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⑹『コロナ文学について』第六回ー進化ー
⑹『コロナ文学について』第六回ー進化ー
㈠
進化論を詳しく述べることはできないが、人間は進化するものだと、思っている。勿論、退化することもあるだろう、しかし、こういう、コロナという、未曾有の時期には、人間は生き延びる為の知恵を振り絞るし、其処に、身体的進化があると思われる。
㈡
進化論を、今の時代流にアレンジすれば、コロナ文学としては、進化文学である。まさに、小説を書くかの如く、人間は、未来に理想を見る訳である。その、小説的進化には、人類の希望が詰まっているのであって、我々はその希望に、導かれるかの様である。
㈢
例えば、マスクの、効果的発展により、人体をコロナから守る様な、形状のものが出来た場合、それは進化である。コロナ文学としては、その行く先を小説的に描いて見せることで、我々の指標となり、所謂、進化の度合いが増すということになるだろう。