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1.英雄の苦悩

数ある作品の中から本作品をご覧いただきありがとうございます!

本編のネタバレも含みますのでよろしければ本編を先にご覧いただけると嬉しいです!

シリーズ設定しているのでそちらからどうぞ♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1話長めです。

 私はアリサ・カーライル、26歳。今から約3年前、謎の美青年に人違いで攫われて異世界に渡って来た。本当はもっと抵抗できただろうに、西洋系の整った顔立ちにボブのブロンドヘアー、エメラルドグリーンの瞳という何かの乙女ゲームから飛び出したかのようなイケメンに私は惑わされて、今思えばホイホイとついて来てしまったのだ。ただそれは結果的に正しかった。連れ去られてから色々大変なこともあったけれど、私はフェアリーアイとしてこの世界を救い、皆から英雄と称されるようになった。そればかりか私をこの世界に連れてきた張本人であるとんでもない美青年ことカイト・カーライルとこの間めでたく結婚し、この先の人生は幸せ行きが確定したところである。


 幸せ行きが確定…。


「おはよう、アリサ。丸1日寝込んだ気分はどうだ?」

「あっ、ええっと、その…」


 気が付いたら私は自分の家のベッドで寝かされていて、寝起き早々カイトに詰問されていた。ちなみに今までは国王陛下の食客として王城の一室を間借りして生活していたのだが、世界を救った褒美と結婚祝いを兼ねて王城の敷地内に私のための豪邸が建てられていた。結婚式と新婚旅行が終わった後にすぐ引っ越しをして、今はカイトと一緒にこの家に住んでいる。何と言うか、国王陛下も妃殿下もこの国のお姫様だったサリア様に瓜二つの私を実の娘のように可愛がってくれるのは大変ありがたいのだけれど、時折その愛が過剰な気もして恐縮してしまう。


(小さい家で良かったんだけどなぁ)


 よく日本の家は海外からはウサギ小屋と揶揄されるが、私としてはウサギ小屋で何が悪いと思ってしまう。小さい家は掃除が楽だし暖房効率が良い。無駄に部屋数があるよりよほど良いではないかと言い返してやりたい。ただ豪邸に住む人々は使用人を雇っているから掃除の手間なんて考えていないし、それほどお金を持っているなら暖房効率だって考えなくて良いのだろう。悲しいことにこの豪邸も同じような事態になっており、元々ブルジョアのカイトは何とも思っていないようだが、元庶民の私としては感覚が狂いそうで怖い。


 閑話休題。思わず現実逃避をしてしまったが、カイトのお説教の最中である。彼はいつの間にかベッドに腰掛け、その両手を私の枕元に乗せていた。私の頭は左右を腕で挟みこまれた上、カイトが覆い被さるような態勢を取っているので、目の前には彼の端正な顔があった。通常時なら良い意味でドキドキしているであろう状況だが、今この時においては緊迫した雰囲気が漂っている。


「俺、この間もう自分の力を過信したらいけないと言ったよな?」

「はい、言われました…」


 元々フェアリーアイだった私は莫大な魔力量と無属性魔法、そして風、土、雷、水、火、光、闇の全属性魔法を扱うことができ、魔法を発動させるのに必要なフェアリーの存在も見えていたのだが、世界を救った時にフェアリーアイの力を失い、今はフェアリーも見えなくなったし、一般人に毛が生えたくらいの魔力量と無属性魔法、それから光と闇の属性魔法しか使えなくなっている。なおこの国では闇属性魔法を使用することは禁じられているため、実際使える属性魔法は光のみである。


 ちなみにカイトとそういう話になったのは本当についこの間のことだった。この世界を救ってから1年は色々と忙しかったのだが、結婚式も新婚旅行も終わりほっと一息ついた頃、自分はこれから何をすれば良いのだろうとあれこれ考え、カイトに相談していたのだ。


「ゆっくりすれば良いじゃないか」

「んー、でもずっと休んでいるのもあれだし、何か働こうかなって」

「俺、君を食べるのに困らせるつもりはないよ」


 彼は近衛兵団の兵士であり、元々私がフェアリーアイだった頃は専属護衛でもあった。そしてそれはフェアリーアイでなくなった今も継続中で、英雄としての公務(?)の際には彼が護衛に就く。国王陛下や妃殿下の護衛と同じくらい英雄の護衛は重要任務らしい。公私混同では?という疑問はそっと胸に伏せている。


