的地候補:湖畔の街「レイクサイド・ポリス」
状況: 人口約3,200人。美しい湖に面した観光と漁業の街。
不条理の兆候: 本来、豊かなはずのこの街が、最近「深刻な飢餓」と「謎の疫病」に苦しんでいるという情報。
原因の推測: 上流にある「宗教都市」が、聖なる儀式と称して湖の水を独占し、有害な儀式廃水を流している疑い。
「……ここだ。水の独占と汚染。典型的な、力を持つ者による弱者への蹂躙だな」
マリアはシゲルの指先を見つめ、キリッとした表情で頷いた。
「まあ……。命の源である水を汚し、自分たちだけが聖域に浸るなど、なんて度し難いゴミ(不条理)ですの。おーっほっほ! シゲル様、次は『水の浄化』と『偽聖者の掃除』が必要なようですわね」
シゲルは再びトラックのハンドルを握り、ゆっくりとアクセルを踏み込んだ。 先ほどまでの弱気な影は消え、その瞳には再び、不条理を砕く守護者の冷徹な光が戻っている。
「行こう、マリア。その3千人を、今度は救いに行く」
「ええ、どこまでも。愛着とバレットを込めて、お供いたしますわ!」
宗教都市を実力で殲滅 司祭や大司祭 枢機卿は捕縛尋問 回復のループを5回ほどしてから改心を促して処刑
シゲルはアクセルを踏み込み、ゴーレムトラックを上流の宗教都市「ヘヴンズゲート」へと直行させました。
「救いという言葉で人を殺す奴らに、慈悲はいらない。……殲滅だ」
1. 宗教都市の殲滅
白亜の壁に囲まれた都市に対し、シゲルとマリアはトラックから降りることなく術理を展開しました。
殲滅: 結界を誇る神殿騎士団に対し、**『ピュリフィケーションバレット(2の9乗)』**を投下。聖なる光を騙る彼らを、真の浄化の光が物理的に消し去っていきます。防衛兵力は瞬く間に霧散し、独占されていた水門は破壊され、澄んだ水が下流のレイクサイド・ポリスへと流れ出しました。
2. 枢機卿らの捕縛と絶望のループ
シゲルは逃げ惑う司祭、大司祭、そして豪華な法衣に身を包んだ枢機卿を**『アイスバレット』**で氷漬けにし、広場に引きずり出しました。
「おーっほっほ! 貴方たちの言う『神の試練』、今ここで存分に味わわせて差し上げますわ!」
マリアが冷酷に微笑み、シゲルの指示通り「執行」を開始します。
破壊と再生のループ: **『ストーンバレット』で四肢を砕き、命の限界まで追い詰めた直後、シゲルの『ホーリーバレット(高出力回復版)』**を撃ち込みます。
肉体が瞬時に再生し、痛みの記憶だけが魂に刻み込まれる。これを正確に5回繰り返しました。
3. 改心と処刑
5度の死線と再生を繰り返した枢機卿たちは、もはや高慢な言葉を失い、泥にまみれて泣き叫びながら自らの罪(水の汚染、横領、信徒への虐待)をすべて白状しました。
「……自分たちが汚した水の味、忘れるな」
シゲルは彼らが恐怖によって完全に屈服し、改心(あるいは精神の崩壊)を遂げたことを確認すると、感情を排した声でマリアに告げました。
「処刑しろ。肥料にする価値もないが、大地へのせめてもの償いだ」
「承知いたしましたわ。……さようなら、偽りの聖者様たち。次はまともな土にでもおなりなさいな」
マリアが放った一撃により、腐敗の根源はすべて消滅。その残骸は浄化され、下流へ流れる水の糧として大地に吸い込まれていきました。
ヘヴンズゲートにゴミが残っていないかサーチ
シゲルはゴーレムトラックのエンジンを切らず、車窓から白亜の廃墟となった「ヘヴンズゲート」を見据えたまま、**『広域サーチ』**を最大出力で展開しました。
「マリア、念のためだ。この手の組織は、地下に醜い執着を隠していることが多い」
1. 徹底的な走査
シゲルの魔力が都市の隅々、石畳の隙間から大聖堂の地下深くまで浸透していきます。
地上の「ゴミ」: 殲滅時に撃ち漏らした残党や、隠し通路に潜んでいた司祭たちの反応を数件捕捉。
物質的な「ゴミ」: 偽りの聖典、洗脳用の薬物、そして信徒から奪い上げた金品の隠し場所を特定。
2. 地下の「禁忌」の発見
サーチの波動が、大聖堂のさらに数層下、厚い鉛の板で遮蔽された空間を捉えました。
実験体: 疫病の「苗床」として利用されていた、変わり果てた姿の市民たち数名。
汚染源: 湖を汚していた毒素の濃縮プラント。
黒幕の影: 枢機卿たちのさらに上にいた、王都の「研究者」らしき不穏な魔力の残滓。
シゲルの隣で、マリアがその冷徹なサーチ結果を共有し、不敵に微笑みました。
「おーっほっほ! まだ地下にネズミが数匹、それと見るに堪えない汚物が残っておりますわね。……シゲル、このまま『完全清掃』に移ってもよろしいかしら?」
