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私の恋の相手は姉でした。  作者: 闇影 夜
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姉への誇り

可愛いよりカッコいいの方が合ってる

そんな気がした。

強くて憧れで自慢な姉。

地元民からも熱い応援や支援もあった。

対して私は引きこもりがちで、人とも関わる事も

なく。休みの日は家にいる事が多かった。

姉はそんな私に外の景色を沢山みせてくれた。

自分の知らない世界。

後悔するよりも先に見えない暗闇を進む。

自ずと世界は広がって見えた。

姉の背中はとても頼もしい。

その時初めて姉の凄さを改めて実感した時でも

あった。

泣き虫だった頃も、辛く落ち込んだ時も

誰よりも側に居たのは両親ではなく。

姉だった。

時には慰め、時には相談に乗ってもらい。

頼れるのは自分の中には姉しかいなかった。

そして心に恋が生まれた。

昔は気づかなかった感情。

今のこのドキドキはそれだと。分かった。

もしかしたら私の異変に姉は気づいてたのかも

知れない。

友達をなかなか作れなかった私を。私と気が合いそう

な子を連れてきて、仲良くさせてようとも

してくれた。

あんなにおせっかいな姉も姉らしくていいと思った。

共通の趣味の友達を無事見つけられたから。

今にとっては感謝しないと思う。

そう言った行動をしない姉だったら、

私は友達を作る機会も友達を作ろうともしなかっただろう。

私にとって大切で世界一大好きな姉。

誇れる自慢な姉。私もそうなりたい。

そんな人間になりたい。それが私の夢。

追いかけて、自分にしてくれた姉のようになりたいと思う。


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