 なお彼のお父様は現近衛兵団団長のシノーラスさん、彼のお祖父様は元近衛兵団団長のヴィンセントさんという方で、決して世襲制ではないのだが、順調に出世をすればカイトも団長を任される可能性は大いにある。要は出世株なので食べるのに困るなんて露ほども思っていない。それに私自身フェアリーアイの頃からの報酬金が貯まりに貯まっており、それこそ死ぬまで遊んで暮らせるだけの資産はある。


「食べるのに困るとは少しも思っていないわ。でもずっと家に籠りっぱなしというわけにもいかないし。もし入れるなら奇跡兵団に入団して調査団の一員にでもなろうかなって」


 この国には歩兵団、騎士兵団、魔法兵団、奇跡兵団、近衛兵団の5つの兵団で軍が構成されている。奇跡兵団は光属性を扱える者が所属する部隊で、その属性魔法の特性上、治癒や能力強化などの後方支援を担当する。


 元々この国は国外の不毛の地と呼ばれる場所から魔物が定期的に襲撃に来ており、その魔物討伐のために軍が存在していた。しかし私が世界を救った際に敵は全て屠ったため、彼らは国の治安維持以外の仕事が無くなってしまった。そこで国王陛下は敵のいなくなった未踏の地に各兵団を派遣して調査を行うことにしたのである。始まったばかりの試みだが、国では見かけない植物や新たな迷宮の存在などが確認されており、まだまだ兵団の存続意義はありそうだった。


 余談だが以前に私たちは不毛の地の一部を探索したことがある。しかし調査団の報告を聞きかじった限りでは随分と様変わりしているようだった。世界を救ったあの日、この世界の男神メタクシーと女神イヒネイカが不毛の地を神の御業で一変させていたので、呪われた地ではなく私たちが住める土地にガラリと変わっているのかもしれない。


 私がカイトに調査団の一員になることを打診した際、彼は首を横に振った。


「駄目だ」

「何で?危険だから?」


 それとも私が英雄だからだろうか。


「調査自体が危険だからというのは勿論ある。だけど1番の理由は君が未だにフェアリーアイの時の感覚のままで危なっかしいからだ」

「うっ、確かに」


 ぐうの音も出ないほどの正論だった。フェアリーアイでなくなってから1年以上経った今でも、私はつい光属性以外の属性魔法を発動させようとしているし、今の魔力量以上のことをしようとしてしまう。


「アリサ。君がフェアリーアイとしてどれほど努力や研鑽を積み、この世界に貢献したのかは間近で見てきた俺が1番よく分かっている。けれどもう自分の力を過信してはいけない。今の君は自分の力を過不足なく見極める必要がある」

「…うん、分かった」


(そう言われていたのに…)


 昨日城下町にぶらりと1人で出かけた時だった。何か騒ぎになっていたので気になって見に行ったところ、尖塔の屋根に猫が登って降りられなくなっていた。何人かが上階の窓から屋根によじ登って救出しようと試みてはいるものの、上手くいかず手をこまねいている。それで私は近くにあった箒を拝借して浮遊魔法を使って意気揚々と空を飛んだ。


「ほら、こっちおいで」

「シャー!!」


 残念なことに猫はパニックに陥っているのかなかなか捕まろうとしてくれなかった。何とか大人しくなってから助けたかった私はそこに大分時間をかけたのだが、みるみるうちに浮遊魔法で魔力は減っていき、結局最終的には実力行使に出た。


「シングラティシーフォトス―光の拘束―」


 拘束した猫が尖塔から転げ落ちる前に何とかキャッチしたところで魔力が枯渇してしまい、私の意識はそこで途絶えていた。


 カイトは少しずつ顔を近づけながらなおも私を追及する。


「今回は周りに人がいたから良かったけれど、そのまま転落死してもおかしくない状況だった」

「仰る通りです」

「魔力切れ自体、最悪命に関わると言ったはずだ」

「存じております」


 彼は手から肘立ちに変更した。いよいよもって顔が近い。


「危険なことはしないという約束は忘れたのか?」

「忘れたわけじゃないの。ただ…」

「ただ?」

「まだいけるって思っちゃった。本当にごめんなさい」


 誤魔化しても仕方がないので正直に答える。カイトは深く溜息を吐くと自分の腕に顔を埋めてしまった。どうやら私は彼を深く失望させてしまったらしい。


「カイト、心配かけてごめんなさい」

「…反省している?」

「物凄く」


 カイトは自分の腕に頭を預けたまま私を見つめる。今度は顔がすぐ横にあった。その目は憂いを帯びている。


「悪いと思っているなら今後飛行禁止」

「分かった」


 元々この世界の人々は空を飛ばない。すぐに魔力切れを起こすからだ。私がフェアリーアイだった頃はあまりある魔力により制空権を握っていたが、今はそうではないので彼の言う通り飛ばない方が賢明だった。