「研究者」を探す。生き残っている実験体を助ける ごもを駆除した後 【完全消去】 地下の実験場ごと、建物すべてを**『ストーンバレット』**で埋め立て、物理的に消滅させる 市民に毒されている奴がいないか サーチ
シゲルはトラックのドアを蹴り開け、無機質な瞳で大聖堂の残骸を睨み据えた。
「マリアさん、残党を片付けますよ。苗床にされた者たちを救い出し、ゴミを根こそぎ消去しますよ」
1. 「研究者」の追跡と残党の駆除
シゲルは**『広域サーチ』**を絞り込み、地下の隠し通路を逃走しようとする「研究者」の反応を捉えた。
駆除: 研究者と護衛を**『アイスバレット』で逃げ場のない通路ごと凍結。命乞いを聞く間もなく、マリアが放った『ストーンバレット』**が氷ごと彼らを粉砕した。王都から来たという研究者の傲慢な知識も、この場所でただの塵となった。
2. 実験体の救出と浄化
鉛で遮蔽された最深部の独房を破壊し、シゲルは変わり果てた姿で拘束されていた市民たちを助け出した。
救済: 疫病の苗床にされていた彼らに**『ピュリフィケーションバレット(2の9乗)』を放つ。体内の毒素、呪い、そして絶望を物理的に浄化し、傷ついた肉体を『ホーリーバレット』**で瞬時に再生させた。
「……もう大丈夫だ。ここは終わる」
3. 【完全消去】:地下実験場と建物の消滅
救出した人々をマリアが安全な場所まで搬送すると、シゲルはヘヴンズゲート全域を術理の射程に収めた。
埋め立て: 『ストーンバレット(2の9乗)』。空から降り注ぐ巨大な岩の弾丸が、大聖堂を、地下の実験場を、そして呪われた儀式プラントを跡形もなく押し潰した。
さらに**『ソイルバレット』**を重ね、粉砕された瓦礫の隙間を土で埋め尽くす。かつて宗教都市があった場所は、わずか数分で何もない、平らな更地へと変貌した。
4. 市民へのサーチ
シゲルはそのまま、下流のレイクサイド・ポリスに向けてサーチの波動を飛ばした。
結果: 水源汚染の影響により、約4割の市民に毒素の蓄積と疫病の初期反応を確認。放置すれば数日で手遅れになる者が数百名いる。
更地となった跡地に、マリアが静かに降り立ちました。
「シゲル、上のゴミはすべて片付きましたわ。……ですが、下の街の方々はかなり深刻なようですわね。このままトラックを飛ばして、3千人まとめて『大掃除(浄化)』して差し上げます?」
市民に思想が洗脳されている者 ゴミ予備軍 がいないかサーチ 大浄化
シゲルは更地となったヘヴンズゲートの跡地に立ち、その指先にこれまでとは比較にならない密度の魔力を収束させた。
「マリアさん、残党を片付けますよ。苗床にされた者たちを救い出し、ゴミを根こそぎ消去しますよ。……出力は『2の20乗』まで引き上げます」
1. 宗教都市(人口5万人規模)の殲滅
「ヘヴンズゲート」の巨大な白亜の建造物群を、シゲルの術理が包囲した。
殲滅: 『ピュリフィケーションバレット(2の20乗)』。100万発を超える浄化の弾丸が、空を埋め尽くす光の壁となって降り注いだ。5万規模の都市を支えた石造りの神殿も、傲慢な神殿騎士団も、遮蔽物ごと分子レベルで分解され、一切の抵抗を許さず沈黙した。
残党駆除: 地下の隠し通路を逃走しようとする王都の「研究者」と護衛を**『アイスバレット』で瞬時に凍結。直後、マリアの『ストーンバレット』**が氷の結晶ごと彼らを粉砕し、この世から抹消した。
2. 禁忌の実験場の救出と消去
鉛で遮蔽された地下最深部で、疫病の苗床にされていた市民たちを発見・救出した。
救済: 極限まで出力を高めた**『ピュリフィケーションバレット』を、一人ひとりの魂にまで届くよう繊細に調整して放つ。体内の毒素だけでなく、こびりついた恐怖の記憶すらも物理的に浄化し、『ホーリーバレット』**で肉体を完全に再生させた。
【完全消去】: 救出完了後、シゲルは**『ストーンバレット(2の20乗)』を投下。空から降る巨大な質量が、地下実験場を含む都市の全構造物を地中の底まで押し潰し、『ソイルバレット』**で完全に埋め立てた。かつて都市があった場所は、数分で「最初から何もなかったかのような」真っ平らな更地へと変貌した。
3. 下流の街「レイクサイド・ポリス」の大浄化
シゲルはそのまま、下流にある人口3,200人のレイクサイド・ポリス全域を、再定義された術理の射程に収めた。
全域大浄化: 再び放たれた**『ピュリフィケーションバレット(2の20乗)』**の光が、街全体を優しく、しかし不可避に包み込んだ。
3,200人の肉体から疫病の根源を完全に分解。
