第4話 霧が晴れた後に
戦いが終わった午後。
霧は完全に晴れ渡り、夏の日差しが戦場を照らしていた。
伊達政宗が、馬を降りてその場所に立った。
彼の独眼が見つめる先には、信じがたい光景があった。
無数の銃弾を受けながら仁王立ちで死んでいる男と、その隣で端然と正座をしたまま絶命している男。
二人の遺体は、神々しいまでの威圧感を放ち、周囲の兵たちは誰も手を触れることができずにいた。
「……あっぱれだ」
政宗は、扇子を閉じて深く頭を下げた。
「これこそが、武士の本懐。……誰かある! この二人を手厚く葬れ。決して首を粗末にするな!」
敵味方関係なく、その場にいた全ての者が、二人の英雄に礼を捧げた。
歴史の表舞台からは消えゆく運命。
だが、その瞬間、二人は間違いなく天下を掴んでいた。
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