「それから次に無茶をしたら王都でも護衛に就くから」

「…分かったわ」


 そもそも本来であれば国王陛下や妃殿下と比肩するほど重要人物となってしまった私は、プライベートでも王城の敷地外に出た段階で護衛が就く予定であった。しかしそれはあまりにも窮屈だったので猛反対した結果、王都を出歩く際の護衛は免除されていたのである。


(次にというカイトの優しさを無下にしないようにしなければ)


 猛反対した際に「王都でも護衛に就くなら家から出なくなると思う」という旨を切実に訴えていた。ただあてもなくふらっと町に出たい時に、護衛のためにカイトの手を煩わせるのは非常に忍びない。それに私はプライベートなのに彼は仕事なのだ。英雄としての公務(?)をしている際の護衛ならまだしも、いよいよもって私の方が頭の切り替えができず公私混同をしてしまいそうだった。それなら極力家から出ない方がマシだと思ってしまう。陛下もカイトもそんな私を慮ってくれて自由は確保されたけれど、今後も心配をかけてしまうなら彼の言う通りにせざるを得ないだろう。


「大体アリサは魔力切れを起こしすぎなんだ。もっと身体が送ってくる危険信号に従って」

「そうね、気を付ける」


 本当なら魔力切れを起こす一歩手前のところで身体が危険信号を送ってきて、猛烈な眠気や倦怠感などに襲われる。ただカイトには心配させたくないので言わないが、私は過集中などでそもそもその危険信号を感じていない時があるため恐らく一線を越えやすいのだと思う。魔力の残量は把握できているので何とか自制するしかない。

 カイトはいつの間にか添い寝の態勢になっていた。


「結婚してすぐに男やもめなんて絶対御免だから」


 そう言うと切ない表情をしながら私を抱き締めてきたので、私も彼の背に腕を回す。カイトが過剰に心配してくるのも無理はなかった。私は何度彼の目の前で死にかけたか分からないし、何なら本当に1回死んでいる。ちなみにカイトも1度瀕死の重傷を負っているし、実際1回死んでいる。そういう過去があるので、私たちはお互いの死に物凄く敏感になっていた。


「うん、ごめんね。もうこんなことがないようにする」

「約束して」

「約束する」


 私はカイトに約束の証として口づけをした。彼は少し安心したようだが、私は既に約束を反故にしてしまっている過去があるので、この手に関する信用があまりなかった。何とかこの先の人生でその信用を取り戻さねばならない。

 カイトは愛でるように私の頭を撫でる。


「調査団のことにしろ今回のことにしろ、君がもう身体をはる必要なんてどこにもないんだ」

「そう、だね」


 分かっている。フェアリーアイとしての役目を終えた今、私にできることはほとんどない。英雄なんて称されて担ぎ上げられているけれど、実際はもうただの一般人とさほど変わらない力しか持っていないのだ。フェアリーアイでなくなったことは後悔していないけれど、その内実の伴っていない感じが堪らなく嫌になる時がある。以前の自分と比較して焦ったり歯痒かったり、もどかしい気持ちになってしまう。それがいつまでも私を元の感覚のままでいさせるし、少しでも取り返そうとしている自分がいるのだと思う。

 私の歯切れの悪い返事にカイトは眉尻を下げる。


「一体何に悩んでいるんだ?」

「…フェアリーアイだった頃の自分と今の自分の差を埋めたいんだと思う」


 私はここ最近の悩みを吐露する。カイトは真剣な表情で話を聞いてくれた。


「話してくれてありがとう。つまり今アリサはできることよりもできないことを指折り数えている状態ということだな」

「まぁ、そういうことかな」

「あの時もう少し深く話していれば良かった、すまない」

「あの時?」

「調査団の話をした時だ」

「ああ、あの時。でも別にカイトが謝ることなんて何1つないじゃない」


 申し訳なさそうな顔をしていたので私が慰めるように頬に触れると、彼はその手を優しく握って言った。


「今のアリサにフェアリーアイの力がなくとも、この世界を救ったという事実は変わらない。君は間違いなく英雄であり、内実が伴っていないなどと焦る必要は本当はどこにもないんだ。何ならこの先の人生ずっとのんびり遊んで暮らしていたって構わない。だけどきっと君はそんな慰めや説得じゃ満足しないんだろう?」

「うん、まぁそうね…」

「本当に真面目だなぁ、俺の奥様は」


 握っている私の手に頬ずりをしていたかと思えば、カイトはいつの間にか手のひらに唇を這わせていた。先ほどまでの張りつめた雰囲気はどこへやら、色気たっぷりのその仕草に私は一気に紅潮して思わず手を引っ込める。


