双璧の槍 ―笹と亀―
最終エピソード掲載日:2026/02/23
戦国乱世、数多の英雄が覇を競った時代。
歴史の表舞台には記録されなかった、二振りの「最強の槍」があった。
一人は、可児才蔵(かにさいぞう)。
主君を次々と変え、組織に縛られず、討ち取った敵の首に笹を含ませて戦場を駆けた「野生の槍」。
一人は、後藤又兵衛(ごとうまたべえ)。
忠義に生きるも主君に疎まれ、奉公構(ほうこうがまえ)という名の鎖に繋がれながら、牙を研ぎ続けた「理性の槍」。
「カニ」と「亀」。
対極の生き様を選んだ二人が交錯したのは、若き日の京の竹林と、乱世の終わりを告げる大坂の陣――その二度だけだった。
これは、畳の上での大往生を夢見た男が戦場で仁王立ちとなり、
戦場での死を宿命づけられた男が静寂の中で正座して散るまでの、
魂の物語。
霧深き道明寺の戦いで、歴史が隠した「真実の友情」がいま、明かされる。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
歴史の表舞台には記録されなかった、二振りの「最強の槍」があった。
一人は、可児才蔵(かにさいぞう)。
主君を次々と変え、組織に縛られず、討ち取った敵の首に笹を含ませて戦場を駆けた「野生の槍」。
一人は、後藤又兵衛(ごとうまたべえ)。
忠義に生きるも主君に疎まれ、奉公構(ほうこうがまえ)という名の鎖に繋がれながら、牙を研ぎ続けた「理性の槍」。
「カニ」と「亀」。
対極の生き様を選んだ二人が交錯したのは、若き日の京の竹林と、乱世の終わりを告げる大坂の陣――その二度だけだった。
これは、畳の上での大往生を夢見た男が戦場で仁王立ちとなり、
戦場での死を宿命づけられた男が静寂の中で正座して散るまでの、
魂の物語。
霧深き道明寺の戦いで、歴史が隠した「真実の友情」がいま、明かされる。
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
序章
霧の道明寺
2026/01/30 07:10
第一章 鴨川のあぶれ者
第1話 京の茶屋、酔いどれと若武者
2026/01/31 07:10
第2話 竹林の決闘、見えざる刃
2026/02/01 07:10
第3話 横歩きのカニ、直進の亀
2026/02/02 07:10
第二章 渡り鳥と番犬
第1話 雨の日の傘、晴れの日の槍
2026/02/03 07:10
第2話 黒田の赤備え、一番槍の孤独
2026/02/04 07:10
第3話 遠雷の噂
2026/02/05 07:10
間話 名槍「日本号」の嘆き
2026/02/06 07:10
第三章 笹の葉と銀の亀
第1話 決戦前夜、霧の中の殺気
2026/02/07 07:10
第2話 笹の首実検
2026/02/08 07:10
第3話 焼け野原の再会
2026/02/09 07:10
間話 家康の溜息
2026/02/10 07:10
第四章 錆びゆく刃、疼く魂
第1話 広島の師、空虚な平穏
2026/02/11 07:10
第2話 奉公構、乞食武者
2026/02/12 07:10
第3話 脱走、西へ
2026/02/13 07:10
間話 大坂城の女たち
2026/02/14 07:10
第五章 月下の杯、無言の槍
第1話 五人衆と一匹狼
2026/02/15 07:10
第2話 真田丸の攻防、阿吽の呼吸
2026/02/16 07:10
第3話 最期の酒
2026/02/17 07:10
間話 真田幸村の遺言
2026/02/18 07:10
第六章 双璧、霧に散る
第1話 道明寺、修羅の道
2026/02/19 07:10
第2話 笹の才蔵、仁王立ち
2026/02/20 07:10
第3話 後藤又兵衛、戦場の座禅
2026/02/21 07:10
第4話 霧が晴れた後に
2026/02/22 07:10
終章 広島、風の便り
2026/02/23 07:10