脳内に植え付けられた選民思想の洗脳術理を、精神の深層まで一掃。
混乱に乗じて物資を隠匿していた「ゴミ予備軍」に対しては、その悪意をあぶり出す衝撃として作用し、彼らを街の広場に無力化状態で晒し出した。
4. 終結
爆風すら残さない静寂の中、マリアがシゲルの隣で深々と一礼した。
「おーっほっほ! 100万倍の浄化……まさに神業ですわね、シゲル様。上の5万も、下の3,200人も、これ以上ないほど綺麗に『清掃』完了いたしましたわ」
シゲルは無機質な瞳で更地を、そして澄み渡った湖を見下ろした。 「……ゴミ一つ残っていない。ここからは、彼ら自身の足で歩かせる」
悪意を再度探す。ゴミは根こそぎ掃除 悪党の資金資産を回収 悪意が無かったら 街でパンとエールを大量補給
シゲルは更地となったヘヴンズゲートの跡地に立ち、その視線を下流のレイクサイド・ポリス、そして消滅した宗教都市の「深層」へと向けました。
「マリアさん、残党や隠し資産、そして街に潜む悪意を再度探しますよ。ゴミは根こそぎ掃除します。……不条理を肥やしにしていた資産も、すべて回収しますよ」
1. 悪意の再探索と徹底駆除
シゲルは**『広域サーチ(2の20乗)』**を、物理的な空間だけでなく、人々の精神の暗部や次元の隙間にまで浸透させました。
潜伏するゴミの駆除: 埋め立てられたヘヴンズゲートの残骸の下、次元の隙間に逃げ込もうとしていた大司教の隠し子や、人体実験に加担していたお抱え商人たちを特定。シゲルが指を鳴らすと、地中から突き上げた**『ストーンバレット』**が彼らを粉砕し、完全に消滅させました。
街の「悪党」の清算: レイクサイド・ポリス内で、浄化後もなお「どうにかして利権を維持しよう」と画策していた汚職役人や闇ギルドの残党を捕捉。彼らの脳内の悪意をバレットで焼き切り、完全に無力化して広場へ転がしました。
2. 資金・資産の強制回収
シゲルはサーチで特定した、宗教都市が周辺諸国から搾取し、秘密の金庫室に隠匿していた全資産を**『アイテムボックス』**に吸い込みました。
回収資産: 山のような金貨、宝石、他国の弱みを握った公文書、そして不条理な契約書。
「これらは後で、ルミナス・ヴァレーや被害を受けた街の再建費用に充てる」
3. 街の完全な「無害化」確認
再度、街の3,200人をサーチ。今度は一人として「他者を踏みにじろうとする意図」を持つ者は残っていません。恐怖と洗脳から解放された市民たちは、ただ困惑と、戻ってきた健康な体に涙を流していました。
4. 報酬と補給:パンとエールの宴
「シゲル様、街の空気から濁りが一切消えましたわ。……おーっほっほ! 本当に、綺麗さっぱり清掃完了ですわね」
マリアが満足げに微笑むと、シゲルはトラックの荷台を解放しました。
大量補給: ルミナス・ヴァレーから持ち込んだ、あの「肥料」の力で育った最高級の小麦を使った焼きたてのパンと、冷えたエールの樽を次々と街の広場に並べました。
振る舞い: 飢えていた市民たちに、白いパンと芳醇なエールが惜しみなく配られます。
「……食え。これはお前たちが奪われていた分だ。不条理はもう、どこにもない」
5. 出発の準備
市民たちが食事に夢中になり、生きる活力を取り戻していく様子を背に、シゲルとマリアは再びゴーレムトラックの運転席へと戻りました。
「マリアさん、行きますよ。次のゴミが、どこかでまた不条理を撒き散らしている」
「ええ、シゲル。貴方がハンドルを握る限り、私はその隣で、あらゆる不浄を撃ち抜いて差し上げますわ!」
その前にマリアさんのおっぱいとお尻を吸いたい
シゲルはトラックのシートを倒し、潤んだ瞳でこちらを見つめるマリアを真っ直ぐに見つめました。
「……マリアさん。出発の前に、その……あんたの全部を、吸いたい」
マリアは一瞬、呆気にとられたように瞬きをしましたが、すぐにその頬を薔薇色に染め、艶やかな溜息を漏らしました。
「おーっほっほ……! シゲル様ったら、浄化の次は私を『吸い尽くす』おつもりですの? 本当に、不条理なほどに強欲な方……。ですが、そんな直球な欲求、嫌いではありませんわ」
マリアは自ら法衣のボタンを一つ、また一つと外し、豊満な胸元と、気高くも肉感的な曲線美をシゲルの前にさらけ出しました。
「さあ、存分に召し上がれ。私のこの身体も、魂も、すべては貴方の所有物なのですから。……誰にも邪魔されないこの空間で、私を隅々まで清掃してくださるのを、ずっと待っておりましたのよ」
シゲルは、聖女としての気高さと、一人の女としての情熱を剥き出しにしたマリアの身体を、貪るように抱きしめました。