「な、何を!」

「ん?愛おしかったから」


 衒いのない微笑みでそんなことを言ってくるものだから私はドギマギしてしまう。


「い、今真剣な話しているの!」

「分かっている。だけど俺が君を愛していて、傷つけるつもりはないということを先にしっかり理解しておいてもらわないと」

「どういうこと?」

「アリサ、今から少し辛辣なことを言う」


 今度は彼が慰めるように私の頬に触れた。


「自分でも分かっていると思うけれど、今の君が魔法で前の君を越えることは不可能だ。女神の御業はまだ使えるかもしれないが、それ以外はフェアリーアイだった頃の君が圧倒していて、その差を埋めることは絶対にできない」


 私は目を伏せた。カイトの言う通りだ。分かっていたことには違いないが、自分以外の人にそうはっきりと言われて、私は思いの外傷ついていた。彼はそれでも落ち着いて話を続ける。


「続きを聞いて。アリサがあの日、この世界に恒久の平和をもたらしてみせますと宣言した通り、この世界は平和になった。平和な世の中に君がしたんだ。だからもうこの世界にはフェアリーアイの力は必要ない。仮に君にフェアリーアイの力が残っていたとしても、無用の長物になっていただろう。つまりわざわざその差を埋める必要なんてどこにもないんだ」

「…そうやって考えたことなかったわ」


 目から鱗が落ちる思いだった。私はできなくなったことを必死に埋め合わせようとばかり考えていた。しかし、もうそこを目指す必要なんてどこにもなかったのだ。


「できなくなったことばかりを考えているからだ」

「…確かにそうね。フェアリーアイの影をいつまでも追っていた」


 カイトは目に見えて元気になってきた私を更に励ますように言葉を紡ぐ。


「アリサは過酷な使命を全うした。この先は自由なんだ。魔法でできることに囚われず、もっと君のやりたいことやできることをすれば良い」

「やりたいこと?」

「例えばヴィンセントは魔法薬調剤の筋が良いと君を褒めていたから興味があるならそっちの勉強をしても良いだろうし、ヴィンセントの宿が気になるなら手伝いをしたって良い」

「どっちも楽しそう」

「あるいは君の元の世界のアイデアをもっと広めたって良い。もらったガラスペンはとても嬉しかったし、和食も美味しい」

「それも面白いかも」


 先ほどまで感じていた鬱屈とした気持ちはどこかへ消え、代わりにワクワクしている自分がいた。


「君はきっと誰かを喜ばせることが好きだし、誰かの役に立ちたいと考えている。それはフェアリーアイの力がなくともできることだし、俺は今の君でも十分できることはあるはずだと思っているよ。だから焦らずゆっくり、自分のやりたいことをみつけたら良い」

「カイト、ありがとう。最近モヤモヤしていた気持ちが晴れたわ」

「それは何より」


(カイトに相談してよかった)


 まるで霧が晴れたようだった。

 私はお礼がしたくて、私の頬に触れている彼の手を取り、先ほどされたみたいに頬ずりをしてその手のひらにキスをする。自然と朗らかな笑みが零れた。


「愛おしいのお返し」

「…俺、今日はもう仕事休む。アリサと一緒にいる」


 カイトはひしと私を抱き締める。今はお昼過ぎだが、私が起きたら出勤するつもりだったのだろう。


「あなたはそんなことしない」

「どうかな。いま君に虜になる魔法をくらって骨抜きにされたから、こうして君を抱くことしかできそうにない」

「そんな魔法使ってない!」


 完全に甘えモードに突入していた。


「迷惑かけてごめんなさい。私のことは良いから早く仕事に行って」

「全然駄目、やり直し。そんなんじゃ仕事行く気にならない」


(やり直しって何!?)


「…お仕事休んだら食べるのに困っちゃうよ」

「1日2日休んだくらいで食べられなくなるような給料じゃない」

「帰ってきたら何でも言うこと聞くから!」

「え、本当?」


 カイトが物凄い勢いで食いついてきた。


「う、うん」

「分かった、じゃあ仕事に行く。楽しみだなぁ、何をしてもらおうか」


 そう言うとカイトは私に軽くキスをした。悪戯っぽく笑っている。私はこの笑みで迂闊な約束をしてしまったと思ったが後の祭りである。

 この夜、私は仕事から帰って来たカイトに散々甘やかに弄ばれるのだった。

初回なので少し説明文が多いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※「ら抜き」「ら入れ」「い抜き」などの言葉遣いに関しましては、私の意図したものもそうでないものもキャラ付けとして表現しております。予めご了承くださいませ。

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